人に悩みを打ち明けることが苦手ゆえに職場で総スカンを喰らった私はどうしたらいいんでしょうか?



自分が苦手なことって何らかの理由があるので、まずは自分が否定せずに肯定してあげることが大事です。
そこで総スカン喰らうような場所って自分にとっても居心地が悪いはずなので、さっさと撤退するのが望ましいとも思います。
自分を守ってあげる、ということを忘れないようにしたいですね。

根本先生こんにちは。先日は女神自覚出てきたなど言っておりましたが、またグラグラ軸がぶれ、悩みが出てきました。先生にお聞きしたいことは尽きないです。でも自分も与える側に回れる自覚があるのは進歩と思っております。
数年前職場で同僚女子から総スカンにあったとき、「悩んでるのが伝わらない」と言われた事があります。
わたしが「色々意見を言われるのが鬱陶しい」と思って、職場の人に悩みをあまり打ち明けなかった面があったかもと思います。
結局職場は退職したのですが、総スカンがつらくて心身症っぽくなりました。
実母が悪気なく言って欲しくないことを言うタイプで、しんどいので母には色々悩みを言わないようにしていたのですが、そのせいで散々悩んで心身傷ついた退職のことをすっかり忘れられていました。
それについてまた傷ついてしまいました。
「悩みを打ち明ける」ことに、相手を選んで傷つかないようにするのは必要だと思いますが、それで他の人には悩んでないように思われると巡ってまたわたしに不利益となるような気がしました。
立ち回りがヘタだったなぁと思うのですが、こんなに辛いんだとわかっては欲しいけど、好き勝手に意見を言われるのも辛い、と黙ってしまう、わたしのパターンはどうしたらいいのでしょうか。
ネタにしていただけたら、このモヤモヤした気持ちの最高の供養です。よろしくお願いいたします。
(Mさん)

最近、MさんとYさんばかりな気がしますけど、昨日に引き続いてコミュニケーションがテーマなお話をお届けしております。

みなさんは自分の悩みをけっこう周りの人に言えるタイプでしょうか?それとも慎重に相手を見極めて話すタイプですか?あるいは「口が裂けてもそんなことは言わねぇ」という武士でしょうか?

同僚女子との関係性って皆さんもご存知の通りかなり複雑かつめんどくさいところがありますよね。女子同士のコミュニケーションって「つながり」が重要なので、何かしらでつながりが感じられると安心するんです。

悩みを打ち明けるってのもその一つで、自分の弱みを差し出してお互いにそれを共有することで絆を感じるというか、「あの人も悩んでるんだ」ということで安心して自分を慰められるし、同等な感じがするというか、そういうこともあるのかもしれません。

似たようなことで誰かの悪口を言い合うことで「共犯意識」というつながりを作ったり、愚痴を聞いてもらうことでストレス発散すると同時にみんなが「だよねー。分かるー」って共感してもらうことで安心感やつながりを得られます。

ポジティブな話だと、劣等感を感じたり、卑屈になったり、嫉妬したり、イヤな気分になるので、どうしても話題はネガティブなものになりがちです。

そして、そうしたネガティブな感情の方がつながりが強く感じられるような気がするので、どうしてもそうした場はネガティブ系な話題が多くなります。

一方、武闘派で鳴らす女子たちは、そういう話があんまり好きじゃない、というか、ぶっちゃけ嫌いな人も多く、また、自立系を標榜するだけにそう簡単に自分の悩みを人に打ち明けるなんざできねぇ、という主義の方も多いため、そうした女子同士のわちゃわちゃした集まりからは距離を置きたくなります。

気分が良くないですからねー。

また、そんな女子たちが私などのブログを読んだり、セミナーに参加したりして自己肯定感だの与えるだの受け取るだの女性性だのヴィジョンだのライフワークだのって言葉に反応して、そのポジティブな方向に意識を向け始めると、ますますそんなネガティブな話題が飛び交う場に居られなくなります。

