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不思議なもので私たちは自分の意識を向けている先のものが現実化するのでタイトルのようなことが起こりやすいのです。
そういう男ばかりじゃないと知ってはいるのに、なぜかそんな男ばかりと出会ってしまうのです。
それはなぜ?そしてどうしていけばいいのでしょう?
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本もいっぱい買っちゃいました!
自分が30代半ばになり、考えることが増えた子どもについて聞いてほしいです。
数ヶ月前に別れた彼氏は子どもを欲しがっていました。付き合い始めてから私の婦人科系の病気が発覚し、間もなく振られました。
男性は何もできないのに子どもを欲しがるのが納得できないです。病気があってもなくても、絶対妊娠するわけじゃないのに。子ども子どもって欲しがる男がムカつきます。
それに今後付き合う人に、婦人科に通ってることを話すべきなのかも分かりません。それを理由に子どもが産めないと判断され振られるのかな、と思うと話す気がしません。だからって話さないままでいるのも、なんだかなぁと思います。
私の場合は妊娠しにくいと言われているだけで、やってみないと分からないです。
私自身はそこまで子どもを望んでいませんが、両親の喜ぶ顔がみたいなぁ、この私が親になったらどうなるのかなぁ、と考えることはあります。
理想は計画的な妊娠ではなく、相手と心から愛し合う時間を大切にして、その結果妊娠したらいいな、と思ってるんです。例え妊娠できなくても、しょうがないなって。
子どもはどちらでもいいよ、と言ってくれる男性を探せば解決する問題だと思いつつ、婚活してると子どもほしい男ばかりでムカつくと同時に悲しい気持ちになります。
(Mさん)
こういうお話を伺うと不思議だよなあと思うんですよね。
Mさんの出会う人は「婚活してると子どもほしい男ばかり」なんですね。
先日お会いした方は真逆のことを言ってました。「婚活してて出会う男は『子ども要らない』って人ばかりです。」と。
また、「できたらできたでいいし、いなくてもいいし」という男が多いのも知っています。
うちの読者様はマニアックな方が多いんですよね。
こうした出会いのお話を伺っていると「へえ、そんな男がいるんだ」と私が驚いてしまう人をよく見つけていらっしゃるんです。
「ようそんな男見つけてきたなあ。あんたもほんま好きやねえ」と言ってしまうわけですな。笑
その辺はさすが武闘派女子でいらっしゃいまして、たぶんノーマルな男は好みではないのでしょう。
一癖でももの足りず、二癖、三癖あるような奴じゃないとコーフンしないんでしょ?
やはりレアものに目がないんですかね?
ドラッグストアの限定商品買い漁ってたりしません?笑
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私たちの人間関係・出会いって「偶然」だと思うじゃないですか。
そういう見方もできるんですけど、でも、それでは説明できないことが多すぎるんですね。
それで「必然」という風に解釈した方が辻褄が合うことが多いのです。
自分の発してるエネルギー(周波数)というのがあって、それに同調する人たちが出会うことになっています。
100人のパーティに参加しても出会う人というのは限られていて、自然と輪ができたり、壁の花になったりしますけど、そこでなぜか引き合う人たちがいて、それは自分が発してるエネルギーによるんです。
また、意識を集中させるとそれが現実化するってのもありまして、モノよりも人間の方が反応が早いものです。
例えば、「沖縄いいよなあ」と思うようになるとなぜか沖縄好きな人との出会いが多くなり、街中でふと耳を澄ませば三線の音が聞こえてきたり、旅行代理店の「そうだ。沖縄、行こう。」というポスターが目に入ったりするようなこと、みなさん、経験ありませんか?
