シンクロニシティが起こる条件と立て続けにシンクロニシティが起きたときの過ごし方。

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今日はちょっと不思議な話をさせていただきたいと思います。
「意味のある偶然の一致」と訳されるシンクロニシティ。
ふと思ったことが現実に起きることがですが、それは心の状態によってはネガティブなできごとを引き寄せることもあるものです。
そうした心の動きについてお話ししたいと思います。ちょっと怪しい話です。

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少し変な話なのですが、気になってしまい投稿します。
自分では知らないし、予感するほども近くにはいないのに、脳が勝手に察知して影響を受けることってあるのでしょうか。

最近、なにこれ予知能力？みたいなことが立て続けに起こりました。
１）なぜか仕事帰りにめちゃくちゃ疲れていて、もういっそ死にたい、通り魔とか出ないかな、刺してくれないかな、でも中途半端に刺されて死ねるのかな、と考えながら帰ったら、近所で通り魔により殺人未遂事件が起こっていたことを帰宅後知った。
２）連絡も取ってないし何年も会ってない学生時代の友人が泣いてる夢を見た→体を壊して長年勤めていた会社を辞めて実家に帰ったらしい、と人づてに聞いた。
３）屈辱的な裏切り方をした男とその彼女（もと友人）の夢を3日連続見た。→久しぶりに飲み会やるから来ないか、と男からLINEが来た。（無視した）
４）ゴキブリの夢を見た翌日に部屋に出た。(比喩ではありません)

ちなみに私はスピリチュアル的なことには昔ハマったことがありますが今は苦手、というかむしろ嫌いです。
こういう話、なんとか心理カウンセラーさん的に説明がつかないでしょうか？
（Ｈさん）

こういうお話をカウンセリングでも耳にすることがあるんですけど、なんかそれだけですごくワクワクしてしまい「おもしれーなー」と聞いてしまう私です。すいません。笑

私もスピ系は好きなんですけど、そんなにハマることなく今日まで来ています。
周りにはドスピな人もいますし、ガチで精霊と話ができる人とか、いろいろと見えちゃう人とかもいて、案外、日常生活みたいになってます。

心理学のいいところって、何でも心理的に説明ができちゃうところなんですよね。
きちんとしたエビデンスがあるものばかりわけではないけれど、「なるほどなあ」と納得できる点が魅力だと思って２０年以上ハマってます。

で、心理学を少しでも学んだことがある方ならＨさんの話を「ああ、アレだよね？」と思われると思います。

シンクロニシティ、という言葉、聞いたことあるでしょうか？

日本語では「意味のある偶然の一致」と訳されます。個人的に名訳だと思ってるんですよ。

まさにＨさんが体験されたようなことで、３）なんてのは「予知夢」とも言いまして、特にユング派の方はテンションが上がってしまうかもしれません。

で、こういう話を書くと引いてしまう読者がいるかもしれないなあ、と思いながら、今日は文章を紡いでいきたいと思います。へえ、そんな世界があるんだー（他人事）と思って読んでいただければ幸いです。

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シンクロニシティが起こるときって一般的には自分の中のエネルギーが非常に高いレベルにあるときと言われます。だから、このシンクロニシティを拡大すると「引き寄せの法則」になります。

で、このエネルギーが非常に高い状態というのは、様々な表現ができます。

公私共々非常に良い状態にあり、物事がめちゃくちゃうまく回っている状態のとき。
次から次へといいことが起こり、しかも、ふわふわすることなく、地に足が着いていて、まさに好循環ループに突入している状態。

その時は自分の意識と感情（心）が完全に近い状態で噛み合っており、自分の意識（あるいは想像）と、現実社会（三次元）の周波数がかなり一致しています。

つまり、意識していることが現実化するし、現実がまた意識にいいフィードバックを返す、好循環になっています。

この好循環ループに入ると喜びと同時に強い怖れが出てくることがあり、その怖れがブレーキとなって好循環ループを断ち切ってしまうこともあります。

これが私たちの人生にとって最難関と言われる課題「幸せになる怖れ」の出現と見ることができます。

野球選手にとってはバットを振れば勝手にヒットがでる状態みたいなものですね。
プロの選手にとっては年に何回かそういう時期が来るみたいですねー。

で、じゃあ、Ｈさんってそんな絶好調なんですね！と言われると、「え？そんなことないんだけど？通り魔の出現を願うくらいだぜ？」と反論されるかと思いますが、それが次に紹介する「思考が機能してない状態」です。

