自分のやりたいことや仕事ってみんなどうやって見つけてるんでしょうか?



仕事を楽しんでやっている人は、ふだんから仕事以外でも楽しいことをしています。
「楽しむ」ってことを自分に許すと、楽しい仕事に出会えます。
それは「思い込み」の力。
だから、「今を楽しむ」、すなわち「今楽しいことをする」が正解ですね。

根本大先生へ

いつもメルマガで遠くからお世話になっております。
生き辛い毎日を送ってる私は、根本先生からメルマガが届くと、「人生なんとかなりそう!」と思えてホッとしてしまっています。
先生の文章は少しぬるめでゆっくり浸かれる温泉みたいで暖かくて好きです。

自分のやりたいことや仕事ってみんなどうやって見つけてるんでしょうか?

私は特に趣味という趣味もなく、仕事もしていません…(涙
特技らしいものもなく、興味のあることも特にないです。

以前は専業主婦でしたが、小さな子供を抱え野良猫系DV男子(夫)から逃げたばかりです。

様々なとこから支援を受けて、当面の生活費はあるのですが、子供もまだ小さいため、何か収入になりそうな仕事を探し始めなければ、共倒れしちゃいそうです。

ですが、昔から親にレールを敷かれて生きてきた(高校は○○高校のみ、大学は○○大学のみ、それ以外は認めない、テストは100点じゃなければ0点と一緒だと怒られる)ため、
物心がついたころから親に従うように進路を選び、常に100点を取らないと認められないというのが当たり前になっていました。

その後就職しましたが、ブラック企業に捕まってしまい、見事に元々0に近かった自己肯定感がマイナスになり、心が打ち砕け、再起不能のまま10年くらいぼさーっと生きていました。
 
自己肯定感に関しては、先生の書籍(ちゃんと予約して買いましたよ!!)やメルマガを読んで最近上がって来たように思います。

ですが、社会に対してはまだ不信感しかありません

仕事をしたいとはずっと思っていましたが、面接を受ける際にも実際働き始めた際にも「ブラック企業の臭いがする!!もう嫌だ!また壊れたくない!」とすぐ辞めてしまいます。

自分の好きなことでお金を稼ぎたいですが、求人雑誌などを見ても
「こんなところで働きたくない。つまんなそうだし。残業ばかりだし…残業代もらえなさそうだし。また体調を悪くしてまで働きたくない。」
と働いて金を稼ぐということに興味が持てませんし、どうがんばっても特に職歴のない私のことなんて誰も採用しないと思ってしまいます。

好きなものも得意なものもないので、仕事にも結びつくことがなさそうです。
 
自分には何も武器がない、職歴もない、仕事に対して恐怖心しかない。
仕事は命を削りながら疲労を蓄積しながらやるものだと言う考えがずっとつきまとっているので、根本先生やメルマガに登場する自立系武闘派お姉様方が楽しくお仕事をしてて羨ましいです。

仕事=しんどくてがんばりすぎたら死ぬ

そんな悲しい方程式にならないように考えて気楽に仕事を探す方法はないのでしょうか

(Nさん)

大先生でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。はい。

確かに自立系武闘派お姉さま方は「仕事なんて問題じゃねーんだ、男、なんとかしろ!男!」って声をよく挙げていらっしゃいますけれど、ライフワークに関するセミナーを開催すると、名うての武闘派女子たちがこぞって「ほんとにやりたいことをやりてぇ」と前のめりになって参加されております。

なのでNさんのお話に共感される方もとても多くいらっしゃいます。

あとそういうお姉さま方に遠慮してあんまり目立たなくされてますが「彼氏とはうまく行ってるんですけどぉ、仕事の方に問題があって~」という女子もいらっしゃいます。
話を聞いてみればやっぱり武闘派であることがひしひし伝わってくるものです。

>様々なとこから支援を受けて、当面の生活費はあるのですが、子供もまだ小さいため、何か収入になりそうな仕事を探し始めなければ、共倒れしちゃいそうです。

ということは、とりあえずはガツガツ仕事しなくても大丈夫なんですよね??