「男ってみんな浮気する!」とかたく信じ込んでいる女子は見事に付き合った男全員に浮気されていますし、「あたしはいつも2番手なの」と思い込んでいる女子は好きになる男が妻子持ちもしくは彼女ありだったりしますし、「野良猫愛好家」のみなさまは何もしなくても立派な野良猫君をペットにしたくなるものです。
自分の意識がそこに向くと、それが現実化するし、ときにはそれが世界のすべてだと思うようになるんです。
それでふだんから自立系武闘派女子のみなさまとわちゃわちゃしている私は「世の中には武闘派女子しかいないの?ふつうの女子は絶滅したの?」という思い込みを強く抱くようになり、結果、「筋金入りだねえ」「あんたも好きねえ」「さすが!」というコメントを多く発するようになっているわけです。
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ということで、ここまでお話してくるとMさんとしては「え?あたしが子どもを欲しい男たちを引き寄せてるってこと?」なんて発想も浮かんでいる頃でしょう。
どうやらMさんにとって「妊娠・出産・子ども」というところにエネルギーを流し込んでいるみたいですね。
それを出会う男のせいにしても何も前に進みませんので、Mさんにとっての妊娠・出産・子どもについてそろそろ本気で向き合ってみるのが良いのかもしれません。
Mさんに限らず人は「痛いところ」すなわち「弱点」は隠したくなるものです。
触れたくもないし、見たくもないし、できればスルーして生きて行きたいと思います。
ある人にとってそれはリーダーシップの問題だし、別の人にとってはお金の問題、またある人にとっては恋人を作ること。
痛いから見たくないのは分かるんですけど、やっぱ歯痛も放置してたらヤバいことになりますよね?さっさと歯医者さんに行った方がいいわけです。
で、そうして隠し通せたらいいんですけど、やっぱり傷がうずうず痛むのはイヤだし、そもそも何かの折に向き合わなきゃいけない事態も起きるので、逃げ切ることはなかなか難しいようです。
もちろん、仮に逃げ切れたとしたらのちのちひどい後悔に苛まれることもよくあることです。
でも、やっぱり痛いし、自分の弱さと向き合うのはイヤなので、スルーできないと思えば、人のせいにしたくなるものです。
男のせい、親のせい、元彼のせい、誰かのせい。
もちろん、それもまたほんとの意味で本心ではなく、痛み止めの薬みたいなものですから、ちゃんと虫歯を治療するまでは薬を飲み続けなければいけないし、だんだん耐性ができるので、どんどん強い薬を求めるようになります。
つまり、Mさんをもっと怒らせ、悲しませるような男を出現させるわけです。
そうして「そろそろその痛みと向き合った方がいいんじゃない?」と気づかせてくれるのです。
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ということで、子どもが産みにくい体であること、婦人科系の病気になったこと、そして、それが理由なんだかわからないが同時期に振られたこと、この辺について“本音”を見て行きたいところです。
親を喜ばせたいという思いを持っているのに孫を見せてあげられないかもしれない、ということについて素直にどういう感情が芽生えるのか。
子どもが生まれたらあたしはどんなママになるんだろうなあ?と想像したら、どんな感情が湧き上がってくるのでしょう?
また、改めてその病気が発覚してまもなく別れた彼氏のこと、今ではどんな感情があるのでしょう?
振られた当時の自分はどんな気分で毎日を過ごしていたのでしょう?
できれば触れたくない領域なのかもしれませんが、そこに向き合っていきたいところです。
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カウンセラーとしてMさんから頂いた情報を見れば、その元カレとの別れが相当ダメージを深めているんだろうなあ、と思うのです。
そして、そこに流れる感情は悲しみや不安もあれど、実は罪悪感が大きいのかな、と見るのです。
「好きな人の望みをかなえてあげられない」という罪悪感。
Mさんの文章を見れば、親に対しても、彼氏に対しても「与えたい人」であることがよく分かります。
それはもちろん長所であり強みであり、Mさんの魅力でもあるのですが、「与えたい人」ってのは「与えられないとき」に自分の存在意義を失うくらいの罪悪感を覚えるものです。
「好きな人を喜ばせてあげたい!けど、それができない!」となったときに猛烈に自分を攻撃して、否定するんですね。
だから、子どもを望んでいた元カレが婦人科系の病気が発覚してまもなく自分の元を去ったという話も、うちの読者たちが聞けば「そんなひどい男、あたしが東京湾に沈めてあげるわよ!」「え?そんな手間かかることしなくてもふつうに丹沢の山に埋めたらいいんじゃない?」「あ、いい毒持ってるわよ。これ飲ませれば一発よ」なんて盛り上がっちゃうと思うんですけど、それがもしMさんにとってはショックや深い悲しみと共に、罪悪感が強く残るとしたら・・・。
ということで、私のお勧めはその彼とのことを振り返っていくことです。
もしかすると他の要因もあるのかもしれませんが、「男は子どもを望む人ばっかり!ムカ!」となったひとつのルーツを癒していきたいと思います。
その奥にはたぶん何らかの本音があります。
ほんとは子どもを産みたい、と強く願っているのか、あるいは、その逆か。
子どもを産むことよりもずっと大切にしたいことがあるのかもしれないし、実は子だくさんを夢見ているかもしれません。
その痛みに隠れたところにある本音をつかみ取っていきたいと思うのです。
そうして、その痛みを解消できたら自分の意識も変わるし、そしたら出会う人も変わるし、ということで今よりもずっと気楽に婚活ができるようになると思います。
こういう話をよく武闘派女子のみなさまに分かりやすく「本丸突入!」と表現しています。
慢性的な問題だったり、いつも気になっちゃうけど向き合えてない問題だったり、何かと目にする嫌なことだったり、自分ではちょっと扱えない、そして、つい目を逸らしてしまいがちな本質的なテーマと向き合うのは勇気が要りますので、肚を決めて飛び来ましょう!ということです。
で、そういうのって一人でやるのは難しいからサポーターを付けたり、仲間と一緒にやったりというのがやはりお勧めです。
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