私のことを大切にしてくれる人を「テスト」してしまう理由とその対処法



自分のことを大事にできていないと、自分を大切にしようとしてくれている人を何度もテストしてしまい、その人を遠ざけてしまうことがよくあるものです。
基本はやはり自己肯定感なのですが、まずはできることから始めましょう!というお話です。

根本先生
ブログ拝読しています。
こんなにたくさんの人を救ってて根本先生はマザーテレサだと思います。

私の悩みも聞いてくださいませんか?

彼氏や私に優しくしてくれる人に、嫌な事をしてしまいます。

嫌な事とは、私が人からされて嫌だった事を大切な人にしてしまうのです。
その大切な人達の前で私の性格は、人の嫌な所の寄せ集めです。

例えば、
・一方的に話す(相手の話しを聞かない)(父、母)
・すぐ不機嫌(父、母、職場の人)
・でも、だって、と否定する認めない(母、職場の人)
・ラインを未読なのに追加でメッセージを送って返信プレッシャーをかける。(私に片思いしてた男性)
・謝れなくて言い訳を並べてしまう(母、職場の人)
・自分本位

こんな事してるので恋愛はいつも振られます。もう大切な人を被害に遭わせたくありません。私はどのようにしたら良いのでしょうか?
(Aさん)

はい。最近マザーテレサに昇格した根本です。こんにちは。ついに性別をも凌駕したようなので、次はマリーアントワネットの席を狙おうかと思っております。よろしくお願いします。(お菓子をぼりぼり食べながら)

さて、

>大切な人達の前で私の性格は、人の嫌な所の寄せ集めです。

これはAさんに限らず、様々なところで起きている「うん。あるあるだね~♪」現象のひとつです。

みなさんも思い当たることはありませんか?

優しくしてくれる人、愛してくれる人、大切にしてくれる人の前で、すっごく嫌な自分が出てしまう、というシーン。

しかも、それはAさんのようにかつての両親や恋人の態度とそっくりで、めちゃくちゃ自己嫌悪するようなこと。

また、こういうのは「いじめ」の経験を思い出す人もいるかと思います。
「いじめっ子は元いじめられっ子」という言葉にあるように、かつていじめられていた人が同じ方法で誰かをいじめてしまう、というやり方です。

これは学校だけでなく、職場でもよく見られます。

(母)→(私)
(私)→(彼)

※母が私にしたことを、彼に対してしてしまう、という図。

という「連鎖」というのは人間関係でよく起こるもので、癒着の連鎖という話題も何度かブログで取り上げたことがあるかと思います。

また、逆に、

(母)→(私)
(彼)→(私)

※母が私にしたことを、彼にもされてしまう、という図。

という現象もよくありまして、こちらは連鎖と呼ばずに「パターン」なんて呼び方をしています。同じことを繰り返しているからですね。

で、なんでそうなっちまうのか?という原因については、様々なケースが想定されるのですが、それを全部挙げるのはなんとなくめんどくさいので(!?)思い当たるところをさらっとお話ししたいと思います。

要するに【親密感への怖れ】が強いんですな、という話です。

Aさんはよく分析されているのでとても分かりやすいのですが、Aさんに嫌なことをした連中として「父、母、職場の人、男性」などが挙げられてます。
そいつらを「ぶっ殺してやりてぇ。月の出てる夜ばかりじゃねぇんだぜ!」と思うだけならまだいいんですけど、その一方で、「そんな扱いをされるほど、あたしはダメな人間なんだ」という自己否定がめちゃくちゃ強く残るものです。

つまり、「あいつらからそんな風に扱われるほど、あたしは価値のない女」なんて風に思い込んでしまうわけですね。

そんなときに、予想外に優しくしてくれる、大切にしてくれる人が現れたらどう思うんでしょう?

めちゃくちゃ怖いと思いません?

「いやいや、詐欺でしょ?そうやって良いように扱うつもりで、あたしの財産を狙ってるんでしょ?」なんて思っちまうかもしれません。

そうすると人は誰でも「テスト」をします。

「ほんまにあたしのこと大切に思うてるん?それやったら、このハードル飛んでみいや」って風にね。

その方法として「その人の前で悪態をつく」ということになります。

とはいえ、愛されるのが怖くて悪態をつこうにも、本質的には優しい人であるAさんは、そのやり方を知りません。

Googleで「悪態のつき方」とか調べてもイマイチ納得できません。

そこではたと思いつくわけです。

「おぉ、あいつらと同じ方法を採ればええやん。あたしが嫌だったんだから、きっと大切にしてくれる奴らをテストするにはちょうどええやんか」と悪い顔をされるわけです。

もちろん、Aさんを大切にしてくれるようないい人たちですから、ちょっとやそっとの悪態ではひるみません。

つまり、Aさんが用意したハードルをはじめはひょいと飛び越えてしまうわけです。

そうするとAさんの気持ちはどうなるでしょう?

