自信を付けたら、異性が気持ち悪く感じられちゃう心理~立場変われば見方も変わる~



自信がない時代は自己否定の嵐の中を生きているわけですから、自分の素直な気持ちも否定して表に出さないようにしてきたと思うんです。
その後、自信をつけることによって、それまで隠していた本音が出てくるわけです。
つまり、以前からあった「男なんて気持ち悪い」という思いが、自信をつけることによって表に出てきたんじゃないでしょうか。

根本先生、初めまして!
26歳会社員のIと申します。

本日ご相談したいのは、「自分に自信をつけたら、異性が気持ち悪く思えてきた」ことです。
私はこれまで男性とお付き合いをした経験がありません。手を繋いだことすらないです。
少し前まで、彼女持ちの男を好きになり足掻いたものの結局成就せず…。

これまで、自分は太ってるから彼氏ができないと思っていました。
しかし、最近少し痩せて、見た目に気を使うようになったことで、かわいいと褒めてもらったりナンパされるようになりました。
痩せたと言っても、大幅に変わったわけではありませんが、今は見た目のコンプレックスはほぼなくなりました。

ただ、私に寄ってくる男全てが、「見た目しか見てない」と嫌悪感を抱くようになってしまいました。

好きだった男は、私が見た目に自信をつける前に仲良くなった人なので、嫌悪感はありません。
同様に、痩せる前から私を知ってる会社の同僚などにも嫌悪感はありません。

性格に関しては、先生の著書を読んでからは、ありのままの自分でいいと思うようになりました。
見た目にも中身にも自信が出てきたのに、なぜ男性を気持ち悪いと思ってしまうのでしょうか…。

ちなみに、両親は子どもの頃から喧嘩ばかり、父親はモラハラ暴言野郎、母親はヒステリック過干渉という定番家庭で育ちました。
母親へのお恨み帳は書きましたが、父親のはまだです。
やはり父親がラスボスなのでしょうか…。
今までいいと思った人は父と真逆の穏やかな人が多いです。

お答えいただけたら嬉しいです!
(Iさん)

そもそも男は「見た目しか見てない」ってところがありまして(あ、まだスマホを握りつぶすのは早いですよ、お姉さん!)、大昔から狩猟やら村の警備などで「目を光らせてきた」歴史から、視覚を重視する男性はものすごく多いものです。

愛情表現のひとつに「視覚派」という部類がありまして、視覚で愛情を訴える方々なのですが、圧倒的に男性がこれに属すると言われています。
すなわち、「高価なプレゼント」「眺めの良いレストラン」「大きなサイズのアクセサリ」等、その価値が目に見えるもので愛情を示そうとするわけです。

なお、コミュニケーション能力に長けた女子は、言葉による愛情表現(聴覚派)が多いとされますし、そのほか、スキンシップ、見守る、心配する、相手に合わせる、など様々な愛し方が存在しています。

とはいえ、こうした男性の視覚による愛情表現もその入り口に過ぎず、そのため結局は「外見じゃねえ、内面の方が重要だ」という考えに行きつく人が多い、ということも一言添えておきたいと思います。

さて、そんな中、Iさんにおかれましては、自分に自信が持てるようになり、おそらく、自分のことも以前よりもずっと好きになってきたということは、ものすごく素晴らしいことでございます。祝杯あげましょうね!(笑)

ところが、「自信が付いたら男が気持ち悪くなった」という現象はにわかには信じがたいものがあるかと思います。

これについては次のような見方が成り立つかと思います。

「自信が付く」とIさんの意識も変わります。視座が変わる、と言ってもいいですが、自信がないときは相手を見上げていたものが、自信が付くと対等、もしくは上からの目線を手に入れることになります。

まあ、今までは2Fから4Fを見上げていたのだけど、エレベータが4Fに上がったので、同じ目線で見えるようになった、的な感じと捉えるといいでしょう。

自分に自信がなく、コンプレックスが強かったころのIさんは、同じように見た目で自分を判断されたとしても、「こんなあっしですいません」と感じていたわけです。
見た目が良くないから、そりゃ、男も寄って来ねえよな、と思っていたんですね。

また、その頃から「女を見た目で判断するなんて最低だ。中身を見ろ、中身を!」との主張を持っていたのですが、残念ながらそれも自信のなさに隠されていたのかもしれません。

ところが、自分に自信がつき、コンプレックスも大方解消されたところ、相変わらず見た目で自分を判断する男たちに「おいおい、昔は振り向きもしなかったくせに、なんだいその態度は!ちょいと一発気合入れたろか?」という風に思えるようになったんじゃない?と思うのです。

そして、以前から心の中に存在していた「中身を見んかい!中身を!」という思いがようやく意識レベルに上がってきた、そんな風にも解釈できるでしょう。

そもそもIさんはモラハラ暴力野郎であるお父さんのことを嫌悪されてきましたよね?
となると、男性に対する嫌悪感は元々持っていたんじゃないかと思うんです。
ただ、自分に自信がなかったころは「あっしにはそんなことを言う資格なんざ、ございやせん」と押さえていたのですが、自信が付いてきたもんですから、その嫌悪感とか怒りとかを抑える必要がなくなったわけです。

