我慢して我慢して爆発してしまう私はいつか夫に嫌われてしまうんじゃないかと不安になってしまう件。



情熱系女子にとっての爆発は「活火山が噴火するくらい当たり前のこと」なので、そんな女子と付き合う彼氏たちは「俺、鹿児島に住んでるんだ。ふつうに桜島とか噴火するよ」という境地に至る必要があるのです、という話をマジメにしています。
そのためにも「自分と相手は違う人間なんだ」「ムカつくところを転じるとメリットになる」この2点を押さえましょう!

はじめまして。いつもブログや書籍を拝見させていただいています。
参考になることばかりで、私も自分の自己肯定感を上げてもっと幸せに生活できたらとワークなど実践しています。
今回は、どうしても自分の「我慢して我慢してふとした所で爆発してしまう」部分が克服できず、夫に当たってしまい結婚生活に不安があり、根本先生にアドバイスをいただけたらと思いメールをお送りしました。
長くなってしまいますが、ご覧いただけたら嬉しいです。
私は、幼い頃から母が病気で、両親に迷惑をかけず、なんでもできる限り完璧にこなそうとしてきました。
また、出来のいい兄と暗に比べられたりする場面も多く、人に頼ることが出来ないひねくれた性格の可愛くない女になってしまいました。
学生時代は最高にひねくれており、20歳まで全く彼氏やいい感じの相手すらできずにいましたが、現在の夫と出会い、円満なお付き合い期間を経て昨年結婚しました。
しかし、結婚してから夫の、実家大好きで頻繁に帰る部分だったり、私が何か提案しても基本的に受け入れられることはなく夫の考えで通す部分だったり、細々とした家事を私が引き受けている(ちなみに専業主婦ではなく共働きです)現状などにモヤモヤを感じ、1ヶ月に1回のペースで夫に対して不満を爆発させるようになりました。
不満や疑問を感じた時にその都度トゲのないよう夫に伝えたりできれば、とは思うのですが、なかなか出来ません。
後になってこんなふうに夫に当たり散らしていたら、夫の気持ちも離れてしまうと自己嫌悪に陥り、なんとか爆発しないように自分の捉え方や考え方を変えてみよう、夫の気持ちばかり考えず、たまには自分で自分の気持ちも聞いてみてモヤモヤをなくそうと思いながらここ半年程は大きな喧嘩もなく過ごしてこれました。
ただ、つい先日、ふとした事でまた爆発してしまい夫に「1人にして欲しい」と言われてしまいました。
しばらく時間が経ってから、「ダメなやつでごめん」と謝られ、その後は変わらず過ごしていますが、このままではいい関係を築いていけないような気がしています。
(Aさん)

まず、多くの武闘派な女子たちがこのことで悩んでいるんです。めっちゃ悩んでるんです。私、めっちゃ相談されるんです。

>不満や疑問を感じた時にその都度トゲのないよう夫に伝えたりできれば、とは思うのですが、なかなか出来ません。

そんなときに最新刊の帯で「スーパーカウンセラー」と紹介されているスーパーカウンセラーの根本先生はこう答えるわけです。

「はい。無理っす。めちゃくちゃ無理っす。あきらめたほうがいいっす」

なんと明確かつ簡潔かつ分かりやすい回答なのでしょう!!!!
(どこがスーパーカウンセラーなのでしょう!!!)

「だって、爆発するのが武闘派女子の醍醐味ってものでしょう?しかもさ、そこで言う『トゲのない言い方』ってさ、あくまで当社比でしょ?Aさんはちょっと針でツンツンとしたつもりでも、旦那さんからすればスズメバチの大群に刺されたように感じるかもよ?」

とフォローを忘れないところもまたスーパーカウンセラーたる証ですな。はい。

「爆発しないように!トゲのない言い方ができるように!」と自分を“コントロール”しようとすると、それが叶わなかったときにまた猛烈な自己嫌悪が起こりますよね?
そうするとさらに強い力で「爆発しないように!」って自分を“コントロール”するじゃないですか?そうするとさらにそこでストレスがかかるから、より大きな爆発を招くんですよね。

その仕組みはDVやモラハラと同じですよ。

「爆発しちゃダメ!」という禁止や、「トゲのない言い方をしなければ!」という思い込みは、それだけで相当なストレスを自分に与えるのでかえって逆効果なんです。

むしろ、その逆に

「あたしは桜島より噴火頻度が高いんだから」

「ハワイのキラウエア火山より大量の溶岩を流す女よ」

という風に宣伝しておいた方が旦那さんも心の準備ができますし、鹿児島県民のように火山灰に対する免疫ができますから案外夫婦関係がうまく行ったりするんです。

「今日の噴火はいつもに比べて大きかったなあ。だいぶ溶岩に焼かれちゃったよー」なんて苦笑いで済むってもんです。

※かなり冗談ぽく言ってますがほんとのことなので。

そして、ここが大事なところですが、「あたしと旦那は違う人間」という当たり前の事実を忘れないようにすることです。

「1人にしてほしい」というのは男性の常套句でして、「一緒にいたい」と思う女子(武闘派女子も一応女子の一種)にとってはショック極まりない発言ですが、「うんこしたい」くらいの日常的会話だと思っていた方がいいんです。

