人間関係を断捨離したら楽になった反面、寂しさが込み上げてくるようになった。



心地よい人間関係のためにめんどくさい相手とは距離を置きましょう!という話をよくしています。それを実践すると良いこともある一方で、その人たちが占めていた心の領域が解放されて寂しくなることもあるんです。
特に、それがお母さんだとけっこう辛かったりするんですよね。

先生!自分のことを最優先できるようになってきて、心地よさのなかにいながら、目指したい目標もあって、とってもいい感じなのですが。。。
友達がめっちゃ減りました笑
「この人、私の話は聞かずに、自分の話ばっかりしてるな」と気づいたら、すごくストレスに感じて、会うのを止めてしまいました。
そしてその「自分のことばっかり」軍団の団長が、自分の母親でした。。。いまや母からのLINEは滅多に返さないし、帰省もしないし、娘というか息子のような感じです。(マメに親に連絡している息子の皆さん、すみません!)
たまに母と話そうかな~と思って連絡しても、やっぱり自分の言いたいことばっかり返ってきて、がっかりして無視する、をくり返しています。
ちょっとさみしいです。いつかお互いが心地いい関係になれると信じて、待つしかないでしょうか。。。
先生の優しいお言葉お待ちしております。
(Rさん)

ええ、いつも優しいですよー。すっごくやさしいですよー。めちゃくちゃ優しいですよねー。(言えば言うほど嘘くさい。)

「おら人間関係の断捨離をせんかい!ぼけぇ!」という話をちょくちょくしているのですが、それをやってみて「楽になったー。よかったー。」という声も多いのですが、当然ながら困ったことが起こらないわけでもないんです。・・・って話を今日はさせていただくわけですな。

さみしい、ってのはその一つだと思います。

付き合うのはちょっとしんどいけどちょくちょく連絡取り合ってた友達と距離をおいたとしたら、その子に対して用意していた意識の領域がぽかんと空いてることになりますよね。
それが「楽」や「軽さ」をもたらしてくれる一方で、「さみしさ」も出てくるものだと思います。

※ちなみに先生は今「孤独感と寂しさ」の本を書いているんですよ。来年2,3月に発売される予定なんですよ。

一筋縄ではいかねーよね、という話なんですけど、それだけその人が心の中を占めていた割合が大きいんだなあ、と受け入れることが大事です。

そして、そのさみしさはしばらくそのまま「さみしさ」として感じておきましょう。
それを何とかしよう!とすると、ちょいと困ったことが起きやすいんです。

Rさんの場合はお母さんですからなおさらですが、その人が占めていた領域ってのは、その人用に用意されたもので、その人との関係性がいわば習慣化して残っています。
つまり、さみしさを何とかしようとして走り出すと無意識に「お母さん、もしくは、お母さんみたいなキャラの人」をそこに当てがってしまうんです。

つまり、焦ってさみしさを何とかしようとするあまり、思わず「自分のことばっかり話してこちらの話を全然受け入れてくれない人」を引き寄せてしまうわけです。
場合によっては、よりそれが強烈な人を呼び寄せちゃうこともあるので、そこは慎重に話を進めたいんですよね。

恋愛でも、失恋したショックと寂しさから、早くその穴を埋めようとするあまり、変な人に引っ掛かっちゃうことってあるでしょう?で、前とおんなじことの繰り返しだわ!みたいなことになったりして。

だから、さみしいのは辛いけれど、とりあえずはそのまましんみりとさみしさを味わうくらいのつもりがおすすめです。

さて、Rさんの場合はおかんなんですけど、そのおかんってのが当然ながら我々の多くにとってラスボス的存在なので、インパクトはめちゃくちゃデカいんですね。

で、たまたま偶然昨日の話ともリンクするんですが(そういうことってよくあるもんですね。流れですね)、どうしても母親には期待が生まれちゃうんですよね。

おかんというのは非常に近い距離なだけにいろんな思いが生まれてきます。

「母親なんだから私のことを受け入れてよ」って期待も出てくるし、
「いつまでも子ども扱いしないでよ!」ってニーズも出てくるし、
「大好きなんだからいい関係を築こうよ!」って思いも出てくるし。

そして、お母さんの元では自分もいつまでも娘(子ども)でいてしまうし、母親も自分を娘(子ども)扱いしてしまうし、その関係が大人になっても継続してしまうことが多いものです。
最近は大人な母親も増えてきて、いい距離を保ちながら友達みたいな関係を築いている母娘も多いわけですが、それが難しい人も相変わらずとても多いものです。

いわゆる、子離れ・親離れという問題ですね。

母親の圧がなかなかすごいので、娘としては一生懸命受け止めていたんだけど、全然変わらないのであるときイラっときて音信不通にしてしまうって話は非常によく耳にします。
でも、やっぱり母のことは大事だし、愛情もあるから、たまに連絡してみると、相変わらずの調子で何も変わってない(冷静に考えれば当然なんですけど)。それで、やっぱり無理ーと距離をあけるってことを繰り返すことになるわけです。

Rさん、はっきり「そういうのがイヤだ」って伝えてますか?
もちろん1回ではなく、何度も言わないと分かってもらえないですが。
伝えているのに、それが伝わらないって感じでしょうか?

