“自分を”信頼して待つ。



昨日は「パートナーにはパートナーなりのプロセスがあるんだから、それを信頼して待ちましょう!」というお話をさせてもらいました。

今日はグッと難易度があがって「パートナー」を「自分」に置き換えてみる、というお話。

先日のグループセッションで、「自分を変えようと思ってあれこれセミナーに通いまくって、ブログや本を読みまくって実践してみるんだけど、いまいち変われてない」というお話が出ました。

そういうことってありますよね。

「ライフワークを見つけて早くそこにたどり着きたい。けれど、そもそも自分が何をしたいのか分からないし、今やっていることも好きなことだけどそれがライフワークなのかの自信が持てない。」

そう思ってバタバタしてセミナーを受けたり、本を読んだりするのだけど、、、全然、前に進めない・・・とか。

「旦那の不倫が発覚した!やり直したい!」とネットで記事を読みまくったら「自分を変えるべし!」とか「旦那をもう一度愛するべし」ということは分かったけれど、現実は夫を責めるばかりで全然自分に意識が向けていない・・・とか。

このままじゃいけないと思うんだけど行動に結びつかない、とか、行動しているのだけど結果が出ない、ということもあろうかと思います。

そういう時は「ま、やるべきことはちゃんとやっているんだから、それが腑に落ちるのを待ちませんか?」などと悠長なことを言うカウンセラーがいるんです。

どこに?

ここに(笑)

「そんなに待っていられるかいな!それはいつやねん!」と総ツッコミを受けるかもしれませんが、やっぱり“信頼して”“待つ”というのも大事ではないかなあ、と思うのです。

「早くカレーが食べたいなあ。けど、まだジャガイモが固いなあ」というのと同じ(これも昨日のネタと同じ)

気ばかり焦っていても、心が付いて来なければ空回りしますし、
頭だけで理解していても、心が納得していなければ状況は変わらないものです。

でも、ちゃんとセミナー行ったり、カウンセリング受けたり、本を読んだり、ブログ読んだり、オンラインスクール見たりしているから、ちゃんとやってることはやってるのね。
つまり、仕込みはちゃんとしているんです。

そんな自分を信頼してあげてもいいんじゃないでしょうか。

このことは言い方を変えると「プロセスを信頼する」ということになります。
起きることはすべて必然であり、意味のあること。
だから、それを信頼しましょう!ということ。

そうしていると、ある瞬間にふとブレイクスルーが起きるものです。

今までは理解できなかった話がすーっと入ってくるようになったり、「そういえば、あの先生、こんなこと言うてたなー」と話が繋がってきたり、気分がフッと楽になったり、すごく楽しくなって来たりするのです。

しかも、そういうブレイクスルーが起きるタイミングもいろいろで、ぼーっと電車に乗ってるときとか、シャワー浴びながら頭洗ってるときとか、久々のお通じのときとか、友達の何気ない一言とか、全然関係ない友達のSNSを見たときとか。

外国で生活していて、それまでは全然分からなかった言葉がある日突然耳に入って来て意味が分かる、、、なんて話を聞いたことありませんか?

私自身も昔々、大阪の新町にある公園の前を通りかかったときにフッと軽くなって、ブレイクスルーが起きた経験があります。
あまりにびっくりして、後戻りしてもう一度その公園の入口に戻ったりしました(笑)
腹がきちんと座って、なるようにしかならない!きっとうまくいく!と根拠のない確信が降りてきました。
それまでの悶々とした思いもパッと消えました。

だから、今できることの一つは「ちゃんとやるべきこと、やってるんだよ」って自分に言ってあげることです。

桃栗3年柿8年と言われます。

それぞれ花が咲いて実がなるにはケースバイケースかつ個人別。

状況によっては腑に落ちるまでに数年かかることもあれば、数か月の場合もあります。

苦しい状況だったり、早く変わりたいと思っていたりすると焦ってしまうものですけど、その時々の自分自身によって変化のタイミングって様々なんです。

だから、「いつかは分かるようになるんだよなあー」とか「そのうち何とかなるんだろうなー」って“思い込む”ことが大事なのです。

そして、「今できることをする」のです。

自己肯定感をあげるとか、自分を愛するとかいう意識もとても大切な心がけです。
周りの人と比べちゃったり、焦ったりする自分を受け入れる効果もあります。

こういう「信頼して待つ」ことができるようになると、それを他人に投影しますから、自分の価値観を押し付けたり、相手を急かしたり、相手の行動の遅さにイライラしたりすることがなくなっていきます。

そこから昨日のパートナーの話にもつながりますね。
その人にはその人のプロセスがある、ということを信頼する話。

自分が信頼に足るかどうか?という判断はいらないものです。
自己肯定していれば、無条件に自分が信頼できる人物であることが分かってきます。

あとは「今できること」をしながら「時を待ちましょう」。できれば「楽しみながら」。

そんなマインドを培う2日間のセミナー。

7/7,8 札幌リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24249

自己肯定感を身に着ける本。

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

DVDで問題と向き合うならばコレ。

DVD「セルフ・ソリューションセミナー~自分でも問題が解決できる方法~」
http://nemotohiroyuki.jp/dvd/18028


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