自分の強みを活かしてビジネスをやろうと思うのですが挫折中です！～女性性が強い人はビジネス構築が苦手！？～

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女性の方からビジネスの相談をいただくと「興味や気分がコロコロ変わってなかなか絞り切れない」という話をよく伺います。
「ああ、それってあなたが女子だからね～」とお伝えするんですけど、女性性が優位な方ってビジネスを構築することよりも、自分が「今、楽しい、幸せ」の方が重要だったりするんです。

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気分が乗らないんだったらしょうがないですよね～♪

元々Ｒさんは何かに対して「これがやりてぇ！やりてぇんだ！！」と思ったものってありますか？

それは推しのアーティストのライブに行くってことでもいいし、スキューバダイビングでもいいし、鬼滅の刃を全巻揃えることでもいいし、仕事がらみでも、なんでもよいです。

また、そうした情熱を長く持ち続けることができるタイプでしょうか？
例えば、小学生のころからずーっと続けてる習い事がある、とか、学生時代からずっと続けてる趣味がある、とか。

一方、Ｒさんは頭で考えて行動すること、さらにはそれを継続することが得意なタイプでしょうか？

例えば「この資格を取っておくと仕事に有利らしい。ちょっと頑張って１年くらい勉強して受験してみようか」と考えて、それを実行に移すことができるタイプでしょうか？

さらに、Ｒさんは自薦他薦（？）問いませんが「女子っぽいなあ、めちゃくちゃ女子だなあ」と思うことってありますか？自分の感性や趣味に関するものでもいいですし、感覚的なものでも構いません。

そして、最後に今のお仕事は何年くらい続けてらっしゃいますか？転職回数は多い方だと思いますか？それともずっと同じ会社に所属していますか？

・・・とまあ、いきなり質問攻めにしているわけでございますけれど、これらのことから私が何を知りたいか？っていうと、Ｒさんって女性性強め？それとも男性性もけっこうある方？ということなんです。

例えば、心はあんまり望んでないけど頭で考えて「やったほうがいい」と思うことを続けられるタイプであれば、「今のご時世だからこそ自分で稼ぐスキルを！」という文言に従って自分なりのビジネスを構築することができるタイプだと思います。

しかし、そうした思考優位な態度って男性性が強くないとちょっと難しいんです。
女性性って感情や感性をつかさどりますから、女性性が豊かな人は思考的なことを嫌う傾向にあるんですね。

また、男女の違いのひとつでもあるんですけど、男性に比べると女性は浮気しやすい生き物です。おっと、ここで大いに反発があるかと思いますけど、まあ、最後まで読んで下せえ笑

よくブログやセミナーでもお話していますが、女子は「ああ、この店、すっごくおいしかったし、楽しかった。また来ようね！」って盛り上がっても、「でも、やっぱり隣の店もなんかよさそうじゃない？次はこっちの店にしようか？」ってすぐに気が変わるでしょ？

一方、男子なんかは皆さんの職場にもいるかと思うんですけど「仕事帰りの一杯はあの店で」と何十年も同じ店に通っていたりしますよね。
また、有名な経営者などにもいますが、男性は「服を悩むのは嫌だから、黒いＴシャツとベージュのチノパンしか買わない」って人もいるでしょう？

女性は変化を好み、男性は安定を好みます。
それは、感情が常に移り変わる女性性と、理論的な思考が優位な男性性の違いが生み出すものです。
（だから、女性が浮気性っていうよりも、女性性優位な人が浮気性って言うのが正確な表現ですね）

あるコンサルタントの方がこんな話をしてくれました。

「女性のクライアントさんってコロコロやりたいことが変わるんですよ。コンサルして、この路線で行きましょう！！ってその場は同意しても、しばらくたつと、やっぱりあまり興味ないです、変えたいです、って言い出して。それでまたビジネス作るんですけど、すぐに気が変わって。それじゃあ、ビジネスなんて立ち上げられないですよ！って思うんですけどね。どうしたらいいんでしょう？」

もちろん、彼女には先ほどの女性心理を説明して「ってことなんでしょうがないですよ。そういう方々はたぶん、とっても女性的な方なんだろうと思います。」なんてお伝えしました。
で、どうしたらいいのか？については、今日も少しお話ししますので、もうしばらくお待ちください。

