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今まで自立的に生きてきた女性が、本来の女性性を活かし始めると様々な問題が湧き上がってくることが多いものです。
そこでついかつての自分に戻りそうになるのですが、それはもうしんどいので、改めて女性性を活かした本来の自分で生きることにコミットしていきます。
その過渡期は葛藤も多いですが、確実に楽になっていくし、周りも変わっていくのです。
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「女性性」「ビジネス」で根本さんのblog内を検索して色々拝読し、とくに「自分の強みを活かしてビジネスをやろうと思うのですが挫折中です!~女性性が強い人はビジネス構築が苦手!?~」の記事とても参考になりました。
こちらの記事で十分に女性性とビジネスについてご講義して頂いておりますが、欲張りに第二弾をおねだりしたいです。
私は本来の性質はとても女性性が強い方だと思います。
オギャーと生まれた時はたぶんリリカル乙女属性MAXだったのですが、母が更に上行くリリカル姫ウルトラMAXだったり、兄がセンシティブ、グラグラ尾◯豊少年だったり地域がヤンキー領土だったりして、男性性をせっせと発達させ人格形成はなんか女でも男でもないノンセクシャルな謎の変人に仕上がりました。
で、何が聞きたいねん!?ですが、まぁ長年とにかく仕事に悩んでます!
そして大黒柱のパートナーが来春会社を辞めます!
私の稼ぎは雀の涙で頑張らないといけないと分かってるのですが、頑張ってくれてた男性性が、もうなかなかな消耗感で、でも長年社会生活は男性性で生きているので女性性をどう社会的に開示したり生かして行けばいいのか掴めず数年。
根本先生の考え方を知って女性性を社会的顔にしようとやりかけて、やはり性に合ってたのかすんなり結果が出たのですが、自分の中の「少年?」のような意識が不満を蓄積して来て積み上がりかけたのをひっくり返して白紙からやり直しました。
自分の中の乙女と少年とその他大勢とよく相談して、一からやり直してまぁまぁ順調で今度こそはイケルかな!と思ってたのですがコロナの緊張もあってか数ヶ月でダウンしてしまったのですハイ。
今は燃殻の状態でとりあえずルーティンだけはこなしてます。
というか燃殻が思春期からのデフォルトなんでいつもの感じです。
と、行った経緯の元は女性性優位だけど人格形成は男性(中性?少年?)で燃殻が常態な人間が、贅沢は望まないから大人2人くらい暮らせる収入を得るにはどうして行ったらいいざんしょ?
以上欲張りなネタリクエストでした!
(Fさん)
昨日の記事も大いに当てはまるFさんかと思うんですが、こういうネタが連続するってことは、今、そういう流れなんですね。
↓
「子ども時代に女の子ができなかった女子がお姫様マインドを獲得する方法~早くに自立して男性性が優位になっちゃってる女子へ~」
そっか!女性性か!と気付いて、女性性を活かそうと日々努めると、今まで頑張ってきた男性性が「おいおい、俺を無視すんのかい?」とツッコミを入れてくるのもよく分かりますね。
とはいえ、すっかり燃え殻というか、燃えカスになってる男性性ですから、そのツッコミも意外と弱いのかもしれませんけど(笑)
しかし、問題の多くは何らかの「習慣」が原因になってることが多く、Fさんのお話もそういうことなのかなあ、と思って読ませていただきました。
今までは男性性をフル活動して燃え殻にさらに火をくべようと頑張ることがデフォルトだったとするならば、「今日からは女性性で行くから!」と宣言されても心身ともに付いてこないものです。
それでこんな事件が起きちゃうわけですね。
>自分の中の「少年?」のような意識が不満を蓄積して来て積み上がりかけたのをひっくり返して白紙からやり直しました。
まあ、分からんでもないです。
で、世の中とはよくできているもので、そういう時に限って「俺、仕事辞めるわ」とパートナーが言い出すんですな。
皆さんもよく覚えておかれるとよいのですが、男性性優位な生き方から本来の女性性を活かした生き方に変えようとすると、まるで抵抗勢力が出てくるかのように男性性を再び発揮しなければ!と思わせる状況が生まれるんです。
まるで神様のテスト?それともシャーマニックテスト?と思えるような、「おいおい、なんでやねん。あたしはこれから姫として生きようとしてるのに、大黒柱がなくなっちまうのかい?」という話です。
ちなみにパートナーは仕事を辞めた後どうされるんでしょうか?
