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物事を決断するときに人の意見を聞くのは全然悪くないし、それを参考にして自分軸で決めるならばむしろ良いことなのですが、もし別の意図があるのであればちょっと問題かもしれません。
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根本さんファン歴3年くらいの中堅?新参かな?な独身アラサーです。
主要読者様の自立系武闘派女子の風上にも置けない悩みかもですが失礼します!
私は仕事でもプライベートでもなんでも自分で考えたり答えを出す前に人に聞いてしまう癖があります。
でも結局決めるのは自分なので、それを知ってる彼はどうせ無視するんだから聞くな!と最近は聞いてくれません笑
まぁ彼以外にも聞いてくれる人(男性限る・女性は正直恐い)はいくらでもいるんですが。
しかし自分でもわかってるんです。
ほんとは自分で考えて決めないと納得出来ないし誰も私を変えてくれるわけもないしましては幸せになんかしてくれない。
だから根本さんの本読んでます。
今日Amazonセールで3冊目ポチりました~
暫く悪癖(人頼り)抑えられそうです笑
あっ、でも根本さんにネタと称して結局質問しちゃってますが笑
こういう甘えたはあんま読者に居ないタイプだとは思いますが、かっこいい武闘派女子様方の箸休めとしてこんな軟弱派のネタもありでは?とネタぶっ込んでみました~
ps.頼ってるようでホントは誰も信じてない気もします。
(Mさん)
ということで、箸休めの時間ですので、「は?そんなの自分で決めるのが当たり前なんやから、人になんか聞かねぇよ」という方はぜひお腹をぼりぼり掻きながら読んでいただければと思います。
そして、3冊目のご購入、まことにありがとうございます~♪♪
けど、けっこうMさんみたいな人も多いと思うんですけどね。
「自分で決めなきゃいけないって分かってるけど、人にあれこれ聞いてしまう」というのは、コミュニケーションを図りたいという思いからってのがありますよね。
よく「女子にとっての“相談”とは“話を聴いてほしい”という意味だから、安易に答えを出しちゃダメだよ」と言うわけで、意見や答えを人に聞くのも、それが欲しいからではなく、聴いてほしいだけだったりするんですよね。
だから、人に聞いたってその答えを採用するかどうかは全然関係なく、それ故に彼氏に「どうせ俺の意見聞いたって無視するんでしょ?だったら聞くなよ」と言われることになります。
やっぱり男性もしくは自立系な方々は「役に立ちたい」と言う欲求があるので、相談されると答えを言っちゃうし、その答えを相手が採用してくれることでその欲求が満たされるわけです。
だから、不採用となれば彼らは「意見を聞かれて答えたのにそれを採用せんとは何事ぞ!」と無力感・無価値感を感じてしまって怒ったりするのですね。
この辺は男女間では特にすれ違うポイントになりますよね。
なので、自分で決める前に人に聞いちゃうのは良くも悪くもなく、「ああ、あたしは女子なんだなあ」と解釈すればよいのだと思います。
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で、Yさんの場合。引っ掛かるのは「(男性限る・女性は正直恐い)」という部分でして、もしかしてYさんって女子から嫌われやすいタイプ??
Yさんが「自分で考えたり答えを出す前に人に聞いてしまう」のって男性限定ってことですよね?
ということは、Yさんにとってはそういう方法で男性に甘えてるってことなのかな、と思うんです。
つまり、コミュニケーションのひとつとして「男の人に相談する」ということをやってはるのかなあ、と。
だから、答えが欲しいわけでもなく、「ねえ、これどうしたらいいと思う?」って話し掛けることが目的なのでしょう。
でも、一方でなんで女子が怖いかは分からないんですけど、そういうアプローチって女子にはバレますよね?
