埋めようにも埋められない穴を愛で溶かす、という方法。



自分がやりたいことをやっているのに疲れてきて、でも、それを手放したくない、と思うならば、そこに執着があり、その裏には何かずっと満たされないままの心の穴があるものです。
それをどうしたら埋められるのか?というお話をしていきます。

根本先生はじめまして。
何を読んでもスッキリできなかった気持ちを、先生がスッッパリ言い当ててくれたのが3か月前。ブログをむさぼるように読み、先日全記事読破しました。まうごとなき自立系武闘派情熱女子Aです!

夫とは20年の付き合いですが、常時並行して好きな男性がいる私です。20歳上の社長から15歳下の学生まで。それが当たり前すぎて、もはや違和感を感じないほど…。例に漏れず夫は(娘も)完璧、心底愛してくれます。

今好きな彼は、奥様を病気で亡くし、ご実家と一緒にお子さんを育てています。これまた例に漏れず野良猫兼ロックマンなので、明るく楽しく愛を受けとることはできません。私に好き、寂しいと言い、でもそれ以上は近づけません。

もうこんな現状にいい加減疲れてしまいました。妻母娘の役割は高水準のままこなしながら、別の男性のことを考えること。なにか手放せば?と思うけど、それはイヤなんです。全部ほしい。

「で、どうしたい?」と縁側で聞かれるなら…もちろん「妻母娘と女の両立。なにも手放したくない。うまくやりたい!」です(贅沢)。御指南ください。敬礼!
(Aさん)

膨大な数の記事を読み漁った結果、「全記事読破」というのがまるで称号のように語られるようになるとは・・・いやはや、武闘派女子、おそるべし、です。

きっと同志の皆様は「おお、君もすべて読んだか。祝杯を挙げようぞ!」などとワインボトルで乾杯しているんだろうな、と思います。グラスに注ぐんだよ、ふつうはね。

どうも私の読者は「一点突破全面展開」を標榜する突撃部隊が主力の一派であり、彼女たちは先陣切って戦場を突き進むがごとく、膨大なる記事を読み漁ることを誇りとしている傾向があります。
一方、陰謀やスパイ活動を得意とする後方待機部隊もまた同様に主力の一派であり、彼女たちは自分が興味を持った記事だけをつまみ食いする傾向があります。

もちろん、その他にも特殊空挺部隊、潜水艦部隊、忍者部隊等が属していると言われていますが、詳細は闇に隠されているようですね。

・・・まあ、どうでもいい話から始まりましたけど、漢字がとても多いですね(笑)

>もうこんな現状にいい加減疲れてしまいました。妻母娘の役割は高水準のままこなしながら、別の男性のことを考えること。なにか手放せば?と思うけど、それはイヤなんです。全部ほしい。

ほほー、まあ、いわゆる、あれ、ですなあ、、、、年、ですかねえ???(笑)
もう若くはないってことなんですかねえ(笑)

全部欲しいってのは素晴らしいことで、疲れたんなら少しお休みしましょ、というのが定説ではございますけれど、気はまだまだ「ヤリてぇ」と急いていらっしゃるのでしょうか。

「手放せば?」という前に大事なことがありまして、そもそもなぜそんな状況を望むのか?という点ですよね。

まあ、長い話になるかもしれませんので、お茶でも飲みながら、まあ、聞いておくんなせぇ。

その彼が「野良猫兼ロックマン」ということは、Aさん自身もその傾向があるということはきっとご存知だろうと思います。

何が怖いのでしょうね・・・。

親密感への怖れってのには心当たりあります???

「AとBとCとあって、全部ほしい!けど、疲れた!けど、手放したくない!全部ほしい!」と思うのは、AとBとCに対する執着なんですけど、なんで、そんなにも執着しちゃうんだと思います???

実はその役割に依存してきて、それがアイデンティティになっているとか??

それとも、心の中にずーっと埋まらない穴があって、それを何とか埋めようと頑張ってきた過去があるとか???

その辺を深堀してみると「あーら、こんなもんが出て来ちゃったわー」なんてことになるかもしれません。

Aさんに当てはまるかどうかは別として私たちの心の中でよく起きがちな現象なんですけど、心の中に「埋めようにも埋められない穴」のお話です。

例えば、「寂しさ」という感情があると、スケジュール帳が約束事で埋まっていくことに安心感を覚えたり、人から求められることによって自分の存在意義を確認できたりすることがあるもんです。

それを食べ物で埋めようとするならば「過食症」になるわけですし、男で埋めようとするならば「常に何人ものセフレがいる」という状態を作り出すんですね。
もちろん、それを「仕事」で埋めようとしている人はたくさんいらして、それがハードワーカーを作り出しています。

ところが、そうやってスケジュール帳を埋めても、食べ物でお腹を満たしても、セックスして穴を埋めたとしても(笑)、全然その寂しさはなくなりません。

そして、もっともっと、とさらにその欲求が強まるばかりになります。

その寂しさはそうしたモノでは決して埋まらないからです。

やがて、そうした穴を埋めようとすること自体に疲れてくるようになります。

Aさんのように「完璧な妻と母を演じていつつ、外で女を満たす」という方も実に多いのですが、その裏にはそんな埋めようにも埋まらない穴の存在が見えてくるものです。

それは「寂しさ」が筆頭に来るんですけど、他にも「罪悪感」や「無価値感」といった感情が蠢いていることも多いものです。

罪を償うため、というよりも、罪をごまかすために自分を忙しくするんです。
無価値な自分を感じたくないために、男を求め、仕事を求めるんです。

ハードワーカーの心理に「無価値感」がある理由がそれですね。
求められることで自分の価値を確認するわけです。

もちろん、ある時点までは幸せで、楽しくて、満たされている、ということも、この穴を埋める際に必要な条件になります。

めちゃくちゃお腹空いているときにレストランに入って食べたいものを全部注文して、それがテーブルの上に並んだ時の高揚感、そして、それを食べ始めたときの幸福感は誰でも想像できると思います。