ますます怖くなるわけです。めっちゃ怖くなるわけです。

となると、さらにかつて自分をいじめた奴らの方法を次々と繰り出すことになります。

「ほほー、このハードルを飛びよったか。それならこれはどや!」とさらに高いハードルを用意するわけです。

それを繰り返していくうちに「ごめん。さすがに僕はそのハードルは飛べないよ」というところに達します。

そのときAさんは「ほら!やっぱり私のことを大切だとか言いながら、全然大切にしてくれないじゃない!危ない危ない。危うく心を許すところだったわ!」と胸をなでおろすんです。

もちろん、その一方では「ああああああ・・・・また振られてもうた・・・」という思いも付いてくるわけですけどね。

で、そうなると問題の核心は「あたしには愛される価値がない」みたいな過去の体験から積み重ねられたデータということになります。

例えば、こんな感じ。

・一方的に話す(相手の話しを聞かない)(父、母)

→私の話なんて聞いてもらえない。
→→もっと私のことを注目してよ!!!

・すぐ不機嫌(父、母、職場の人)

→私の気持ちなんて誰も考えてくれない。
→→私の気持ちをもっと尊重してよ!!!

・でも、だって、と否定する認めない(母、職場の人)

→私の言うことなんてどうでもいいんでしょ?
→→私の言ったことをちゃんと受け入れてよ!!!

・ラインを未読なのに追加でメッセージを送って返信プレッシャーをかける。(私に片思いしてた男性)

→私のことなんてどうでもいいんでしょ?
→→私のことをもっと大事にしてよ!!!

・謝れなくて言い訳を並べてしまう(母、職場の人)

→私のことなんてどうでもいいんでしょ?
→→私のことをもっと大事にしてよ!!!

・自分本位

→私のことなんてどうでもいいんでしょ?
→→私のことをもっと大事にしてよ!!!

ま、最後は同じような言葉が並んでしまいましたが(別に考えるのがめんどくさかったわけではない・・・決して・・・断じて・・・笑)

他にも、

あたしなんて大したことがない。
あたしなんて愛される資格がない。
あたしなんて全然魅力的でない。
あたしって性格悪いから愛されるわけがない。
あたしを愛してくれる人なんているわけがない。
あたしと一緒に居ても相手は全然幸せじゃない。

そういう思い込みを持ってしまうかもしれません。

まー、行きつくところは自己肯定感という話になってしまうのですけれど、そうした思い込みから「愛させない」という問題を作ります。

つまり、「自分が自分のことを愛せないから、人にも自分を愛させない」ということをしてしまうんですよね。

ということで、そこには許しだの手放しだと自己肯定感だの罪悪感や無価値感を癒すだの、できることはたっっっくさーんあるんですけど、とりあえず、シンプルな方法を提案しましょうか。

「感謝!!」

これもまた、いつものアレなわけですけれど、たぶん、Aさんの文章に登場する人たちはおしなべて「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない人だと思うんですね。

だから、Aさんもまた「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない人になってしまうのかもしれません。

ということで、日々の習慣として「今日のありがとう」と「今日のごめんなさい」を1日の終わりに振り返ってみるのはいいんじゃないかなあ、と思います。
ぜひともスマホのカレンダーか日記アプリに記録しておくと良いと思います。
あんまりたくさんのことはしなくても良いので。

とりあえずは、Aさんを大切にしてくれる人たちに「感謝」と「ごめんなさい」を伝えてみましょうね。

★がっつり「自己肯定感をあげる」ための自宅学習セット。

動画配信/DVD「自己肯定感をあげる3daysプログラム」
https://nemotohiroyuki.jp/podcast/33750

★本で学ぶならばコレ。

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

★読みやすいのはコレ。

「マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法」(日本能率協会マネジメントセンター)

今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
 
「自分に好意を持ってくれる人をテストしてしまう心理。」
https://voicy.jp/channel/962/70980
 

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