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女性性が豊かな方がコロコロと興味が変わりやすい（＝気分が変わりやすい）ってのは理解できたと思うんですけど、そこにもう一つポイントがあります。

「なんかに夢中になったことってありますか？めちゃくちゃハマった趣味とかありますか？」って質問すると、「いやあ、それなりに好きなものはありますけど、そんなマニアなほどではないんです」と答えられる方も多いですね。

女性に多いですけど、男性もそういう方がいらっしゃいます。

何かを突き詰めるってことは、これまた男性性の仕事でして、それ故に男性はよくやたら何かにハマっています。

温泉にハマれば成分表を研究し、日本全国の温泉を制覇しよとしますし（私の師匠もそうです）、酒が好きならその銘柄やら歴史やらを研究し始め、なんなら蔵元まで出向いていこうとしますし（私も少しその傾向があります）、料理に凝り始めると奥さんがびっくりするくらい専用の道具を揃えだしたりします。

そうした探求心やコレクター心理は男性性独特のもので、一方、女性性が豊かな方は、そうした「モノ」よりも「感情」の方が重要なので、何かにハマって突き詰めるよりも、「今、楽しい、今、面白い、今、幸せ」の方が大事なんですよね。

だから、Ｒさんが書いてくださったようにファッションが好きで、常に流行をチェックしていたり、自分に合う服を探したりするのは楽しくても、それを他人のために、お金を取るために専門性を高めることとは別物のように感じてしまうわけです。

つまり、友達の服を見立ててあげることは好きだけど、それが「お客さん」となるとなんだか少し違う気がする、というわけです。

それは友達の服を選んであげて友達が喜んでくれたらそれで自分も幸せなんですが、そこにお金を取って専門性をもってお客さんに提供するとなると「いやー、そこまでするのは楽しくない、幸せじゃない」と感じやすいのです。

この違い、伝わってます？？？

浮気問題も同じですね。
言ってみれば「自分が浮気されたときには大問題で何とかしたいと思うけど、それが解決した今となっては、浮気問題なんてさほど興味ねーし」というわけです。

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私も「お弟子さん制度」というカウンセラーを育成するスクールのようなことをやっておりますけれど、やはりほとんどが女子ばかりですので、そうした「気分がコロコロ変わること」を前提にお話をするようにしてるんです。

そもそもカウンセラーとしてバリバリ稼ぎたい！という方は私のところにはあまりいらっしゃらなくて（そうしたビジネススキルを教える場ではないので）、もし稼ぎたくなったらほかのコンサルさんを紹介する師匠なんですね。

なので「カウンセラーにも興味はあるけれど、自分の人生を何とかしたくて」とか「自分を見つめなおす場としてお弟子さんになったけれど、カウンセラーとしてバンバン成功したいかどうかはまだわかんない」とか「とりあえず、根本さんの元で半年間心理学を学びたいので、カウンセラーになるかどうかはそのあと決めます」みたいな動機の方が圧倒的に多いんですね。

ビジネスの話もしますけれど、何よりも自分軸だの自己肯定感だの与えるだの許すだのって内面的な在り方が中心の講座なので、私もそれで全然ＯＫだと思ってます。

なんせ「カウンセラーなんかにならなくてもいいから、幸せになってください」という話をするくらいですから（笑）

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さて、お弟子さん制度の宣伝をさりげなくしたところで（笑）、Ｒさんのお話。

女性性の強い人、まあ、だから女性に多いのは、そうした「内的充実」を目指す方です。
お金を稼ぐ、名声を得る、本を出版する、いい家に住む、みたいな「外的充実」にも興味がないことはないけれど、それよりも「今、幸せだったらいい」という価値観です。

内的充実＞外的充実、という価値観を持っているので嫌なことを無理やり頑張ってお金を稼ぐことにあまり幸せを感じられないんです。

だから、浮気問題でも、自己肯定感でも、ファッションでも、自分が満足できる、自分がうれしい、自分が喜ぶ範囲では興味が持てるけれど、それをビジネス化するとなると、ちょっと興味がそれてしまうわけです。

もちろん、そこには「お金の問題」が発生している可能性もあるので、そこはチェックしておいた方がいいですけどね。

★セミナー動画「お金の心理学」お金軸を抜け出して、自分らしくお金と付き合う方法」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31913

＊お金が貯まる心を育てる 貯めマインド（リベラル社）

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それで、冒頭にあれこれと質問をさせていただいたわけです。
もちろん、それですべてが分かるわけではないので、ほんとはもっとあれこれお聞きしてみたいんですおね。