なぜかというと自立系男子は「一人の時間が必要。一人になって自分の気持ちや考えを整理する時間が大事」だからです。

女子は気持ちの整理をするのに「誰かにしゃべりたい!聞いてほしい!」となるんで、そこが違いなんですよね。この違いはめちゃくちゃでかいのでぜひともキッチンの壁に貼っておいてほしいです。

その流れで言えば自立系男子は特に「感情」が苦手です。だから、爆発する彼女に文字通り“手を焼く”わけで、その感情から逃げたくなってしまうんです。そこに悪気はなく、「火事になったらそりゃ逃げるでしょ?」くらいの思いです。

そこは火の手が上がれば一目散に現場に駆け付ける(武闘派)女子とは違うところです。
感情が爆発したとき、女は集まって来るけど、男は逃げるか遠巻きに眺めてるんです。
(逆に、熱い議論が始まると、男は集まってきて、女は「わけわからん」とその場を後にします)

そして、もう一つAさんが覚えておかなきゃいけない「あたしと旦那は違う人間」は敏感度というか鈍感力です。

『しばらく時間が経ってから、「ダメなやつでごめん」と謝る』旦那さんは、けっこう鈍感なタイプじゃないかと思うんです。

実家に頻繁に帰ったり、Aさんの意見を受け入れなかったり、細々とした家事をAさんがやる羽目になったりってのを見ると、彼はAさんよりもずーっとずーっとマイペースな人だと思うんですよね。

言い換えると自己中で鈍感なんですよね。

「自分のことしか考えてない!!!相手の気持ちなんて全然考えない!!!」って日々思いません???

「なんであたしが怒ってるか分かる?分かんないでしょ?」って毎日思ってません???

Aさんは「完璧主義」だし、迷惑をかけたくないし、人に頼れないタイプですよね。
だから、なんでも先読みして動くし、相手のことを考えてあれこれ行動するし、そもそも必要なことに気付いちゃうし、何なら深読みだってしちゃうでしょう?

だから、そんなAさんは「あれができてないじゃん。これが足りないじゃん。なんでそれが分からないの?もっとちゃんとやってよ」ってことを言われるのがすっごく嫌だと思うんです。

「あたしだってめっちゃ頑張ってんだよ!なんでそれを分かってくれないのよ!」と爆発しちゃうでしょう?

でも、その点、旦那さんは真逆だと思うんですよ。

「あたしが何度言っても分かってくれない。聞いてくれない。」と思いません?

Aさんは相手に爆発されたり、あれこれ指摘されたらすっごく嫌な気分になるタイプだと思うんですが、旦那さんは同じことが起きても「少しだけ」嫌な気分になるタイプだと思うんですね。

そこが違うんです。

明らかに幼少期からの育ちの違いですし、バランスの法則的に言えば、お二人はお互いにいい感じにバランスを取り合ってるんです。

だから「あたしが嫌なことが旦那にとっては嫌じゃないこともあるのかもしれない」ということは覚えておいた方がいいと思います。

「あたしがすっごく嫌なことでも、旦那からすればそれほど嫌じゃないのかもしれない」ということも覚えておいた方がよいです。

そういうわけで「爆発をなくすよりも、堂々と爆発してストレス解消した方が二人の関係にとってはすごく良いですよ!」ということをお伝えしたいんですよね。

つまり、それくらい二人は違うタイプなんだ。だから、二人は一緒になったんだ。ということが受け入れられるようになると別の視点を持つことができます。

すなわち「○○だからこそ、××なんだ」と思えるんです。

この話です。

「長所」と「短所」は裏表、そして、「短所があるからこその長所」という見方のススメ。

二人はタイプが違うから分かり合えないところもあるし、すれ違いも生じやすいけれど、その一方で、バランスが取れていて、弱点を補いあえる関係になれる、ということです。

「うちの旦那は鈍感だからこそ、私が爆発しても意外と大丈夫」

「うちの旦那は鈍感だからこそ、私が情緒不安定になっても動じない」

「うちの旦那は自分勝手だからこそ、私のことも束縛せず自由にしてくれる」

「うちの旦那は細かいことを気にしないので、私が少々散らかしても文句を言わない」

「うちの旦那は頑固なところがあるから、そう簡単に離婚とか考えない」

「うちの旦那は変化を好まないからこそ、私のことも嫌いにならない」

みたいな感じです。

相手に不満を持ったり、イライラしてくると「○○」の部分がめっちゃ目立つようになり、そこしか見えなくなります。しかし、その裏には「××」の部分があるんですよね。
そこにフォーカスできると「ま、悪いことでもないかあ」と思えるようになるんです。

まだ旦那さんとうまくやりたい、仲良くやりたいと思っているからこそ、ここに注力することはすっごく意味があることだと思います。

ということで、

●「違い」をきちんと受け入れること
●旦那の嫌なところをメリットに転換すること
●「火山は爆発するもの」という当たり前な認識を持つこと、

この3つを意識すればだいぶ平和に暮らせるようになると思うのですが、いかがでしょうか?

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東京/オンライン:9/12(土)自立系武闘派女子のための恋愛講座
13:00-15:00(1)「なぜ、私の恋はうまくいかないのか?のなぞを解く」
16:00-18:00(2)「親密感への怖れを癒す」


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我慢を重ねて爆発してしまう癖って直るの?
 


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発行人:
心理カウンセラー/セミナー講師/ベストセラー作家 
株式会社ココロノオフィス 根本裕幸
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