「退屈」を「無理めな恋」で紛らわせる癖を解消するのは「セックス」と「ライフワーク」がおすすめです。



情熱系な方々は退屈を紛らわせる刺激物として「無理めな恋」や「ハードワーク」は最高にその効果を発揮しますね。
とはいえ、心身共にボロボロになっちゃうのはあまりお望みではないと思います。
そんな退屈を根底から覆すにはどうしたらいいのか?を考えてみました。

根本さん

ちょっとピンチに陥っていて、ご意見を伺えたら嬉しいです。
退屈で、無駄な恋をしそうなのです。

自分の力を全く活かせない職場に8年いて体も壊し、奮起して転職をしました。いまの職場はまさにこういう感じが良いと思っていたところで、自分の能力を生かしたい、頼られたい、年収をあげたい、ハードワークすぎないなど、きちんと叶いました。
なので私生活でも、いままで違和感を感じていたこと(見た目を磨きたいとか、不要な気を使う友人と離れるなど)をこつこつと片付けてきたら、自分の目標のようなものがなくなってしまい、しばらく虚しさを感じていました。
そこへふと、仕事関連で会った家族持ちの異性に白羽の矢を立ててしまいました。
私、いままでもそうなのですが、退屈すると無理めの恋をします。本気の恋とはちがって「この人のことだけを考えている時間があれば退屈しないから」という相手を見つける感じです。
これは学校が退屈だった小学生の頃からそうでした。恋心で退屈を麻痺させて人生をキラキラさせて生きてきたのです。
でも、そういうことをもうしないでよい、自分にとってはベストであろうという夫と結婚して8年。子供はおりませんが、しあわせな結婚生活です。
「外的刺激が欲しい」このループから抜けられないのが私だから、いつも何かを求めているのは良いと思っていたのですが、恋はまずいのです…。
しっかりと10年不倫をしてぼろぼろになった経験から(向いていないんですよね。辛かったです)それは本当に避けたく、ご相談しました。
もしお答えいただけたら嬉しいです。私もしっかりと考えます。
(Sさん)

「退屈」なので「刺激」が欲しい、というのは誰もがある思いだと思います。
そして、今が安定している(退屈し過ぎてる)ほど、より強い刺激が欲しくなるのも人間心理でございます。

お正月にずっとおせち料理を食べてたら、辛いモノとか、脂っこいものとか、欲しくなったりしない??そんな感じかもしれないですねー

で、そんな刺激物でも、よりコーフンするのが「恋」でして、中でも「叶わぬ恋」なんてのはサイコーの刺激を与えてくれるものですよね。

「タブー」というのはいつでも恍惚とさせてくれる魅力があります。

すでにSさんの妄想の中では、その獲物くんと密会して場末のラブホなんかに入っちゃってるかもしれませんけど、現実化する前に気付いたのは素晴らしいことです。

で、そうした無理めな恋にハマりそうになったときに、「あかん、あかん。やめな、あかん。ヤバい!」と気付いたとして、ブレーキを踏もうと思うんですけど、これまたそのブレーキが刺激物になって、よりその恋への情熱を掻き立てる結果になるものです。

不倫などの恋が泥沼化しやすい理由はそこにありまして、タブーに対して感じる恍惚的な魅力と、それを止めようとする葛藤がドラマを作り出すんですね。

いわば、アクセルをガンガン吹かしつつ、ブレーキを思い切り踏んでる状態って、ものすごく魅惑的なんです。
とはいえ、そんなことをすれば車がイカれちまうように、そんな恋もまた自分をボロボロにしてしまうものですけど。

だから、そういうご相談を頂く際には「あらあら、しょうがないわねえ。刺激が欲しかったんだから、しゃあないわねえ」という対応をさせていただくもんでございます。
(つまりは「止めない」ということですね。背中も押しませんけど)

しかも、Sさんの場合は前科があるんですよね?
それも10年!!

ボロボロになって「あたしには向かねえ」と気付いて、だからもうそんなことは嫌だ、なんて思うんですけどね・・・・実は・・・それも・・・別の意味で・・・刺激物・・・なのかもしれませんなあ(遠い目)。

で、私のお得意な「そもそも論」でございますけれど、なんでそんなにSさんは「退屈」してしまうんでしょう?

お話によれば、小学生の頃から退屈を敏感に感じていたようで、よほど刺激物に飢えるキャラなのかもしれないですね。

それは自立系武闘派情熱女子には当然のように完備されてるアイテムでして、「退屈になるくらいなら死んだ方がマシや」と皆さん思われているんですよね。

つい先日も「そろそろ落ち着きてぇ。安定的な関係を築きてぇ。こんな戦場みたいな恋ばかり繰り返すのはしんどい」とおっしゃる女子がいらしたので、あっさりと「無理やろ」と瞬殺しておきました。

Sさんの場合、職場にしても、夫婦関係にしても、女磨きにしても、ひとつ「目標を叶えてしまった」というところがひとつきっかけになっているんですよね?