なので私の元には「職場の女子同士のおしゃべりに入るのが苦痛」「お昼休みにみんなでお弁当を食べる時間が苦痛」「ママ友のおしゃべりに付き合うのが苦痛」などの話が舞い込んでくることになります。

「じゃあ、その場から離れたらええやん」というのが私の実直な提案なんですが、「そうすると自分が悪口を言われるかもしれない」とか「仲間外れにされて居場所がなくなるかもしれない」とか「子どもに悪影響が出たらどうしよう」とか思われて葛藤しちゃったりするんですね。

そこで「そんな場は自分の居場所でもないから、そこに居るほうがメンタルやられますやん?」と正論をぶちかますと同時に、「でも、たぶん同志って必ずいるので、その場を離れて周りを眺めてみると自分と同じ志を持つ武闘派女子がきっといると思うよ」と救いの言葉を手向けたりするのですね。

・・・で、実際そのとおりなこともめちゃくちゃ多いです。

Mさんが同僚女子から総スカンを喰らうのも、「悩んでるのが伝わらない」だけじゃないのかもなあ、という気がするんですけど、どうでしょうか。
そもそも話題が合わねぇ、とか、空気管が違う、とか、目指してるものが違う、とか、肚に抱えてるもんが違う、とか違和感覚えてたんじゃないかなあ、と思います。

つまり、「ああ、自分に合わない職場に行っちまったのね?そこを辞められたのは良かったよねー。大正解だよねー。こんどはちゃんと自分に合う場所に行きたいよね~」という案件じゃないかと思う次第です。

ただ、「悩んでるのが伝わらない」という言葉にMさんが反応してしまうのは、そこに大いなる心当たりがあるからで、そこからおかんとの関係に話が転じるわけですね。

つまり、それ以外にも指摘されたり、促されたりしたようなこともあったんじゃないかなあ、と思うんです。でも、そういう中で気になる言葉と気にならない言葉があって、「悩んでるのが伝わらない」というのはまさに「そう!そうなのよ!あたし、そういうところがあるのよ!」と思っていたことなので、グサッと刺さってしまったのかなあ、と。

>実母が悪気なく言って欲しくないことを言うタイプで、しんどいので母には色々悩みを言わないようにしていた

私のクライアントさんたちからも「無神経な母」シリーズの話をよく耳にするわけですが、要するに、Mさんはお母さんから散々地雷を踏まれてきたんだろうと思います。

★地雷を踏む、踏まれる話も本になってます。

『人間関係がスーッとラクになる 心の地雷を踏まないコツ・踏んだときのコツ』(日本実業出版)

そんなおかんが側にいたら、下手に弱みを出したら心ない言葉で傷つけられることは目に見えてますから、「人に悩みを言わない」という処世術を身に着けられたんだろうと思います。

もちろん、人に悩みを打ち明けないだけでなく、他人に自分の弱さを悟られるようなことは言動に出さないと思いますから、そうするとMさんと接する人の中には「何考えているのか分からない」とか「心の内が読めない」とか「心を全然開いてくれない」とか「すましてる」という風に思う輩も出てくるかもしれません。

だから、Mさんはそもそも女子同士のわちゃわちゃしたフリートークが苦手なんじゃないかと思いますし、なるべくそういう場には近づきたくないと思っちゃうかもしれないですねー。

だから、結果的に女子たちから総スカンを喰らってメンタル傷つけることになるんですけど、でも、それが個性なんだからしょうがないですよねえ。

今さら自分の弱みや悩みを出しなさい!って言われても、はい!どうぞ!って出せるもんでもないと思いますし、そもそも出したいとも思わないと思います。

なので、そうした女子たちのグループに迎合することはあんまりお勧めじゃなくて、「あたしはそういう人間なんやからしゃあないわ」という方向を維持されることを提案したいと思います。

つまり、仲良くしようとか、仲間になろうとか思う必要はなく、そういう関係を求めてくる場からそそくさと退却することが望ましいと思います。

だって合わないんですもんねー。しょうがないですよねー。だから、そそくさと逃げ出すのもすごく大事なことだと思うんです。

★逃げる技術

ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』(徳間書店)

