今時点での「結果」で判断するとたいてい自己肯定感は下がっていくもの。

＊

結果というのはあくまで「今時点での」という限定が付くもので、それは参考にはなるけれど、すべてを物語るものではありません。
しかし、結果に振り回されると著しく自己肯定感が下がってしまい、モチベーションだってなくなってしまうものです。

＊

根本塾長！
落第しかけ劣等生に処方箋いただけませんでしょうか？

講座と主にはご著書とブログをしこたま読み込んでる者です。
おかげさまでほぼゼロだった女性性が育ちはじめそれに伴い恋をしました。
約10年振りかもしれません（どんだけ干からびてんだ笑)
社会でどうにか生きるので精一杯でそれどころじゃなかったといいますか。
でも根本先生に出会ってから肩の力が抜け心に余裕が出来るようになりました。
アザス！！

で、恋なんですが今までは知り合わなかったような素敵な男性とちらほらお友達になれるようになり、その中で面倒見の良いお兄さんタイプのある方を好きになりました。
老若男女問わない派手じゃないのにフェロモン垂れ流し系です。

飲み会やグループLINEや一対一のLINEもよくやってて、少なくても友人としては好意を持ってくれてそうだったので、頃合いを見てご飯を誘いました。
でもやんわり断られその後徐々に距離を置かれた感じです。

そして知らなかったんですが彼女居たらしいです。
めちゃくちゃいい女らしいです。
結構それがショックで、それを先日付合いで入った2丁目のオネエ様に何となく流れで相談させて頂きました。

オネエ様は優しく現実を教えて下さいました。
「あなたが何年もサボってたことを、いい男をゲット出来る女たちは幼少のみぎりから切磋琢磨してるの。
でもあなたはサボってた時に何もしてなかったわけじゃなくて、他のことに夢中だったわけじゃない？
だから今の専門職という仕事があるんでしょ。
大丈夫よ、今から学習すればいいの。お勉強は出来るんだから」
ザックリまとめるとこんな感じでとても暖かいお言葉を下さいました。

でも私、オネエ様にひとつ嘘をついつおりました。
確かに大学は高学歴になるところを卒業しましたが、その後はもう転げ回るように底辺を這いずり回っておりまして。

専門職の正社員というのは、一瞬勤めましたが、すぐ辞めてその後はずっとアルバイトです。未納の税金はもう目も当てられないくらい笑

女の努力もサボって仕事も生活もグズグズで、わたし今まで何して来たんだろ…？と折角良い感じに心潤ってたところに自己嫌悪マックス中です。

いつか、みことのりいただけましたら幸いです！
（Ａさん）

かつて大阪は堂山町のオネエ様から「あんたはライバルなのよ！恋に迷える女の子たちの悩みに答えるのはあたしたちのお役目！」と宣戦布告を受けたことがある塾長です。おはようございます（笑）

ちなみに彼女は「オカマたちにも散々相談してるけど、あんたの意見も聞きたかったの」と音信不通になってる男をどうゲットすればよいか？という相談をしに来てくださったのです。固い握手と熱いハグをして別れたのにお店には行けずじまいでごめんなさい。

もしセッションを受けるのが高額だし、昼間はなかなか難しいという方は遠慮なく２丁目や堂山町に行ってみることをお勧めしているものです。
男女両方の気持ちが分かるし、聞き上手だし、何なら感極まって泣いてくれるし、話も面白いし、めちゃくちゃ熱いし、応援してくれるし、励まし方もうまいし、彼女たちは最高のカウンセラーだと思ってるんです。

ということで、そんなオネエ様から珠玉のアドバイスを頂いたＡさんには「何も言えねえ」というのが私の立場でございますが、僭越ながら何かしらお話をさせていただきます。

「結果で判断すると辛いよねえ」

自己肯定感ってのは「差分」が重要でございまして、本でも紹介している通り「以前できなかったことが今できる」とか「以前とは考え方、感じ方が前向きになっている」とか「前はかなり引きずったけど今はけろっとしてる」とか、過去の自分と今の自分との「差分」に注目することをお勧めしています。

つまりは「成長分」です。

・ゼロ（かどうかは分かんないけど）だった女性性が伸びた
・肩の力が抜け心に余裕が出来るようになった
・今までは知り合わなかったような素敵な男性とちらほらお友達になれるようになった
・面倒見の良いお兄さんタイプのある方を好きになった

という部分です。

これってすごくね？
めちゃくちゃ価値のあることじゃね？

と思うのです。

他にも高学歴だったり、専門職に就いていたり、Ａさんの持ってるものの価値ってデカいっすよね。

でも、私たちがよくやり勝ちな過ちに「結果がでなけりゃ意味がねえ」というものがありまして、そのお兄さんとうまく行かなくて凹む、仕事がうまくいかなきゃ凹む、ということで、せっかくあがった自己肯定感を自らの意志で再び水の底に沈めようとしてしまうみたいです。

もちろん、そりゃあ、無理ないことですけどね。

でも、そもそも「結果」ってのは、「今時点で見えてるもの」でして、何が良いか、何が悪いかなんて分からないんです。

例えば、こんな逸話があります。セミナーでもよくお話してます。

＊

あなたが道を歩いていると車が突っ込んで来て怪我をしてしまいました。

さて、これは良いことでしょうか？悪いことでしょうか？

救急車で病院に運ばれ、手当てを受けて病室に移動すると、主治医がめちゃくちゃイケメンで優しい男の人で、一目でお互い惹かれ合い、退院と同時にお付き合いすることになりました。