セクシャリティとお金(仕事)の不思議な関係性について



個人セッション等で今の問題を見つめていくと、よく出てくるテーマがいくつかあります。

お母さんとの関係。
お金(仕事)の問題。
そして、セクシャリティの抑圧。

実はこれらは深いところで繋がっていて(特に女性は)その影響を受けやすいようです。

そのため個人セッションの連続コースでは2回目、もしくは、3回目でお母さんと向き合うワークなんかをよくやることになります。

お金もセクシャリティも「エネルギー」であり、どう流すか?というのが大切だと思ってます。
一見、全然関係のないこれらが繋がってくるのがそこなんです。

インプットして、アウトプットして、流れは生まれます。
だから、お金の本やセミナーでも「稼ぎ方も大事だけど、使い方、出し方が大事ですよ」という話をよく耳にします。

将来が貯金しなきゃと溜め込もうとする思いも理解できますが、それが過剰になると流れを止めて滞り(停滞)を作るのです。
だから、貯金はあるけれど人生にハリが感じられなかったり、楽しめなかったりして、不安ばかりが強くなって、ますます「貯める(溜める)」ことにエネルギーを注いでしまい、さらに滞りを強化します。

セクシャリティは性的な意味合いを含むものですが、生命力とも訳されるように、人生に喜びや楽しみ、充実感を与えてくれるものです。
性をタブーとする社会的な背景から、そのエネルギーを封印してしまったり、そのエネルギーを嫌悪感でもって受け止めてしまうと、無理やり貯金して流れを止めてしまっているのと同じような停滞感を作るのです。

実はもともと日本人は性的にはオープンで、フリーセックスの文化だったという説をよく耳にします。
そうした背景を知らなくても、長らくセッションを通じてクライアントさんの話を聞いてくれば、そのことはなんとなく見えてきます。

大変上品な表現を使えば「みんなエロくて、みんなエッチが大好きー!」なんです。
(もちろん、そうではない人もいますよ~。ただ、そうではないと思っていたけど、実はそうだった、と言う人もたくさんいますよ~)

ところが、様々な要因(そこに母親が絡むケースも大変多い)によって、自分の性欲や性的興味をダメなものとして抑圧してしまい、結果、

何をしたいのか分からない。
充実感や満足感があまりない。
燃え付きやすい。
ワクワクすることが見つからない。

などの問題になるんです。

でも、特に女性が自分が性的欲求が強いことを認めるには勇気がいるでしょう。
それで、例えば恋愛や夫婦の問題で、あるいは、ライフワークやお金に関するご相談の中でそうした話題が浮上してくるのです。

ある女性の話。

「いい子で優等生をやって来た。学歴もそれなりにあり、会社も名のあるところ。
その仕事も順調で、職場のみんなともよくやっている。
本当にやりたい仕事か?と聞かれるとすぐにイエス!とは言えないがやりがいもあって充実してると思っている。
周りの人もいい人が多く、感謝している。
将来のことを考えて貯金もちゃんとしてきた。
今は恋人はいないけれど、そのうちいい人と出会えたら結婚したいと思っている。
でも、最近、ふと、このままでいいのかなあ、と思い始めた。もっと他の人生があるんじゃないか?と。それに何となくモチベーションが落ち気味で、仕事に行くのが億劫だったり、だるかったりすることも増えて来た。」

「実は小さい頃から性的なことに興味が強く、恥ずかしいが、幼稚園の頃から自分でさわったりしてた。
あるときお母さんに見つかってひどく怒られていけないことなんだと知った。
そこからコソコソ隠れてするようになった。だから罪悪感を強く感じてしまう。
男性とセックスするようになっても、どこか悪いことをしているような気がして自分を出せない。
セックスは嫌いではない、というか、むしろ、好きだと思うが自分を押さえてしまう。」

