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周りの人があなたに価値を見ているにもかかわらず、それをあなたが受け取っていないときに「憧れ」は「嫉妬」に変わります。
だから、自分の魅力を存分に受け取り、さらにはライフワークを生きる、ということがよく嫉妬される人に与えられている課題なのです。
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初めてリクエスト送らせていただきます。
根本先生歴は15年です。
お金のない学生の頃からですので、セミナー等はなかなか参加できず、でも著書はたくさん購入し、熟読、勉強させていただきました。
今回のご相談は、嫉妬についてです。
15年間ずっと、嫉妬だけは解決することができません。
私は周囲から頻繁に嫉妬を向けられます。
友人、関係者、家族全員に嫉妬されます。
投影の法則で、私が自分の嫉妬心を抑圧しているから、周囲に嫉妬されてるように感じるのかな?と思いました。
自分の劣等感を癒すことは、一生懸命やってきました。
でもあまり状況が変わりません。
せっかく仲良くなった友達とも、私が相手の嫉妬心を刺激するらしく、マウンティングされたり、刺々しい会話になったり、心休まらないし、寂しすぎます。
私の何がいけないのでしょうか。
何となく「受け取ること」が足りないのかなと思いますが、どのようにすれば良いかわかりません。
「受け取る」ワークを紹介してくださるような著書の出版をぜひお願いします!!
(Yさん)
たぶん、4月に出る本で受け取るワークとか出て来るんじゃないかなあ?(これ、ワークブックか?というくらい実習がたくさんある本になる予定なので)
じゃあ、その本を熟読してくださるってことで今日は何も言わなくても大丈夫っすかね?(笑)
で、「嫉妬」ですね。
ええ、嫉妬。
よく出てきますよね。
するのも嫌だし、されるのも嫌。
嫉妬しちゃう!って相談も多いですし、よく嫉妬されてしまう!という相談もとても多い私ですので、いつしかその辺のプロになるんじゃねーか?と思っています。
そのうち「嫉妬の心理学」的な本を書くんじゃねーか?とうすうす思っているんですけど、でも200ページもネタがあるかなあ???(笑)
みなさんは何に嫉妬しますか?
ブログ内検索で「嫉妬」と検索すると、これまた膨大な数の記事が出てきました。
(スマホならトップページの下の方に、パソコンなら右上に検索窓がありますよ)
で、Yさんが取り組まれたように「自分が嫉妬心を抑圧してるから周りに嫉妬される」というのも一つの読み方で、さすがは私の文章を熟読されているだけある気付きですね。
素晴らしいっす。
劣等感を癒すことをやってきて、そちらはだいぶ楽になりましたか?
周りの人に対して劣等感を感じること、減りましたか?
・・・となると、だいぶ自分が魅力的であることを受け入れたと思っていいでしょうか?
「そうなのよ。あたしって、実は、いい女なのよ!おほほほほほ!」と渋谷のスクランブル交差点で叫べるくらいになりましたか?(連行されるかもしれないのでご注意ください)
でも、やっぱり「受け取り下手」なんでしょうか?(受け取るワークを切望されるくらいですから)
確かにそれはあるかもしれないなあ、と思うんです。
「嫉妬される」のって、いわゆる「あなたはこんなにも素敵なのに、なんでその魅力を受け取らないの?」という背景もあるからです。
例えば、クラスにとっても美人がいるとするでしょう?みんなの「憧れ」です。
あんなにきれいでいいな~ってみんな「羨ましい」気持ちを持っています。
ここではまだ「嫉妬」になりません。
けれど、その子が「いやいや、あたし全然美人じゃねーし」と言い始めたりすると、周りの空気は一変しますよね?