しばらくのんびりしちゃうんでしょうか?
そこでFさんが稼がなきゃいけない理由って何なのでしょうか?
実はこれ、かなり重要な疑問なんです。
というのも、女性性優位な生き方の一つに「あげまん道」があります。
「私といると彼が成功しちゃうのー!」というアレです。
最近、その言葉をあまり耳にしなくなったので死語なのかもしれませんが、実は個人セッションではちょくちょく出てくるテーマで、今も複数の方がPCCにてあげまんへの道をせっせと進まれております。(武闘派過ぎてなかなか抵抗が激しいですけど(笑))
パートナーが仕事を辞めるって言い出した時に「じゃあ、あっしが稼ぐから、あんたは家で茶でも飲んでやがれ!」と思うのが、紛うことなき武闘派女子であり、男性性の発想です。
じゃあ、女性性が豊かな姫はどう思うのか?というと「え?じゃあ、あたしたちの生活はどうなっちまうんだい?あんた、何とかしてくれるんだろうね?」と詰め寄るのではなく、ええ、決してそんな不安になったり、心配したりするのではなく、
「まあ、彼ならなんとかするだろう」
とただ信頼を贈るんですな。かつて、ある奥様(姫)が旦那さんが職場で社長と折り合いが合わなくて辞めるって言い出した時に、「彼ならなんとかすると思うので不安とかは一切ないんですよね。」とサラッと答えられました。
皆さんはどうでしょう?
やはりうちの読者の皆様は「あっしが何とかせねば!」と思っちまうタイプですか?
それとも「まあ、あっしの収入で彼を養ってやろうじゃねーか!」と気合が入るタイプですか?
それとも・・・。
一方、その頃、姫はこう思うわけです。
「だってー、彼はあたしのことを愛してるんだし、自分が私たちの生活を担ってるってことくらい十分分かってるんだから、仕事辞めたって二人の食い扶持くらいなんとかするわよー」と。
なので、Fさんにとっては2つの課題があるんですけど、その一つが「彼に愛されてる自信ってどれくらいあるの?」というパートナーシップに関するものなのです。
ただ、昨日の記事でも少し触れたのですが、男性性で生きてる女子の場合、彼の男性性と競争した挙句、圧勝を収め、見事、彼が男性として自信がなくなってしまう・・・なんてケースもよく見られます。めっちゃよくあります。
そうすると彼が仕事を辞める辞めない以前に、彼を男として信頼できなくなっていたり、私が何とかしなければ!という意識を強く持っていたりする可能性があるんですよね。
その場合はほんとますますFさんの女性性(つまりは「あげまん」的要素)が重要な意味を占めるわけです。
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Fさんは元々自分が女性性豊かな人間だってことをご存知ですよね。
それが家庭環境・地域環境などによって男らしく生きざるを得なかったわけです。
その結果、「パートナーが仕事辞めるから、何とか二人分の食い扶持をあたしが稼がねば」と思うに至りました。
しかし、「食い扶持を稼ぐ」てのは男性性的な発想で、女性性はそれを持ちません。
だから、女性性を活かそうと思ったら「どうやって収入を得たらいいのか?」というところで壁にぶつかります。
そうすると再び女性性を封印して男性性を発揮しなければ!と自分に鞭を入れることになるんですけど、それは本当はしたくないことなのです。
そこで女性性を優位にするにはどうしたらいいのか?って話になるのですが、いくつかの方向性がそこには見えてくるんです。
(1)パートナーが生き生きと楽しく、幸せに今以上に稼げるように精神的なサポートをする。→自分の女性性を思い切り解放すると彼の男性性が相対的に開花するって仕組み。いわゆる「あげまん道」。