私の解釈ですが、この彼女に起きているのは、性的なエネルギーを罪悪感などで押さえ込んできた影響が、仕事や貯金などにも出るようになったのでは?ということ。

セクシャリティも、仕事を回すエネルギーも、お金も、全部「エネルギー」として捉えれば共通してます。だから、セクシャリティを止めていたら、他のエネルギーもやっぱり止めちゃうよね?という見方です。
セクシャリティだけ抑圧して、その他は流せるほど人は器用ではないと思うんです。

仕事についても前向きに捉えていることは素晴らしいけれど、心からの喜びを感じているとは言えないし、倦怠感、停滞感が出て来てるのはその辺に原因があるんじゃね?と思わせるのです。

これは体力が十分にある20代まではあまり意識されないけれど、30歳以降になると、そうした「無理」(と敢えていってみる)がたたって、そうした感覚としてやってきます。
そのまま放置するとどんどんモチベーションが下がって行ったり、その不快感を紛らわすために何か刺激物に依存するようになったりすることもあります。

セクシャリティが生命力そのものであるとするならば、それの抑圧はエンジンの出力を押さえて走る車のようで、快適なドライブとは言い切れない現実が起きてくるのは自然なことでしょう。

そんな女性には、リミッターを外して自分の「性」と向き合うことを宿題などを通じて提案したり、幸いにして私の知り合いにはセクシャリティを専門としてる女性のカウンセラー、ヒーラーがいるのでお勧めしたりしています。

最近私は連続セッションをしているので、その後の変化に立ち会えるのですが、それはそれは大きく変化される方が多いです。

セクシャリティの解放と言っても、そのものが目的となるケースもありますが、多くは自分が搭載しているエンジンをフル活用して自分らしい生き方をすること、すなわち、ライフワークを生きることが最大の目標です。

先ほど紹介した女性も、わずか数ヵ月でガラッと雰囲気が変わり、性に対してオープンになると同時に自分がしたいことを本気で探し始めました。
とろけるようなセックスができるパートナーを求め始め、自分が本当にしたいことを見つけるためにあれこれセミナーに参加したり、起業について勉強したり、海外留学も真剣に考え始めました。

そのとき今まで貯めてきたお金がほんとうに役立っているようで「生まれて初めて自分のためにお金を使っている感覚が味わえている」と喜ばれてました。

お金も「喜び」で使い始めるとよい循環が生まれますね。

ちなみにその間にお肌がきれいになったり、なんと胸のサイズが大きくなったり、髪質が変わってきたり不思議な変化も出てきますし、今までとはちがう出会いを男女問わずしていたりしてすっかり別人のようです。

因みにその間にお母さんと向き合い「反抗期」を演出するセッションをしたり、そのお母さんを手放して自由になるセッションをしたりしていることも効果的だったかもしれません。

そうして、自分が何らかの理由で押さえ込んでしまってるエネルギーを解放することで、流れがとても良くなり、心が軽くなったり、したいことが見えてきたり、何よりも、自分に素直になれることが最大の恩恵かもしれません。
生き易くなるんですよね。

さて、チクチクしながらこの記事を読んでくださったみなさん、まずは自分の性やセクシャリティに意識を向けてみるとよいかもしれません。
その中で、自分に素直になって、心地よい選択をしてみると、不思議と心が軽くなって毎日が楽しくなって来るかもしれませんよ。

性やセクシャリティに向き合う方法はナンボでもありますが、最近、よくお勧めしている宿題はこんな感じです。(すべて女性用)

・セクシーな下着を着ける
・オナニーをする
・女性用のアダルトビデオを見る
・真っ赤なルージュを付ける
・胸、お尻、デリケートゾーン、太もものケアをする
・自分の理想のセックスを具体的に書き出してみる(3~5パターン)
・鏡やガラスに写った自分を見るたびに「あら、いい女」とつぶやく
・「私はエッチな女」「私はエッチが大好き」という言葉をいつも呟く

全部やってもいいし、手に取りやすいところから始めてもいいですし、でも、意外と効果があるものばかりですので、試して頂ければと思います。

そんな「ありのままの自分」と向き合う2日間へようこそ!

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