それってものすごく素晴らしいことなんですけれど、多くの人が怖れる通り、目標や夢が叶うと、一気に燃え尽きてしまい、虚無感に襲われることって意外と多いんです。

何か夢がなくなってしまった・・・というのは自武女にとっては最悪の出来事でございますから、心は次なる獲物、しかも、上等かつ難易度マックスなターゲットを探し始めるんですね。

それで再び「既婚者」という極上の獲物を見つけたわけですから、これはまあ、ほんと予定調和と言わずして何と言えばいいのでしょう?(笑)

そんな「恋に生きる女」であられるSさんからすれば、旦那さんとの関係が安定的であればあるほど、刺激的な恋を求めたくなるのは自然なことです。

しかも、本来ならば刺激を与えてくれるであろう仕事がこれまた程よいサイズに収まっちまってるわけですからなおさらですね。

つまり、心身がボロボロになるくらいの職場というのもSさんにとっては「サイコーの刺激物」なんですね。

・・・なんとなく見えてきました?

Sさんに限った話ではないですが、そんな自武女たちにとっては、退屈を紛らわせる刺激物というのは「心身ともにボロボロになるもの」じゃなきゃいけないって思い込みがそこにあるわけです。

山登りを始めれば「やはりチョモランマに無酸素で登らねば」と思うようになり、ヨガを始めれば「インドで10年くらい修行せねば」と思うようになり、サーフィンを始めれば「湘南の波なんて生ぬるい。インドネシアの猛々しい波に挑んでこそ漢!」と思うようになるんですよね。

ほんと、そういうキャラなんだからしょうがないよねえ、ってことでもありますが、いつもボロボロになっていたんじゃ体が持ちませんよね。

そんなときに手っ取り早くお勧めしているのが「セックスの探求」でございます。
女性にとってのオーガズムは手っ取り早く宇宙とつながる方法であり、宇宙ってのはこれまた無限大に広いわけですから、探求しつくすことは難しいアイテムですよね?

先日もあるクライアントさんに「とりあえず1回のセックスで20回くらいイケるようになりましょうね~」と話したんです。

なぜならば、かつての常連様は「口の中にも性感帯があるみたいでフェラしてるとイっちゃうんです。だから、1回のエッチで10回も20回もイっちゃうから、ほんとに疲れるんです。だから、セックスはめちゃくちゃ好きですけれど、ここぞ!というときにしかしないんです」と悟ったようなことをおっしゃっていました。

「自分の体やセックスを宝石のように扱うといい」という提案をよくしますけれど、自分をそういう風に扱えるようになると無駄遣いしなくなるんですね。

★東京:1/22(水)~ ジュンコ先生の「大人の性教育講座 体は大人、心は思春期のあなたへ」

で、それくらいまで自己肯定感を高めるというのもひとつの方法なのです。

それからこれもよくある話かもしれませんが、その刺激物をビジネスに求めるというのもアリでしょう。
これは男性が反応することが多いんですけど、女子でも全然アリですね。

とはいえ、そんな世界的な規模で展開する仕事を求めるわけではなく、自分がほんとうにしたい仕事を自ら創造するって話で、そのためにマフィン焼いてもいいし、オーガニックな野菜を育てて売るのもいいし、セラピストとしてオイルマッサージを極めてもいいでしょう。

つまりは「ライフワーク」ということになるんですけれどね。

Sさんにとってはここまで成功してきて、自信も付いてきた(自己肯定感もあがってきた)かと思いますから、その先にぜひ「ライフワーク」を創造していただきたいわけです。

このライフワークを創造し、実現していくプロセスは「内的刺激」の宝庫です。

自分がワクワクするもの、好きなもの、理想的な生き方、成し遂げたいもの、素晴らしい人間関係など、信じられないくらいの刺激物が満載なんですね。

そして、そこには常に葛藤が生まれてきます。

本当にそんなことをやっていいのか?
本当にそんな自由でいいのか?
本当にそんな人生が実現するのか?
人からどう思われるのか?
批判されるんじゃないか?
敵を作るんじゃないか?等々。

私がほんとうにしたいことは何?

そこにテーマを絞ると、その退屈しやすいキャラが変貌していくと思うんです。

そこで、ぜひともSさんに考えて頂きたい質問を列挙しておきますので、鼻血が噴き出るくらい頑張って考えて頂きたいと思います。

「今、私が遠慮していることって誰に対して、どのようなことだろう?」

「ライフワークを生きるにあたり、私が自分に無意識に禁止していることってどんなことだろう?」

「私が幼少期に諦めた“大好きなもの”って何だろう?」

「私がライフワークを生き始めたら、失うと思っているモノは何だろう?」

「私が自分自身に最高の人生をプレゼントするのに躊躇する理由って何だろう?」

「私がもし幸せになっちゃいけないと思っているとしたら何だろう?

「私がもし完璧な成功を怖れているとしたらなぜだろう?」

これで1,2か月は退屈しないんじゃないかな?と思うんですよね(笑)

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「退屈」と「刺激」と「依存性」、その脱却の鍵は?
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