これ、かなり重要なお話でして。

「今、共倒れしちゃいそう」なのか、「そのうち、共倒れしちゃいそう」なのかは全然次元の違う話です。

私たち人間は「思考」という武器を持っていまして、「このままだったら○○になる」という不安や怖れを勝手に作り出して悩む、という自作自演に勤しむ傾向があります。

そして、その自分が勝手に妄想した未来に対して「きっとこうなるに決まってる!」と思い込み、そして、どうしよう・・・と不安を掻き立てる趣味を持ってる方も多いです。

そりゃ、「こうなるに決まってる!」と思い込んだら、そうなるに決まってるわけですけど。

さらに、なぜか「その思い込みに対しては絶対の自信がある!」というのも特徴です。

女(男)として自信はないのに・・・
仕事する自信もないのに・・・
お金を稼ぐ自信もないのに・・・
自分の発言にも自信がないのに・・・

でも、「このままだったら○○になっちゃう!」という不安、怖れに関しては絶対の自信を持ってらっしゃるのです。

不思議ですよねえ・・・

でも、こんな話されたら、なんか、痛いでしょ?(笑)

だって・・・Nさん、今日、石油王とコンビニでばったり会ってナンパされる可能性だってあるんですよ。。。

未来なんてまだ起きてないんだから、どうなるか分からないんですよね、ほんとうは。

Nさんも、皆さんも

「とっても才能豊かかつ仕事ができる男性に猛烈に口説かれて、押し倒されるかのように出会って1か月で入籍する」

という話よりも、

「ブラック企業に入ってしまって心身ともに疲れ、子どもと共倒れになって苦しい生活をする」

という話の方が信ぴょう性があるように思ってませんか???

ちなみに「出会って1か月で入籍事件」を起こした方を何人も知っておりまして、私からすれば、そっちの確率の方が大きく感じるんですよね。

「私にはそんなこと起きない」ということをなぜ、断言できるのでしょう?

Nさんがそういう考え方になってしまうのも両親のことや元夫のことや過去のお仕事経験から無理ないことだと思います。

そういう自分の気持ちを整える(向き合う)ことも有効な手段だと思いますね。

どうしたって自分に厳しくしちゃうだろうし、ネガティブな未来を描きたくなるでしょうし、他人軸で考えてしまいそうですし。

とはいえ、それは「過去」です。

よくこういう例えをするんです。

競馬場に行くでしょう?1レースから馬券買ってて、でも、3レースまで全部当たらなかったとするでしょう?そしたら、『きっと次もダメだろう』って4レースの馬券、買わないんですか?

たぶん、次こそは当てたるでー!!って気合入れて馬体重をチェックし、パドックに駆け下り、新聞で過去のレース傾向を研究し、さらにオッズも見て、マークシートをぐりぐり塗るんじゃないでしょうか?

それと同じですよね。
過去と現在が「連続してる」て考えると、きっと次も外れるだろうって思うんですけど、過去を切り離して「今」に注目すれば、次のレースにかける意気込みも大きくなりますよね。

「仕事ってしんどいものだ」という思い込みを持っていると、しんどい仕事を探します。
だって、それを「希望」しているから。

「仕事って楽しいもんだ」という思い込みを持っていると、楽しい仕事を見つけます。

私たちは自分で決めた「思い込み」(観念、ビリーフ、自分ルール)に従って生きていきます。

仕事のセミナーでよくお話しする例え話があります。

「自分には年収3000万の価値があると思い込んでる人は、就職情報誌やハローワークで仕事を探すでしょうか?」

探さないですよね。みんなどこかで「過去の傾向やデータ」から「自分の価値」を勝手に決めて(思い込んで)、それで行動しちゃうんです。

だから、その「思い込みを変える」ということが、一番大切なことになります。

どうやって変えるの?って思うでしょう?