*セミナー動画:逃げる技術~今よりもっと自由で自分らしく生きられるスキルを習得する~

で、そういう合わないことを受け入れて認めてしまうとどうなるか?っていうと、そのグループに自分を合わせることが選択肢からなくなることで、だいぶエネルギーに余裕が生まれます。

そうすると「あれ?ここに自分と似た人がいるじゃん!」と気付いたり、「あれ?ここは居心地が良いなあ」という場所に出会えたり、「おー!こうしたら楽だわー」という方法が見つかったりするようになります。

仲良くしなきゃいけない、というルールはもう撤廃されてると思って、自分の感性に従うことが自分の心を守るためにもすごく重要っす。

>「悩みを打ち明ける」ことに、相手を選んで傷つかないようにするのは必要だと思いますが、それで他の人には悩んでないように思われると巡ってまたわたしに不利益となるような気がしました。

ということで「言いたくないんだから言わなくていいんじゃない?」というのが一つの提案で、それが自分の不利益になるんだったら、その場所からさっさと撤退するのがいいですよ、という話です。

で、その一方で、Mさんには誰か自分の悩みや心の内を打ち明けられる人っていらっしゃるんでしょうか?

友達でもカウンセラーなどでもいいんですが。

もし、そういう人がいるなら、なおさら「何を言われるのか分からないんだから、言いたくない人に悩みを打ち明ける必要なんてないよね」という当たり前の法則を思い出されるといいと思います。

一方、そういう人がいないのであれば、ぜひお抱えカウンセラーを3,4名見繕って見られるとよいと思います。
そんな頻繁にカウンセリングを受ける必要はないのですが、月に1回くらいかな。心の内を話して聞いてもらって肯定してもらう場を自分のために作ってみてもいいでしょう。

お弟子さん一覧

「ここでは話すけど、あそこでは話さない」という状態を作り出すのがすごくお勧めですね。

さて、無神経なお母さんを持つ娘たちは散々母親に心の中を荒らされてきたので、そう簡単に人に心を開くことができなくなります。

だから、他人に誤解されることも多かったり、同性よりも異性と一緒にいるほうが楽になったりすることもあるでしょう。

秘密主義になっちゃうわけですね。

それはいわば心理的防衛で、他人に自分の心を荒らされないようにしているわけで、それは全然変なことではありません。

だからこそ「この人には話をしても大丈夫」って人を持つことが大事で、それでお抱えカウンセラーを持つことをお勧めするわけですね。

お弟子さん一覧

さて、その一方で、本質的な問題ってのはやっぱり「ラスボスおかん問題」ということで、その「悪気なく言って欲しくないことを言うおかん」との関係を見つめていくことも大事かな、と思います。

気が重たいし、古傷がうずくし、いやぁな気分になるかと思いますが。

とりあえず「手放しワーク」などがお勧めなのですが、その前に「おかんに対して自分軸を確立する」ということも重要です。

「あたしはあたし、おかんはおかん」という線引きをきちんとしておきたいところなのです。この辺はできてるようでできてないことが多いので要チェックですね。

そうして「おかんの呪縛」から逃れられるようになるともっとMさん自身が「自由」を感じられるようになります。

さて、自由になったMさんは何をするでしょう?何がしたくなるでしょう?
その辺が今後の大きなテーマとなって来るのでぜひともがっつり向き合ってみたいところです。

当然ですけど、そうしたおかんとの軋轢を経験された方は人の心を読むのが上手です。
つまり人の心の動きをキャッチすることが得意になっていくんですね。

そして、おそらくですけどとても個性的な自分の世界をお持ちの方が多いです。
それは自分の発想、感性、行動、興味などが独自に発展してることが多いんです。
(自分にとっては当たり前かもしれませんけど、けっこう価値があるものが多いんです)

ということで、Mさんにはそんな可能性が満載なわけで、希望を持って「合わんものは合わんのじゃー」という路線を邁進していただければと思う次第です。

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人間関係に違和感を感じるならばとっとと逃げ出してもいい
 


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