今の正社員を手放すことにどれくらい興味があるのか？
副業程度でいいのか？
いずれメインのビジネスにしていきたいのか？
それともビジネスをするよりも投資の方がいいのか？

Ｒさんは、

＞「これがやりたい！」と邁進したいのですが、期待しすぎでしょうか？

とおっしゃってるんですけど、「これがやりたい！」って思えるものを持つことにそこまで興味があるのかどうか？とか。

「自分が今、幸せだったらそれでいいんじゃない？？」って私に聞かれたらなんて答えます？

もし、「うぐぅ」と答えに詰まってしまい、「た、たしかにそうかもしれません」と思われるならば、むしろ、今の幸せをもっと高めていった方がいいと思います。

お金にすること、ビジネスにすることにさほど興味がないのであれば、自分がより幸せになって自分の周りの人にそれを分け与えていくのが次なる幸せになります。

もちろん、そこで「そこまでしていただけるんならお金払います」って人が現れたら、そこでビジネスになるって感じですね。

つまり、自分から計画的にビジネスを立ち上げるよりも、好きなことをやって幸せになってニコニコしてたら自然とお金が入るようになったんですぅ～！！という夢のようなことを目指してもいいと思うんです。

一方、もし「いや、それでも何かビジネスを立ち上げてみたいです。今までいろんなことを体験してきたので、それがほかの人のお役に立てればうれしいですし」と思うのであれば、誰かと組むことをお勧めします。

コンサルさんでもいいですし、パートナーでもいいですし、男性性優位な方を相棒に選んで、その人に頑張ってもらうといいと思うんです。

たぶん、今、Ｒさんはビジネスを立ち上げなければいけないほど切迫してない状況だと思います。だから、「何としてでも自分のビジネスを立ち上げなければ！」という思いまでは行ってないんです。

なので、そのモチベーションに合わせたやり方を採っていくのがお勧めですね。

だから、私がお勧めしたいのは「情報発信」です。
インスタでもブログでもいいので、自分が好きなものや自分が興味あるもの、あるいは自分の経験を発信していくんです。

それは誰かのために、というよりも自分の楽しみのためです。

例えば、自分が好きなファッションをインスタにアップして、そこにメーカー名、サイズ、着心地など感想を書いてＵＲＬを貼り付けておけば「情報発信」になります。

「○○ってお店に行って食べたケーキがめちゃくちゃおいしかった！」だけなら「個人的な感想」ですけれど、そこにお店の住所と地図を掲載すれば「情報発信」になります。

「このワンピース、着心地がすごく良くてふわっとしてかわいい！」だけなら「個人的な感想」ですけれど、そこにメーカー名や商品名書いて「ちょっと体形が気になる人にもおすすめですよ！」って提案したら「情報発信」になります。

そうして、自分のコロコロ移り変わる情報をあれこれ発信していくと、Ｒさんのライフスタイルそのものが商品になっていくのが今の時代です。
つまり、Ｒさんの提供する情報が商品になるのではなく、Ｒさん自身の生き方が商品になるんですね。（つまり、ファンができるわけです）

なので、バリバリ稼がなきゃいけない事情がないのならば、そんな風に「情報発信」をしてみるとよいかもしれません。

ま、とにかく楽しむこと、遊ぶこと、うれしいことをすること、だと思うんですよね。
その方がビジネスにはならなくても「幸せ」にはなれると思うんですー。

※それでも私はビジネスをやりたいんです！！生活をかけてみたいです！！という方はまたご相談くださいませ。

★自分らしい幸せな人生＝ライフワークを見つけて作り上げる本＆セミナー動画。

＊「つい「他人軸」になるあなたが７日間で自分らしい生き方を見つける方法」（あさ出版）

＊セミナー動画：ライフワークをデザインするワークショップ～こんなご時世だからこそ、「自分らしい生き方」改めて見つめ直してみませんか？

★よかったら参考にしてみてください。情報発信とインスタのセミナー動画です。

＊「カウンセラーの為の “ファンが出来る” “継続できる” 情報発信講座」（講師：立花岳志氏）
https://nemotohiroyuki.jp/podcast/33634

＊『カウンセラーのためのインスタ活用講座』（講師：上野りえこ氏）
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/33421

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