非常に疲れていたり、何かに悩み過ぎていたり、あるいは、ものすごく辛くて苦しくて途方に暮れていたりすると、頭が働かなくなります。

私たちは普段、思考によって自分自身を制御しているのですが、そういう状況になって「何も考えられない」という状態になると、思考の影響力が弱くなり、ある種の瞑想状態に近くなります。

つまり「起きてるんだけど、思考が動いていないから寝てるのと同じ状態」になります。

※それで自分のエネルギーを意図的に高い状態に持って行くために日常的に瞑想を採り入れている方ってたくさんいらっしゃいますね！

※またオーガズムに達した瞬間もこのエネルギー状態にあると言われます。

で、私たちが寝てる時間というのは潜在意識が活動を活発化させる時間で、様々な感情の処理が行われます。その処理のために夢を見ると言われています。

みなさんもとてもリアリティのある夢を見たことがあるかと思いますが、心の世界においては、そもそも夢と現実の区別がありません。

現実で体験したことと夢の中で体験したことの区別がないんです。

で、そういう状態になると思考が働かなくなっている分だけ、起きているのに寝てるのと同じような状態になるんですね。

潜在意識の力は絶大です。

そうすると予知能力に似たようなこと、引き寄せの法則みたいなことが現実にバンバン起こることになります。

潜在意識が夢を描いて感情を処理させるように、潜在意識が現実世界を描いて感情を処理させようとするのです。

例えば、Ｈさんが「屈辱感」という感情を抱えており、その感情を処理するために、潜在意識は「屈辱感をめちゃくちゃ感じる状況」を創り出します。

つまり、ものすごく屈辱的な思いをする夢を見ちゃうわけです。
しかし、思考が止まっている状態だと、潜在意識はそれを現実の中に創り出します。
それで「久しぶりに飲み会やるから来ないか」なんて誘いが来ちゃうのでしょう。

でも、これって怖いですよね。

こうして疲れていたり、ネガティブな感情に支配されていたりするときってのは、処理対象となる感情はネガティブな感情ですから、現実世界でその感情を感じさせるような出来事が起こるわけですから。

非常に疲れていたり、行き詰まりを感じていたり、絶望していたりして、死と戯れている状態で思考が止まると、その「死の誘惑」を処理するために、死を感じさせるようなできごとを潜在意識が想像するんですね。これが１）に相当すると思います。

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で、こうしたシンクロニシティが経つ続けに起こるときって言うのは、どんな事情であれ、ハートが開いている状態でもあります。

だから、こういうときはポジティブな感情を積極的に動かしてあげると良いでしょう。
ただ、無理やりやると思考が動き出しちゃいますから、自然な感覚でできることがいいです。

「自然の中を散歩してそこでただその気分を味わう」
「感謝したい人を思い浮かべ、その人に感謝の思いを送る」
「温かい毛布に包まってただただ気持ちいいなあ、と感じる」
「ひたすら眠る。」
「ＳＮＳやテレビなどの情報はシャットダウンする」
「ゆったりとマッサージを受ける」
「性的な気持ちよさにただ身を委ねる」
「心行くまで歌う、踊る、笑う」
「会いたい人に会う、心地よい人に会う。逆に言えば嫌な人には会わない。」

そうするとエネルギーがポジティブなものに変換するので、今度はポジティブなシンクロニシティが起こるようになります。

こういう不思議な話に遭遇すると、たいがいセッションでは瞑想をして、ゆるゆると、そして、ありのままに自分を自然に任せるようにしています。

そうするとそのタイミングで不思議なことが起こることもありますし、少なくとも心が解放されて自由を感じられたり、美しいヴィジョンが舞い降りてきたりします。

また、こうして自然に任せていると普段抑え込んでるセクシャリティが解放されて、ふわふわと気持ちよくなるだけでなく、性的な欲求が目覚めることがとても多いです。

生命力がどんどん増していくのです。

そうすると短時間の瞑想なのにめちゃくちゃ元気になったり、体の疲れがごっそり抜けたり、面白い状態になることもありますね。

ということで、シンクロニシティの話だけだと文字数が持たないので、いろいろと拡大してお話をしてみました。

へえ、こんな世界もあるんやなあ、と面白がってもらえたら幸いです。

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