人はそれぞれキャラがありますから、何度言っても伝わらないな、って場合には「ああ、その能力がないんだな」ということを受け入れることが大事なんです。それは悲しいことでもありますが、でも、お互いの主張をぶつけ合って疲弊して嫌悪しあうよりはマシだと思います。

つまり「自分のニーズ」vs「おかんのニーズ」がぶつかってるんですね。

自分は「分かってほしい」「受け入れてほしい」「お母さんに甘えたい」と思ってて、
一方、おかんもまた「分かってほしい」「受け入れてほしい」「娘なんだからお母さんの話を聴いて」と思ってて、
そこはお互いの主張がぶつかり合ってるんです。

もちろん、母娘関係でなくあらゆる関係で言えることですが、たいがい衝突が起きる場所では「同じことをお互い主張しあってる」ということに気付くことが大事です。

つまり親子でも夫婦でも社長と従業員の関係でも「分かってほしい」でぶつかり、「受け入れてほしい」との主張を繰り返し、「なんで分かってくれないの?」と不満を覚え、「受け入れてくれたっていいじゃないか!」と怒っているわけです。

お互い様なんです。

だから、そこではまず「自分が相手を受け入れる」という姿勢がものすごく重要です。
「分かってほしければ、まず、分かってあげる」
「受け入れてほしければ、まず、自分が相手を受け入れる」
という基本形です。

しかし、「母親なんだから」とか「社長なんだから」というニーズを持っていると、それができません。「母親なんだから、それは向こうがすべきことでしょ!」と自分もまた「娘」のポジションにしがみついてしまうんです。

だから、母親を受け入れるってのは、娘を卒業して一人の大人の女性としてお母さんと向き合うってことになります。

つまり「子ども目線で親を見ていることに気付き、大人目線で親を見ることに変える」というわけです。

つまりは親離れってことがカギになってくるんですけど、それは言い方を変えれば「諦めのススメ」でもあります。

お母さんはそういう人、というもうすでに思い知っている事実をただ受け入れるのです。

だから、お母さんと話をするときは「近所のおばちゃんとしゃべるつもりで」というくらいの意識を持つとちょうどいいんですね。さらに「そのおばちゃんは自分のことを子どものころから知ってる人」という設定にしてみるといいでしょう。

そうすると心理的にお母さんに対して距離を置くことができます。

それは「母軸」から「自分軸」への移行も意味します。

「私は私、母は母」です。

そうして自分軸に移行できると、母親からの影響をあまり受けなくなっていきます。
母親が自分のことばかりしゃべっていても「まあ、そういう人だから」ということで受け入れられるようになりますし、適当なところで話を切ることもできます。

そして、母親に求めていたものが手放せているので、他の人に頼ることも覚えられます。

そうして、まず、自分から適切な距離を取ることができるようになると不思議なことに(というか、当然のことなのですが)、相手の態度も変わります。

自分がまず変わると、相手も変わる、ということですが、これはほんと体験しないと分からないですし、親に対しては期待も大きいのでなかなか難しく感じてしまうところです。

さて、そうは言ってもそのさみしさはどう埋めたらいいんや?という話になるんですけど、さみしさを「誰か」に埋めてもらおうとすると、依存も期待も出てくるので同じことを繰り返しやすくなります。

なので、自己充足がすごく大事です。

自分が自分を満たしてあげること。
自分で自分を笑顔にしてあげること。
自分が自分を喜ばせてあげること。

ここにエネルギーを投入していくんですね。

つまりRさんがここしばらく取り組んできた「自分を最優先にする」ってのをどんどん強めていくわけです。

人間関係もすっきりして楽になってきたでしょう?
なので、ここから改めて「自分の目標」に向けて加速していくことがお勧めです。

※昨日の話:「両親を許せない気持ちを手放して成熟性を手に入れるとどうなるのか?~手放しと自分育てと自己充足~」

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人間関係を断捨離したら寂しくなってしまったときの対処法
 


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