ずっと棚上げしてきた問題は、棚上げすることが習慣になっているので、なかなか自分からは向き合えないものなのです。



ドキッとする人が多いかもしれない今日のネタ。
「向き合った方がいいって分かってるんだけど、ついつい避けちゃう問題」ってありませんか?
そういう問題って避けることが癖になっているので、向き合わなきゃと思ってもなかなかできないのです。
けど、その問題の裏には才能やライフワークが隠れていて、人生を一気に変えてくれたり、楽にしてくれたりするものでもあるのです。

お金のワークショップ気になってる者です。
お金の問題はずっとあるのですが、今はまだいいかなと思ってたのですが、
ふと見た動画で「お金の設定を変えたらその時より収入があがった」と聞いてしまいちょっと怖くなってしまいました(笑)

年々収入が下がってる(仕事減らしてるから当たり前なんですが)し、このままお金問題棚上げしててええんか自分?!と。

でも今は「自分軸」にとにかくコミットしたくて日々根本さんの本にブログにお世話になりながら「あたいはホンマは何がしたいねん?」と問いかけてます。

亀の歩みで変化感じにくいですが、微妙にほんとに何となく前より心がザワザワしたり自己嫌悪したりしなくなり、あと笑うことが多くなりました!
ありがとうございます!

たまたま見た動画で危機感煽られたからって地に足つけずに受けるのこそ他人軸じゃね?とも思うし、
でもお金に関してはとにかくストレスを感じるから避け続けてるのは確かだしで、それにいわゆる直感の声てやつかもだしでモヤってます。

こうゆう場合もやはり自分軸で「あんた、今ホンマにお金問題向き合いたいん?」と問いかければいいんでしょうか?

それでは末筆になりますがいつも楽しくブログはじめ拝読させて頂きありがとうございます。
生き方が確実に楽になってます!
(Mさん)

おぉ、楽になってきてるなんて素敵ですねー!よかったです~♪ご報告ありがとうございますー!!

さて、お金のワークショップは終わってしまったのですが、そのうち動画で販売されるので、よかったらポチっとしてみると人生変わるかもしれませんよ。

それにお金についてはこんな動画や本もありまっせ。
こっちの動画の方が「お金とは何ぞや?」という心理とがっつり向き合えるのでおすすめです。

*セミナー動画「お金の心理学」お金軸を抜け出して、自分らしくお金と付き合う方法」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31913

お金が貯まる心を育てる 貯めマインド(リベラル社)

さて、Mさんからそういう話を相談されたら私は「とりあえず受けてみればいいっすよ」と軽く答えると思います。

お金がずっと前からストレスを感じる存在だったんでしょう?
それを避け続けてるって自覚もあるわけだから、「逃げ回らんと、そろそろ向き合ってみたらええやん?」と思うんです。

みなさんも「前から気になってるんだけど、まだ手を出してないこと」とか「頭の中にずーっとあるけど、なかなか向き合う勇気が出ないテーマ」とか「そのことを考えるとずっとモヤモヤすること」って何かありませんか?

お金はもちろんだけど、仕事、ライフワーク、引っ越し、おしゃれ、婚活、恋愛、健康などいろんなジャンルであると思うんですよね。

「恋愛や結婚のこともちゃんと考えたいんだけど、なんか嫌な気分もするし、苦手なジャンルだし、ついつい逃げちゃってる」

「ほんとうは転職とか独立とかを考えるんだけど、今の仕事の忙しさにかまけて見ないようにしてるかも」

「ほんとは旦那とのレス問題を何とかしなきゃなんだけど、なんか避けちゃう」

「そろそろこの問題をなんとかしなきゃなんだけど、ついつい後回しにしちゃってる」

「カウンセラー一本で食っていけるようになりたいんだけど、自信がまだないからそこには触れないようにしてる」

みたいな感じのことってないでしょうか?

この文章を読んで「ドキッ」とした方は、「そろそろ向き合った方がええで」という心の声かもしれませんよ。

武闘派女子の中には「モヤモヤすることは放っておかれへんから、とりあえず首を突っ込んでみる」という特殊部隊所属の奴らもいるのですが、多くの人は何かと言い訳を作って「分かってるんだけどー」ととりあえずは回避することを選びがちです。

それがMさんにとっては「お金」なのかもしれませんが、そのことを考えると気が重たいし、嫌な気がするし、大変そうな感じがするし、めんどくさい感じもするし、避けられるもんなら避けたいところだと思うんです。

で、そんなときにその動画を観ちゃったわけですよね?
なんで、その動画を「引き寄せた」と思います?

しかも!その動画を観て危機感が煽られるってことは・・・ねえ?やっぱりなんかあるんですよね、そこに。

なんでそんな反応をしちゃったんでしょうね?

なので、そろそろ重い腰をあげて向き合ってみればいいんちゃうかなあ、とやっぱり思うのです。

ずっと逃げ回っていて向き合えてないことを知っているわけで、ということは、いずれはしっかり向き合いたい自分もいるってことですよね。

で、私がお勧めしたいのは「お金と向き合うこと」の前に「その感情をよく見ていこうぜ!」ということなんです。

お金のことを考えるとなんでそんなに気が重たいんだと思う?
なんで、その動画見て怖くなっちゃったんだろうね?
なんでそんなにお金問題を棚上げしてきたの?

「お金問題」そのものに向き合うことも意味はあるけれど、その前に「お金問題を棚上げしちゃってる問題」に向き合ってもいいんじゃないでしょうか?

