自分軸になると長所がきちんと長所として発揮されるようになる~自分軸になる方法~



他人軸って他人が軸なので振り回されます。
優先順位も他人が先ですから、自分は後回しです。
何かをするにも、決めるにも相手次第になりますから、受身の状態になります。

問題にもなりましたが、あるバラエティ番組で芸人さんがいきなり目隠しをされてワゴンに乗せられてどこかに連れていかれるコーナーがありました。

それってめっちゃ怖いと思いませんか?
すっごく不安になると思いませんか?
どこに連れていかれるのか分からないわけです。
そして、自分がどうなるのかも分かりません。
めちゃくちゃ考えちゃうと思います。

他人軸って究極のところ、そういう心理状態を作るんです。

だから、ものすごく疲れます。全然余裕はありません。

これは職場でも起きるし、恋愛でも当然起きますし、また人間だけではなく、「お金軸」「仕事軸」と言ったものにも起こりうるものです。

誰かに人生の主人公を渡してしまうわけですから、主体性はなくなりますし、ライフワークを生きることも難しくなるものです。

特に人の気持ちを考えたり、場の空気を読むことに長けていたり、周りの人に迷惑をかけたくなかったり、自分さえ我慢すればいいと思っていたりすると、その傾向がとても強くなってしまいます。

しかも、このタイプの人は「人のために良かれと思って・・・」という動機で動いています。
それって素晴らしいことなのです。

が、他人軸になってしまうと報われなかったり、評価を気にしちゃったり、頑張りすぎたりしてしまい、疲れてしまうわけです。

そうすると「長所が短所になる」という最悪なできごとが起こります。

だから、自分軸を確立することは人の気持ちを考えられる人こそ、非常に重要なのです。

自分軸を確立する方法ではよく「私は私、○○は○○」というアファメーションを紹介しています。

私は私、彼は彼。
私は私、会社は会社。

それをさらに強めることもできます。

私は私、彼は彼。
私は彼の存在に関わらず幸せになれるし、
彼は私の存在とは関係なく幸せになれる。
私は彼の選択を支持するし、応援する。
私は私で幸せになる。

こんな風に。

けっこうきついでしょう?
もうちょっときついバージョンもあるんだけど、、、知りたい???(笑)

私は私で、彼は彼。
私の幸せは彼とは関係がない。
彼の幸せは私とは関係がない。
私は私で幸せになるし、
彼は彼で幸せになるだろう。
私は彼の幸せを願い、応援し、彼の選択を支持する。
私は彼の行動に関わらず幸せを常に選択する。

これは私と彼との間にはっきりと線を引くことをイメージしています。

そして、このアファメーションは“なるべく感情を動かさずに淡々とこなす”ことをお勧めしています。

また、「それって自分にできること?できないこと?」ときちんと区別することも自分軸を構築してくれます。

特に人の気持ちを考えすぎたり、お察し上手な人たちは、「手の届かないところにある荷物まで取ろうとする」傾向があるんですね。
要するに頑張り過ぎちゃうんです。

「それってできること?」という問いかけはだからとても大切なのです。

でも、「できそうな気がする」というのもありますよね?
できないような気がするんだけど、できそうな気がする・・・分からない・・・。

たぶん、そういうときは「できない」が答えです(笑)
「できる」ならばとっくに「やっている」からです。

もちろん、「やらなきゃいけない」「やってあげたほうがいい」などという思考が動くときも「できない」が答えです。

そもそもそれ以前に「やりたいか?やりたくないか?」を意識したいんですけどね。

そして、過去の後悔に対してもこのやり方は使えます。

「あのとき、こうしたらよかったんじゃ?」と思ったり、「もっとできたんじゃないか?」と考えたりすることありますよね?

でも、そういう時はこう捉えることをお勧めしています。

「できることは全部やった」
「自分としてはベストを尽くした」

そりゃあ、もっとできることはあったかもしれないけれど、当時の自分としてはベストを尽くしたんです。

これは過去の選択ミスを悔やんだ時にも言えます。

「その時はその選択がベストだったんだ。それ以外の選択肢は選べなかっただろ?」

という風に捉えるんです。

実際、それで気持ちは軽くなりますし、自分軸も確立されていきます。

優しい人や気を使うのが上手な人、人のために頑張ってしまう人の皆さんはついつい相手の負担を考えてしまうものです。

こんなこと言ったら重たいんじゃないか?
こういう話は聞きたくないだろうな?
忙しいからこの仕事をお願いするのはやめとこう。

そうして「私さえ我慢すれば」と思ったり、「私は大丈夫だから!」という気になって引き受けたりしてしまいませんか???

それ、危険信号です。

だから、そういう方にはこういうセリフを吐いてもらうことにしてます。

「私、全然大丈夫じゃない」

さあ、これを読んだ皆さん。
自分には関係ないと思われた方も含めて、ぜひ、一度、声に出して言ってみてください。

「私、全然大丈夫じゃない。」

どんな気持ちがするでしょうか?
どんな反応が起きたでしょうか?

よく分からなかった人は何度か繰り返してみてください。

こうして自分軸を確立していくと、肩の力が抜けて楽に、自分らしく振る舞えるようになるのです。

さて、今日の本題です。

そんな自分軸を確立するアプローチを事例を織り込みながらたくさん紹介している本が、明日発売のこの本です。


人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本

もう、予約は済まされましたか?

また、皆さんの周りにそんな頑張り屋さんはいませんか?
ぜひ、その方にはこの本をお勧めしたもらいたいと思うのです。


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この本は男女関係の問題にも大いに使える本なので、野良猫に振り回されてるとか、ロックマンに振り回されてるとか、ダメンズに振り回されているとか、そういう女子の皆さんにもお勧めです。


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明日発売です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


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