「あ?なんか調子こいてんじゃねーよ。なんかあいつ、ムカつくな」と。
それが「嫉妬」なんですな。
彼女の美しさに「劣等感」を少なからず覚えていた周りの人たちは、彼女のその態度に「あの子が美人じゃないってことはあたしは何なのよ!」と「劣等感」がさらに刺激されることとなり、その防衛のために「怒り」が生まれます。
それが嫉妬と呼ばれる感情です。
そうすると「あの子、めちゃくちゃ男をたぶらかしてるらしいよ」って噂を流されるようになり、知らないうちに「性格がめちゃくちゃ悪い」ということになり、周りから嫌われるようになってしまいます。
羨ましい、だけなら、嫉妬にはなりません。
いいなあ、と憧れになります。
しかし、その相手の態度が自分の劣等感や自信のなさやなんかを刺激することで、嫉妬に変わってしまう、というわけです。
だから、Yさんがご自身の劣等感を癒すこともすごく大事なのですが、それはすなわち、「あたしってとても魅力的なのよ」ということを受け取ると同義なんですよね。
そこでYさんが自分のすばらしさを受け取っていない(否定している)分だけ、周りの人から嫉妬されることになります。
つまり、嫉妬される、ということは、周りの人たちはYさんに「価値や魅力を存分に見ているにもかかわらず、Yさんがそれを受け取っていない」から起きている現象なんです。
だから、「魅力を見てくれてありがとう(^^)」という態度を採っていればいいんですけど・・・でも、たぶん、そうじゃないんですよね?
周りからことごとく嫉妬されるということは・・・なんだかずいぶんと自分の魅力を低く見積もっていらっしゃるのかなあ、とお見受けします。
だから、とりあえず、これからは自分は「嫉妬されるくらい魅力的なんだ」という風にセルフイメージを変えていく必要があります。
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ただ、毎度おなじみ「自分軸」と「他人軸」の話をしますと、「嫉妬される」ことに気を使うのって「他人軸」じゃないですか。
嫉妬されてることについては相手の感情だからどうすることもできませんよね?
とするならば、「それは相手の問題だし」とぶった斬ってしまう気持ちもアリですよね。
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Yさんのように周りからことごとく嫉妬される人って、何かしらの抑圧があるケースがとても多いです。
例えば、とても仕事ができるにも関わらず、誰でもできるような簡単な仕事しかやろうとしていない、とか。
例えば、女性としてとても魅力的なのに、その魅力をファッションやメイクや所作で殺しちゃっている、とか。
例えば、素敵なところがたくさんあるのに、それを受け取らずに否定ばかりしている、とか。
例えば、人から基本的にモテるキャラなのに、誰ともつながろうとせずに一人寂しく過ごしてる、とか。
つまり、何かしら「本来の私らしさ」を封印して、全然別人になっているような、そんな生き方をされてる可能性があるんですけどいかがでしょうか?
やりたいこと、思い切りやってます?
自分の魅力を活かすために、あれこれやってます?
周りからことごとく嫉妬される人って、それだけのポテンシャルがあるにも関わらず、活かし切れていないわけですが、裏を返せば、それくらいカリスマ性があったり、華があったり、周りの人に希望や夢を与える存在だったりするんです。
だから、自分の魅力を受け取ると同時に、もっと自分らしく、やりたいことをバンバンやって、よりイキイキとした人生を創造することが今のYさんには求められているんだろうと思います。
つまり、ライフワークを生きる、ということがYさんに今与えられているテーマかもしれませんね。
自分をちっぽけに扱ったり、遠慮したり、謙虚過ぎたりするのではなく、堂々と「我が道」を行く人生が今は必要なのかもしれないですね。
それをぜひ目指していきましょうか。
ということで、いくつかワークをどうぞ。
○あなたの周りの人があなたに見ている価値や魅力は何でしょうか?それを書き出しつつ、彼らに「私に魅力を見てくれてありがとう」と心の中で感謝する習慣をつけましょう。
○あなたが本当にやりたいこと、夢は何ですか?それをSNS等で公言して、その道を生きることを宣言してみましょう。
○ライフワーク本を再度熟読して、そのワークを全部やってみてください。
>「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)
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