でも、やがてお腹はいっぱいになり、テーブルの上にはまだまだ食べきれない料理が残っています。

そこで「ああ、幸せ~。残しちゃったけど満足~♪」となるはずが、なぜか「食べなきゃいけない」という焦燥感や義務感や切迫感のようなものがやってきて、満腹なのに食べ続けることをしてしまうようになります。
なんなら、嘔吐してでも食べきろうとしてしまいます。

なぜか?と言えば、そこに空腹感だけではない、満たされない心があるからです。

疲れちゃったんなら少し休憩したらいいんじゃないの???と思うんですけど、それができないんですよね。

それを失ってしまったら、自分が自分じゃなくなるような気がするし、これから先の人生が真っ暗になってしまうような、どう生きて行けばいいのかが分からなくなってしまうような不安があるからです。

すなわち、それが執着というものであり、依存であり、他人軸である証拠なんですな。

例えば、こんな質問をすることもあります。

「もしかして、自分の人生を生きてこなかったんじゃない?」

「ずっと背伸びして生きてきたんじゃない?プライド高いなあ、とか思わない?」

「いつも地に足が着かずにふわふわしちまってるところってない?」

「何かにいつも追われてるような感覚ってない?」

「自分のことなんて誰にも理解されない、って思ってない?」

「私はいつも一人ぼっちで孤独だ、と心の中で決めてない?」

「ほんとうのところ、自分に自信がないんじゃない?」

「なんだかんだ、自分のことを強く否定しまくってない?」

「見ないようにしてきたこと、ほんとはたくさんあるんじゃない?」

「こんなはずじゃなかったって思うことってない?」

等々。

じゃあ、どうしたらその「穴」は埋まるの?という話になると思うんですけどね。

ひとつひとつ整理していきましょうね。

Aさんが実際、どのような方なのかはお会いしてみなきゃ分かんないんですけど、案外、今までそれでうまくやってきた人というのは、それなりの自信があって、「自分は間違ってない」等の理論武装ができあがってる人も珍しくありません。
罪悪感が強くいために、何とか自分の正しさを証明すべく長年理論構築してきたのです。
だから、なかなかそれが崩せない(感情に入れない)わけです。

それで、先ほどの質問を投げかけても「ピンと来ません」とお話される方も少なくないわけです。

それで、昔話を聞かせてもらったりします。

親子関係とか、子ども時代の自分とか、学生時代の話とか。

その辺から、今の問題につながってくる糸口が見えてくるもんです。

その糸口を辿って行きます。

私の場合は何かと「愛」というものに結び付けたがる傾向があるので、愛を受け取れなかった、とか、愛したのに拒否された、などの痛みを見つけようとしちゃうんですけどね。

「ああ、そんなにも両親のことを愛していたのに、彼らはそれを拒否したわけだね。それがあなたの大きな痛みになって、今の問題を引き起こしてるのかもしれないよね。
その愛の偉大さをもっと実感できたらいいよねー」

「そうなんやー。あなたの親はたいがい不器用なんだわね。全然愛を示せない人だったということは、あなたは愛の人ってことになるんだよね。受け取ってもらいたかったんだよね。でも、彼らはそれができなかったんだわね。」

「親なりに愛を示したのかもしれないけれど、それは分かりにくいわなあ。そんな虎の穴で育ったあなたが武闘派になるのも無理はないわなあ。ほんと愛したくてしょうがない人なんだわな。きっと」

「自分の中にある愛をもっと信じたらいいと思うんだけどな。めちゃくちゃすごいものを持ってるんだけど、あなたはまだそのことを知らないと思うんだよ。それ、ほんとすごいもんなんだよ。」

こういうプロセスを個人的には「説得工作」と呼んでおりまして(笑)、「あんたの愛はすごいんだぜ!」ということをあれこれとお伝えするわけです。

内なる愛とつながれると、その寂しさは消滅します。

その愛を感じている間は、罪悪感で自分を責めずに済みますし、罪悪感そのものを解消することができます。

もちろん、寂しさも罪悪感も長く親しんだ感情だからそう簡単になくなってくれないですけれど、一瞬でもそこから抜け出せると、それが体(潜在意識)に染み込みます。

その体験はものすごく貴重なものです。

「ない、と思っていたものがある」という体験はすさまじいですよね。

そうして、愛とつながっていく時間を増やしていくと、Aさんの抱えている疲れやら何やらの感情が徐々に消えていくでしょう。

執着する必要もなくなり、もっと自由を感じられますし、自分の愛に自信を持つことができるようになります。

「私はただ存在しているだけで素晴らしい。私の愛はただ素晴らしい」ということを「実感」できるようになるわけです。

これはデカいですねー。人生変えちゃうほどのパワーを持ちますねー。

ということで、Aさんの話からだいぶ逸れちゃったかもしれないけれど、そうして自分を見つめていきましょうか、という提案でございました。

今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

「心の中の埋めようにも埋められない穴を愛で溶かす話。」
https://voicy.jp/channel/962/60457

★疲れた時はこの本をまず読もうか?

『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

★日々の習慣づけにどうぞ。

「朝9時までに1分間ください。不安が消えて、心が元気になります。」(キノブックス発行)

★話を聴いてもらう、という解決方法もあります!
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