方法はめちゃくちゃたくさんあるんですけど、私がお勧めするシンプルな方法は

『楽して仕事してる人たちを知る。できればその人たちに会いに行く』

そういう人の情報を仕入れても、始めはそれを「否定したくてたまらない自分」がいることに気が付くでしょう。

「この人はたまたまなんだ」
「この人はそういう運命なんだ」
「この人は私とは違うんだ」
「今はいいけどこの人もいずれダメになるんだ」
「私にはそれはできない」

でも、そういう人たちに何人も会い続けたり、そういう人たちが発信する情報を“抵抗を感じながらも”読み続けていると、だんだん「その気」になってきます。

その気になると、思い込みがどんどん変わってきます。

そうすると「仕事って楽しんでいいんだ、面白くていいんだ」って思い込みが生まれます。

例えば、このお話はとても面白かったですよ。
私が大好きで憧れてる人たちの動画です。

https://ameblo.jp/hondakochan/entry-12359433076.html

私が、以前、あるセミナーに参加したときのことです。
神戸のとても素敵な場所にセミナールームがあり、とても豊かな空気に満ち溢れていました。
講師もスタッフも豊かさをぷんぷん匂わせていました。

その時、私の思い込みが一つ変わったんです。

「あ、カウンセラーって稼いでもいいんだ」

それまで「稼いではいけない、豊かになってはいけない」という思い込みがあったことにも、そこで気付きました。

その後、出会うセミナー講師やカウンセラーの方は「楽しんで仕事をして、豊かさを受け取っている人たち」ばかりでした。

「あ、自分もそうなっていいんだ」という「思い込み」が生まれるのにそれほど時間はかかりませんでした。

「あの人は特別だから」って思っていた思い込みも、気が付けばなくなっていました。

>好きなものも得意なものもないので、仕事にも結びつくことがなさそうです。

という風に感じてしまうものなんですけど、好きなものと仕事をいきなり結びつけるのは、「料理初めてなんだけど、ビーフストロガノフを作りたいと思います」というくらい無謀なことだと思ってます。

まずは、好きなもの、楽しいこと、嬉しいこと、探しましょう。

甘いものが好き。
たくさん眠るのが好き。
自然が好き。
海が好き。
子どもと遊ぶのが楽しい。
公園を散歩するのが好き。
花を眺めるのが好き。
お笑い動画を見るのが楽しい。
根本さんのブログを見るのが好き。
根本さんのセミナーに参加するのが何よりも楽しい。
根本さんの動画を見るのがめっちゃ楽しい。
根本さんの本を集めるのが好き。

「仕事」をちょっと脇に置いて「今を楽しむ」ことを研究してみましょう。

「楽しい仕事」はその延長上にあります。

ふだん、楽しいことができてないのに、急に仕事になって楽しいことができるってあまりないですよねー。

「楽しむ」ということを日常にどんどん取り込んでいくと、その延長線上に「楽しい仕事」が見えてきます。

でも、それはすでに就職情報サイト等でご覧になったことがある仕事かもしれません。

「以前の私ならばこの仕事はブラックだ、しんどいと思っていたんだけど、今の私はなぜかそれが楽しい仕事のように思える」

これが「思い込みが変わった後に起こる現実」です。

もちろん、今まではまったく目に着かなかった仕事と出会うこともあります。

「仕事」はニュートラルなもの。
そこに私たちは自分の思い込みからいろいろな色付けをしています。
思い込みが変われば当然色合いも変わります。

だから、まずは「今を楽しむ」ということに意識を向けてみましょう。

「え?そんなのすごく時間がかかりそう」と思うかもしれませんけれど、それも「時間がかかる」という思い込みから来るんです。

・・・というわけで安定の告知タイム~!!

東京:3/24(土)13:00-17:00
大阪:5/20(日)13:00-17:00
ワークショップ「好きなことをして自由な人生を生きる2~ライフワークを生きることを自分に許可する~」

東京:4/28(土)13:00-17:00
大阪:6/24(日)13:00-17:00
ワークショップ「好きなことをして自由な人生を生きる3~ライフワークを見つける~」


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