先ほど例を挙げたように、人には「分かってるけど避けて通っている問題」というのがけっこうあったりします。

その問題そのものと向き合う前に、なんで避けちゃうのか?について考えてみるのも一興なのです。そうすると、自分のパターンが分かってきたり、それが軽くなれば、問題そのものに向き合うことも抵抗がなくなったりするのです。

もちろん、「自分軸」が大事なので、「好きにすりゃいいじゃん」というスタンスから言えば「お金と向き合いたいかどうかで決めればいいよ」という答えを用意するものですけど、ここではちょっと違うアプローチを取ることがあるんですね。

慢性的な問題と言ってもいいかもしれませんが、「棚上げすることが癖になってる問題」って、自分の意志で向き合うのってほんと難しいんです。

Mさんが「お金の問題にほんまに向き合いたいん?」って自分に聞けば、必ず「いやだ」という答えが返ってくると思います。

「向き合わない」ということが習慣になっているので、自分にそう聞いても向き合えるようになる日はたぶん来ません。

その間、ずーっとMさんはモヤモヤした気持ちを心のどこかに抱え続けることになり、再び似た動画に出会うことを怖れ、また、お金の話題がどこかで出てくることに怯えながら過ごすことになりますね。

そして「これ以上放置したらほんまにヤバい!」という状況まで追い詰められてようやく重い腰をあげることになっちゃうんです。

そして、必ずそのときこんなセリフを吐きます。

「もっと早く動いていたらよかった」と。

「回避することが癖になっている問題は自分ひとりではなかなか向き合えないもの」なので、下手をすると手遅れになるまで放置してしまうんです。

なので、その傾向が見えたときに珍しく「好きにしたらええやん」って言葉を封印し、「今、動け!今、やれ!ほれ!ほれ!」とけしかけるようになります。

その結果、カウンセラーの上野りえこちゃんはヴィトンのバッグを買う羽目になり、ある方は嫉妬している友人にそのことを告白することを強制され、某クライアントさんはZOZOタウンでミニスカートを大量購入する運びになり、別のクライアントさんは阪急百貨店の下着売り場に突撃することになりました。

他にも「会社に休むって言いな」とか「親に一人暮らしをすることを宣言せよ」とか「旦那にこのままだったら夫婦が続けられへん!と言え!」とか「ずっと寂しかった!と彼に向って叫べ」とか「子どもを連れてすぐに家を出ろ!」などの課題が出されることになります。

もちろん、その期限は「今日」とか「明日」とか「今週中」とかです。笑

だって、カウンセリングを受けたその日が一番モチベーション高いんですもの。日が経てばそのテンションも落ちちゃうから、「その日」が一番いいのです。

もちろん、それも提案なので「無理にせんでもええけど」とか「できひんかっても怒らへんけど」とか付け加えることもありますが、私なりに「お前のパターンは完全に掌握した」というケースでは、それ以外の選択肢を敢えて示さず、追い込みをかけることもあります。

ええ、そういうときの根本先生はけっこうSなの(はあと)

よく「背中を押してくれる人」なんて表現がありますが、私の場合はどちらかというと「逃げ道を全部塞いじゃう(はあと)」という作戦を取ることが多いです。

「そこでマイペースでやろうと思っても絶対また逃げちゃうでしょ?前もそうだったやん?だったらそろそろ腹を括って向き合った方がええんちゃう?じゃ、今日の帰りにお母さんにそのこと告白してね。一度家に帰ってからお母さんとこに行くんちゃうで。帰りに直接お母さんの家に行くねんで。もちろん、アポなんか取ったらあかん。向こうが忙しそうやったらそれを言い訳にするやろ?だから、突撃すんねん。それで玄関入ったら、そこでお母さんに全部言うねん。リビングでお茶でも飲んでから、では遅いで!玄関入ったらすぐや!」

もちろん、Mさんがお金の問題を棚上げするのは、棚上げするだけの余裕がまだあるからですから、別に今すぐお金の問題に向き合わなくてもいいのかもしれません。

それに実際、その問題を聞かせてもらったら「これこれこういうわけだから、それって別に問題じゃないのよ」なんてこともあります。(「それってほんまに問題なん?」という検証は必ずしてますので)

でも、その動画を観てそれだけ心が揺れ動くってことは「向き合いたい自分」がいることも確かだと思うわけです。

とはいえ、さっきも書きましたがこういう問題って一人ではなかなか乗り越えられないのです。だから、カウンセリングを使うことを強く推奨したいわけです。

ここでリクエストを書いてくださったのもまた大きな一歩ですねー。

ってことで、さっそくカウンセリングも使ってみようね。この記事読んだらすぐに予約を取ってくださいね。

え?根本さんの枠なんてとっくにいっぱいで取れないじゃないですか!と思われるなら、お弟子の中から見繕って、とりあえず相談してみることがお勧めです。

お弟子さん一覧

ちなみに私が知る限り「ずっと棚上げしてきた問題」と向き合うと、めちゃくちゃデカい恩恵がやってくることが多いです。

ほんと人生を変えるほどのインパクトがあったり、才能と結びついてライフワークが見つかったりすることもすごく多いんですね。

そこまでじゃなくても確実に「変化」が起きるので、カウンセラー目線で言えば、Mさんのお金問題は「非常に美味しいネタ」なのです。


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ずっと棚上げしてきた問題って棚上げすることが習慣化してるかも
 


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