Hな妄想をしすぎると現実のHから遠ざかるんですか?~妄想を現実化させるためにした方がよいこと~



世には様々な心の法則や恋愛の法則みたいなのがあふれているのですが、どれ一つとして100%そうだ、と言い切れるものってありません。
当てはまる人もいるし、そうでない人もいる、という程度に思っておいた方がいいんです。
だから、妄想だって全然していいんですけど、ただそこで一つポイントがあるんです。

ラブラブ恋愛妄想ならぬエロエロH妄想てありでしょうか?

根本さん聞いてください。
先日夢でイケメン俳優とエッチな雰囲気になったんです(そんなチベットスナギツネみたいな目で見ないで下さい)
でもこれからってところで無慈悲にもアラームがなりまして。
それは未遂に終わりました(そんなチベットスナギツネみたいな…同上)

そんなことは忘れてその週末にお恨み帳を書いてたんです。
そしたらふとそのHな夢を思い出しまして。
「くそー続きしたかったー!」という口惜しさが出てきました。
それでそのままお恨み帳にエチな夢の続きを書いていました。

「彼は卑猥なでも下品じゃない言葉をわたしの耳元でつぶやいた。
その甘さにわたしの身体は緊張と緩和に揺さぶれる。
今何時なのかここに来てからどれくらい経ったのか分からない。
時間が引きのばされてこの空間をすっぽり包み込んでいるようだ…」

といつの時代の(令和では決してない)官能小説風のエチな妄想にペンが走ったんです。

でもそこで私の中のリアリストが、「妄想が加速するほど喪女度も加速」と高速道路の標語みたいな突っ込みを入れてきました。

その時わたしの脳裏に浮かんでたのは、
・ドエロな成人漫画を描くけど実はチェリーガールなエロ漫画家
・ドエロなボーイズラブ小説を書くけど未だチェリーガールな友人
でした(いずれも実在)

あ、いちお私はチェリーではありませんよ(セカンドバージンに限りなく近くはありますが)

何が言いたいかというと、恋愛妄想は現実的なアファメーション&シュミレーションになるけど、H妄想はむしろ逆効果になるのでは…?と心配になりまして。

でもしたい、、妄想したいです。
あの続き書きたい、、クライマックスまでイキたいんです、、!!

勝手に書けや。知らんわ。。
かもしれませんが、私としては昔から気になるトピックなんですよね。

「H妄想過ぎるほど現実H遠ざかる」という力学てありますか?

教えて!根本センセ!
(Rさん)


Rさんを見つめるチベットスナギツネ氏

そんなん知らんがな、で済ませられたら楽なんですけど、、、笑

しかし、昨日はウンコの話題、今日はHな妄想の話、格式高いブログにふさわしいテーマが並んでいますね。素晴らしいです。好きです。

で、高速道路の標識でしたっけ?「妄想が加速するほど喪女度も加速」ての。
阪神高速あたりにほんまにありそうで怖いっすけど。でも、事故率高くなりそうですね(笑)

さて、

>「H妄想過ぎるほど現実H遠ざかる」という力学てありますか?

って話ですけど、まあ、そんなことはないんじゃねーの?と思うんですよね。
ってことを書くともう終わっちゃうので、なんとか文字数を稼ごうと思うわけですが。

確かに、そのエロ漫画家やBL小説家みたいな人もいますけれど、逆に、経験豊富なエロ漫画家やセフレを何人もかかえるBL小説家もいると思うんですよね。(知らんけど)

たびたび登場しますが「答えが1つの問題なんて世の中には何一つ存在しない」と思った方がいいわけでして、「H妄想過ぎて現実Hから遠ざってる喪女」もいれば「H妄想も現実Hも激しすぎるリア充女子」もどっちもいるんですね。

世の中にはそういうルールってたくさんあるじゃないですか?かつて、ルールズって恋愛本がめっちゃ流行りましたね?知ってる人は知ってると思いますが、けっこうなお年じゃないですか?(爆)

当時、「ルールズにはこんなこと書いてあるんです」という相談をたくさんいただいたので、読んだことはないのに本の中身にめちゃくちゃ詳しくなってしまった私なんですが、「確かにそういうケースも多いし、間違ってはないけど、せいぜいそれが当たる確率って30%くらいだと思っといた方がいいよ」とよくお伝えしてました。

30%ってけっこう高いですよ。かなり。
けど、やっぱり30%なんで、それがすべてではないんですよね。

「出会ってすぐHをすると軽い女だと思われるから、男に大事にされなくなる」
「ラインの返信をするにすると甘くみられるから、敢えてしばらく時間を置いたほうがいい」
「一緒にお風呂に入ると裸に慣れてしまうのでレスになりやすい」
「惚れたもんが負け。惚れさせた方が勝ち」

・・・そういうルールというか格言というか高速道路の標語みたいな言葉って巷にほんとあふれてますよね。

けれど、それらだって「ケースバイケース」なんですよね。
出会ったその日にホテルでHして、その後、ラブラブなカップルになってる人だっていますし、大人になればなるほど、その辺は自由になるのでむしろ変なことじゃなくなるし、自分にもよるし、相手にもよるし、関係性にもよるし、ほんと一概に「コレ!」という法則なんてないんです。

「ラインの返信をすぐに返さないようにしたら『僕にはあんまり興味がないんだよね?』って言われてめっちゃ焦りましたっ!どうしよ!」という相談だってあるわけです。

そういう法則みたいなものは確かにキャッチーだし、分かりやすいし、本のタイトルにするにはインパクトがあっていいし、何より「それだけを信じていればうまく行く」という安心感をもたらしてくれるので人は飛びついちゃうんですけど、結局はケースバイケースですよねー。