(2)自分が稼ぐ、というよりもビジネスパートナーや職場を通じて「稼がせていただく」というポジションに就く。→女性性を開いて、ただ咲いておくだけで自然とお金が回ってくるシステムを“作ってもらう”。
(3)これをチャンス!とライフワークのデザインに取り組み、自分らしい生き方を確立させていく。そこにパートナーをキャスティングして、二人が幸せに生きられる方法を構築する。
などなど。
とはいえ、どれも女性性を解放していくことに違いはないわけです。
そこで、当面の問題となるのが2つ目の課題である「かつての私が優先していた男性性の処遇」についてです。
>自分の中の「少年?」のような意識が不満を蓄積して来て積み上がりかけたのをひっくり返して白紙からやり直しました。
これですね。
男性性を優位にしてバリバリ仕事をしていた人間が、いきなり女性性に意識を向けると、生ぬるい、サボってる、頑張れない、気合が足りない、なんかイライラする、等の問題が出てくるものです。
要するに、女性性を活かした仕事なんてしたことがないから要領を得ないし、慣れないし、訳が分からんし、やっぱりイライラするわけですね。(特に男性性優位な職場であればあるほど)
となると、まずは今の職場で女性性を活かす(姫になる)ということを特訓していくのが賢い選択かもしれません。(特訓とか修業と言われるとやる気にならない?笑)
一度は白紙に戻しちゃいましたが、改めてチャレンジしていくわけですね。
これはすでに成功したこともあるので意外とやりやすいと思います。
で、その時、燃え殻になっても自分を主張してくる男性性についてはどうしたらいいのか?っていうと「姫」が面倒を見てあげます。
姫って言うか、お姉さんって言った方がいいかもしれません。
あれこれ文句言ったり、不満をぶつぶつ言ったり、あるいは訳もなくイライラしたりしてきたときに、お姉さんが優しく少年をなだめてあげるわけです。
「今までほんとよく頑張ってきたんだから、今はもうゆっくり休んでいていいのよ。燃え殻になるまで頑張ったんだから、もうそんなに頑張ろうとしないでね。」なんて優しく、優しく自分に言ってあげるわけです。
そうしてまずは今の職場で女性性を解禁するところから始めていくんですね。
まずは、そこにエネルギーを注いでみてはいかがでしょうか?
それはいわゆる「姫になる方法」を会得するプロセスです。
みんなから愛され慕われること、頑張らなくても何とかなること、流れにゆだねた方がうまく行くこと、直感や感覚が意外なほど使えること、その方が自分自身が楽なことなど。
始めのうちはなんか自分がオカマちゃんになったような違和感を覚えるかもしれませんが、そのうち慣れていきます。
また、それと同時に、やっぱりパートナーとの関係強化にも取り組みましょう。
愛を受け取ること、信頼すること、パートナーの前でちゃんと女でいられること、セックスを充実させること、愛される価値のある女であることを実感すること。
そうして本来の自分に戻っていくと仕事にしても、パートナーとの関係にしても、本来あるべき姿に変わっていきます。
自動的に(1)が発動するかもしれませんし、今の職場つながりで(2)が自然と実現できてしまうかもしれないし、自然と(3)が見えてくるかもしれません。
「今できることをしよう!」って話をいつもしてますが、せっかく今、女性性を優位に転換していくいい実験場が職場にもパートナーシップにもあるわけですから、それを活かさない手はありませんね。
ということで「女性性を活かすと十分生活できる収入が得られるようになる!」という体験をしていただければと思います。実現した暁にはぜひともご報告、お待ちしております!笑
★女性性を活かしたライフワークの描き方。
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