「どうせ、話を聴いてほしいだけでしょ?だったらはっきりそう言いな」みたいなことを言うお局様とかいそうじゃないですか。
また、女子には聞かずに男子にあれこれ聞いてるYさんの姿を見た怖いお姉さま方が「あの子、あざといわ~」とか思っちゃうかもしれないじゃないですか。
なので、「なんで女子がそんな怖いの?」ということを聴いてみたいなあ、と思うわけです。で、そこをさかのぼればおそらく「母」とか「姉・妹」とかの関係性も出てくるだろうし、思春期の女子同士の関係にも注目してみたいところです。
ていうか、思春期の女子同士の関係性って何かしらあることが多くて、その後の人生にけっこう大きな影響を残してることってよくありますよね。
そこからつながるのが最後の一文で、
>ps.頼ってるようでホントは誰も信じてない気もします。
これ、ほんまなん?って聞いてみたいですね。
自分の言動を省みてそう思うのか、それともほんとうに不信感があるのか。
・・・そう聞かれたら「どっちもあります」という答えになるかもしれないですけどね。笑
繰り返しになりますが、人とコミュニケーションを取る方法として「人に聞く」ならば、答えが欲しいわけじゃないですから、相手が出してくれた答えを華麗にスルーするのも無理はなく、「別に不信感があるわけじゃないよね?」ということになります。
一方で、やっぱり何らかの不信感が人に対してあって、せっかく相手に答えをもらってもその答えを信じられないものがあるとしたら、ここは掘り下げポイントですね。
なんで人のことを信じられないのか?その不信感はいつどこからやってきたのか?という点を見つめていくのです。
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Yさんのケースに当てはまるかどうかは分からないのですが、「利用する」という心理学用語もあって、それは良く出てくる「コントロール」のひとつです。
人に聞く、と言うこと自体は何ら悪いことではないんですが、「人に意見を聞くのは、自分の安心感のため」だとすると、「その人を利用している」という解釈も成り立ちます。
自分の安心感のために相手を利用しているわけですね。
そうするとやはり関係性はギクシャクしやすいですし、罪悪感も生まれますから、コントロール同様手放しておきたいところです。
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物事をどう決めるか?ということについては本に書いたので、この記事を読まれた方は全員が購入の上、熟読していただきたいと思うんですが(これは「根本が読者を利用しようとしている」と言います。笑)、結局自分で決めるんですけど、人の意見を“参考にする”のは推奨されるところです。
何でもかんでも一人で考えて決めることがいいわけではなく、時には周りの人を巻き込みながら(共犯者にしながら)物事を決めたほうが、「当事者」がたくさん増えるのでより物事が円滑に進みやすくなりますし、つながりも生まれて孤独感にハマらなくて済みます。
そこで自立系な方々は「自分で考えて決めなきゃいけない」って思うわけですが、最終的な決断は自分が下すにしても「共犯者」は多い方がいいでしょ?
だから、人に聞くことってすごく大事なことなのですが、じゃあ、どうしたら人間関係を壊さずに聞けるか?「どうせ俺の意見なんて聞かないでしょ?」と言わせないようにするにはどうしたらいいのか?を考えてみたいと思います。
やはり、そこは素直な思い「参考にしたいから意見を聞かせてほしい」と伝えるのがいいのかな、と思います。
「あくまで参考意見として聴いてるんですよー」ということをアピールするわけです。
そこに「あなたはこのジャンルに詳しい人だから、ちょっと参考のために教えてほしいんですけど」という応用もできますし、「一人では決められないから参考にしたいんだけど、あなたならここでどうする?」って聞き方もいいでしょう。
決めるためには自分軸が大事ですが、いろんな人の意見を聞いて、自分の中に吸収して、それで「これにするんや!」と決断することは、視野も広がるし、リスクを回避することもできるし、仲間がいるから孤独じゃないし、とメリットがたくさんあるのです。
ということで、人に聞くことは全然問題じゃないし、女子だからあるあるなんだけど、どういう意図や目的で人に聞くのかなあ?というところを掘り下げてみましたー。
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『人に聞いて決断するときの注意点』
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