そんな個性が全然違う人たちがいるわけですから、そのすべての人に通用する法則なんてのはほんとありません。
せいぜい、「太陽は東から上る」とか「飯を食えばウンコになる」とか「根本さんのブログ読者は武闘派しかいない」とかそのくらいじゃないでしょうか。

でも、やっぱり人は自信がなくて不安なジャンルには飛びついてしまうんです。

「Hな妄想をしまくってると、現実のHが遠のいてしまうぞ」と聞けば、男とヤリまくりてぇと思い、日々自主トレに励んでいるRさんからすれば、「おいおい、やべーぞ。そんなイケメン俳優との妄想にハマってる場合じゃねーぞ」と焦るんですけど、別にそんなことはねーよ、と言いたいわけです。

むしろ、逆なのかなあ、と。

現実のHが遠のいているから、その欲求不満から妄想が激しくなってファンタジー(エロ漫画、BL小説)の世界が盛り上がってるのかな、と。

そして、中にはファンタジーの世界が心地よすぎて現実に戻れなくなってしまってる場合もありますけどね。

ちなみに、レスはじめ、彼とのセックスの問題で「彼が勃たない、イカない、中折れする」という相談をよくいただくのですが、よくよく聞くと彼はたいへんなAV愛好家で、散々自主トレに励んでいるためではないか?という原因が見つかることもあります。

AVってファンタジーですから。見慣れてしまうと現実の世界(=彼女とのセックス)にギャップを感じてしまうものですね。なので、とりあえず、そういう彼には「なるべくAVは見ないようにしてね。あたしのを見てね」と甘えてささやくことをお勧めしてるんです。(けど、武闘派なもんで、甘くささやくべきところを恫喝・恐喝・説教になってしまってるようで、彼氏、かわいそう。)

でも、だからってファンタジーの世界もそれはそれで楽しいわけで、そのエロ漫画家さんもBL小説家さんもそれが楽しく、幸せだったらそれでいいと思うんですよね。

ってことで、要するにRさんは昭和みたいかもしれないけど、その官能小説の続きを書いてみるといいんじゃね?激烈推奨ですよ。

セクシャリティに関するご相談のときに出す宿題に「自分の理想のセックスを官能小説みたいに書いてみ」というものがあります。

「私」を主人公にして、プロット(あらすじ)だけでもいいので書いてみそ、と。

性に対して受け身になっちゃってる人によくおすすめしている課題です。

できればリアルに、具体的に、生々しく書いてみるといいんですが(そして、たまにその小説を読ませてくれるクライアントさんもいるんですが)、そうすると自分の内なる欲求や欲望や性欲があふれ出てきて「自分を知る」ということにもなります。

こうした小説やエロ漫画も妄想で、ファンタジーかもしれませんが、それを現実とちゃんとつなげてあげれば全然問題ないんですよね。

現実と妄想(ファンタジー)を切り離してしまうと、空想の世界の住民になってしまい、現実離れしちゃうんですけど、それをちゃんとつなげておけば全然問題ないんです。

「でも、相手がいないじゃないですかー。あたしの場合、100%妄想になっちゃうじゃないですかー」とRさんは文句を言われると思うんですけど、だからこそ、主人公が「私」の官能小説なんですよ。

そして、「相手はいないけど、それを頭の中の妄想じゃなくて、現実世界に表現するとすれば何?」って考えてみてください。

まあ、要するに自主トレに励め、ということなんですけど(その言い方もまた微妙ですけど)。

そもそも私たちの脳(やマインド)は現実と想像の区別が付かないってこと、皆さん、ご存知でしょうか?

「左手を上にしてみてください。そこに今、僕がカットしたレモンと梅干を載せると思ってください。そのひんやりした感覚を想像してくださいね。そして、その左手を口に持ってきて、あむっと口を開けてそのレモンと梅干を口の中に放り込むと思ってください」

ってなことをセミナーではやるんですけど、それだけで口の中に唾液があふれてきませんか?

実際はそこに存在しないレモンと梅干を脳は存在していると認識して唾液を出すように指示したんですよね。

ってことは、脳は現実と想像の区別が付いてないってことになるわけです。

アスリートたちがイメトレを必ず採り入れるのもだからなんですよね。

自分がトップでゴールテープを切るイメージをしっかりして、表彰台に立ち、インタビューを受けるシーンまで、事細かにイメージします。

そうすると脳は自分がまるで優勝したかのように錯覚するんですけど、それによって実際、自分が「その気」になってるから不思議ですよね。

いわゆる引き寄せの法則などで言われることでもあるんですけどねー。

だから、Hな妄想をするときもイメトレだと思ってものすごくリアルに(視覚はもちろん、音、肌感、匂いなどもリアルに)イメージしてみると、体もそのように反応し、自分自身が「そのつもり」になりますね。

「やる気にならなくてもええねん。その気になったらええねん」と言われるんですけど、そうして自分の脳が「そのつもり」になったら、現実も引き寄せやすくなりますよねー。
当然ながら(妄想の中だけど)毎日Hをしてると肌ツヤも良くなっていきますから、試してみてください。

ということで、妄想は全然していいけれど、ちゃんと自分を主人公にして、リアルに5感を働かせたらいいっすよ!という格調高き提言でした。はい。


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