つまり、自信のなさに隠れていた男性嫌悪な思いが、自信をつけた今、堂々と表に出せるようになったんじゃないの?というわけです。

さて、Iさんに限った話ではなく、ちょくちょく似た話がありますので、紹介させていただこうと思います。

元々お父さんとの関係などから「男性嫌悪」「男性不信」などの思いを抱かれていた女子は、その自信のなさも手伝って、恋愛にもちょっと奥手になります。
とはいえ、思春期以降、人並みに恋をしたい気持ちも芽生えますから、「嫌悪感を感じる男に恋をする」という矛盾を心の中に抱えます。

じゃあ、そういう時にどういう男を好きになるか?というと、実はその嫌悪感を増幅させるような男になぜか惹かれるようになるんです。

これは心の仕組みの特徴で、私たちは自分の中にある感情をより強めるための現象を自ら作り出す傾向があります。
怒りを抱えていれば、より怒りを感じる状況に、
不信感を持っている場合は、より不信感を強める状況に、
寂しさを感じているときは、より寂しさを感じざるを得ない状況に、自分を誘ってしまうんです。

なんでそんなことをするか?というと、感情は感じることで解放されますから、内に込められた怒りを解放するためには、怒りを感じることが効果的なんですね。

つまり、嫌悪感を持っているときに、より嫌悪感を感じる状況を自らが作り出してしまうのは、その嫌悪感を解放してすっきりさせるための心の浄化作用なんですね。

で、そうなると「嫌悪感をより増幅しやすい男」にIさんは惹かれるようになります。
で、実際ほんとうにそうなるかは分からないけれど、嫌悪感をより感じさせてくれる男としてIさんが指名したのが「彼女持ちの男」なのかもしれません。

で、実際は足掻いただけで終わっちゃったようですが、仮に彼をお付き合いなんかをしてしまうと、こんな思いをIさんは抱いた可能性がありますね。

「結局、私って何なのよ?」
「私なんて体だけが目当てなんでしょ?」
「彼は私と会ってないときは彼女とラブラブなんだよね?悔しい。」
「どうせ私がいなくなっても彼は彼女がいるから何も困らない」
「なんか私だけ辛い思いをしてバカみたい」
「適当にいいことばっかり言って、私のことなんてどうでもいいんでしょ?」

そんな思いをあれこれ感じた挙句、「やっぱり男って不誠実だし、汚いし、嫌いだ!」という結論に至ったりするわけです。

「嫌悪感がより強い嫌悪感を招く」というわけです。

※「え?これ、あたしのこと?」と思われた読者がおそらく6万9千人くらいいらっしゃると思うんですけど、たぶん、そうです。あなたのことです!(笑)

さて、そんな風になんで自信をつけたのに男性に嫌悪感を持つようになってしまったのか?についてはある程度、理解ができたと思います。
もうちょっと複雑な心理も説明できるかと思うんですけどややこしいので割愛して(笑)、じゃあ、これからどうしましょ?というがおそらく本題です。

とりあえず、そのまま自分のことを認め続け、価値を受け取り続け、さらに「あたしっていい女だよね~ほんと」としみじみするくらいのレベルを目指しましょう。

これは今までの延長線上にあるわけですからどんどん楽しくなるかなあ、と思います。

「女を楽しむ!」これをぜひ最大の目標として鉢巻にでも印刷しておくとよいと思います。

ということで、やっぱり避けては通れない父と母ですねー。
モラハラ男とヒステリック女からIさんが受けた精神的な影響はとても大きいかもしれません。

一度、がっつり向き合ってみるのも悪いことではないでしょう。

※参考図書&DVD

「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
*セミナーDVD『本気の手放しワーク』

また、自分の気持ちを素直に吐き出すという意味では、おなじみ「御恨み帳」もすごく役立ちますし、その中に「男性に対してぶっちゃけ自分はどう思っているのか?」という視点を入れてみるのもいいでしょう。

そうして、男性に対する気持ちを整理していったのちに、ちょっとやってみていただきたいのが、

「あたしと一緒に幸せになってくれる男の条件100選」

をまとめてみることですね。

理想のパートナー像を100個でもいいんですけど、上記の「 」の質問の方がよりリアルに考えられるかもしれません。

ただ、この100個探すのは、お父さんへのわだかまりを多少でも解消した後の方がよいと思います。

「反面教師」って言いますけれど、お父さんに嫌悪感を抱いていると、Iさんも書かれているように「お父さんと反対の性格の人」しか受け入れられなくなります。

ところが、そんな彼も男ですから、何かの拍子にお父さんと同じような言動をとる可能性も少なくありません。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざもあるように、お父さんのことが嫌いだと、お父さんと同じ所作をすると(それがモラハラ的発言でなくても)Iさんはその人に嫌悪感を感じやすいんですね。

だって皆さんも自分が嫌いな人と同じ所作をする人のこと、なかなか好きになれないでしょ?「こいつもあいつとおんなじだ!」と思っちゃいますから。

なので、「反面教師」というのも、その元となる人(この場合はお父さん)を基準にして「反面」になるわけですから、それはやっぱりお父さんを求めることになってしまうんですね。

なので、「出会った頃はお父さんと反対の性格な人でホッとしたけど、付き合いが長くなるにつれ、お父さんに似てきたような気がする」なんてことが起きるのです。

同じことは、女としての基準である「お母さん」にも言えますから、Iさん自身がより自由になるためにも、あのヒステリック野郎とのわだかまりを少しでも解消していくことをおすすめしたいと思います。

ということで、ますますいい女になっちゃって、男をたぶらかしてあげてくださいね!!!


今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
 
自信を付けたら異性が気持ち悪くなっちゃった!?
 

★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)
 
https://youtu.be/iOdfYw_gyEc
 

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