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女性としての魅力に限らず、成長してステージがあがるとなぜかトラブルに見舞われることが少なくありません。
逆に、「え?そんなことが起こるの?」という時には、自分がめっちゃ成長した証として捉えてよいのです。
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私も魅力アップにチャレンジ中で「自分の魅力を全開にするのはどうしたらいいんでしょう???」の記事に飛びつきました。私は雑魚虫くんがちらほらが現れ始めており、喜んでいたんです。が、なんと大物ではなく変質者が来てしまいました(泣)
無事に事なきを得たものの、セラピストの仕事中、腕を掴まれ股間に私の手を持ってかれそうになり「もぅ魅力閉じたい…無くていい…」と凹みました。
でも以前から根本先生は、変な人が寄ってくるのは「魅力を受け取り切れてないから」と仰っていますし、諦めたらイカンと思う一方で、リスクも取るつもりでと言っても、こんなことが続くと精神的に持たない気がします。
確かに、この変質者が現れる前は「どうせキレイになっても変な奴しか来ない」「私にセクハラするモノ好きなんかいねーし」とどこかまだぬぐい切れず、男性相手の接客でも危機感ゼロで防犯はしていなかった。
「セラピストとしての私」以外には興味を持たれないから大丈夫と。それに「キモイんだよ!!」って平気で殴ったり、追い返せると思っていましたが、実際はあれ?私こんなに弱かったっけ?と驚くほど怖かった?怖くなっちゃった?
で、今振り返ってみて私の足りない脳みそで考えた最大の可能性(こじつけ)として、もしかして、ちゃんと女性性も上がって魅力も出ているのに、自分が一番自分自身を女性扱いしないで自分を危険にさらしていたってことなんでしょうか?
「どうせキレイになっても変な奴しか来ない」「私にセクハラするモノ好きなんかいないし」は、ある意味叶ったってことですか?変な奴は来たし、魅力がアップしてるから「私にセクハラするもの好き」が現れた、という事ですか?
もしかしてこの出来事は、もう毅然とした態度で「NO」を言えるようになりなさいよ~という私の課題なのでしょうか?(実はセラピストの講座でもお客様との距離について根本さんから「きちんと線引きを」とアドバイスをいただいていました。)だとしたらこの平和主義者にNoを言う勇気を持つお言葉をいただけませんか?
(Yさん)
それにしてもしんどいのがやってきましたね。それくらい急激に変化されたのですね。そういう意味では素晴らしいですが、そら、ショックなことですよね・・・。
>ちゃんと女性性も上がって魅力も出ているのに、自分が一番自分自身を女性扱いしないで自分を危険にさらしていたってことなんでしょうか?
そう、まさにそう思います。
でも、それは無理ないことですよね。
まだ慣れてないのもありますし、なかなかそれに気付けないものですから。
逆に嫌な話ですけど、そういう事件が起こることによって気付かされることって意外に多いんです。
セクハラは心に傷をつけるものですけれど、逆にそれくらい一気に変化したことを教えてくれる出来事として捉えることもできるんじゃないでしょうか。
>「どうせキレイになっても変な奴しか来ない」「私にセクハラするモノ好きなんかいないし」は、ある意味叶ったってことですか?変な奴は来たし、魅力がアップしてるから「私にセクハラするもの好き」が現れた、という事ですか?
そう、よく理解されてると思います。
そして、そういう自分の気持ちによく気付かれたと思います。
なかなかそういう思いってあまり自覚できないこと、多いですから。
魅力的になるとね、よく変なのが寄ってくるんです。
「きれいな花を咲かせるとまずはカナブンやアブがやってきて、でも、その後にミツバチくんとか美しい蝶がやってくるから、花を閉じないようにしましょうね」
という話をしています。
なんで、そういうことが起こるのか?って言うのを心理的に説明してみましょう。
以前よりも魅力が開花してステージが一つ上に上がります。
けれど、そこではいくつかの問題が同時に湧き上がってきます。
1.自分が魅力的になったことに気付いていない。実感がなくて自覚できにくい状態でもあるから。
2.新しいステージに慣れていない。レベルが上がればその分、状況が変わるのですが、そこに適応するのにちょいちょい時間がかかる。
みたいな感じです。
で、Yさんの話を引用させてもらえれば、
>雑魚虫くんがちらほらが現れ始めており、喜んでいたんです。
というところで、魅力があがった、ステージがあがったことが分かりますよね?
そうすると1はできたんだけど、2の状態にあるわけです。
で、当然ですけど、以前よりもいい女になったわけですから、男がYさんを見る目は変わってくるわけです。
それをある女性は「気持ち悪い」と感じ、魅力を閉じて元のステージに戻りたくなります。
また、ある女性は「そんなわけない」と否定し、魅力的になっていることを受け取りません。
それから、Yさんのように「キレイになっても変な奴しか来ない」という思い込みが出て来るので、願い通り変な奴が近づいて来て、やはり元のステージに戻りたくなります。
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分かりやすい事例を一つ紹介しましょう。
ある女性は夫婦関係を改善するために、改めて女としての魅力アップに意識を向けました。
彼女は独身時代はそれなりに遊んでいたので服もメイクもどちらかというと派手な方だったので、その時代の自分に戻したんですね。
カウンセリングに来られた時にめっちゃ以前と雰囲気が変わってたのでびっくりしたわけです。
ところが、彼女は結婚生活7,8年を経て「おばさんになったし、以前ほど男にちやほやされるわけがない」と思い込んでいたんです。
でも、濃い目ののメイクにミニスカートを履いていたら男たちは彼女に目を奪われますよね。「おばさんになった」のではなく、「女っぷりがあがってる」ということに彼女は気付いていなかったわけです。
そしたら、盛り場では黒服のお兄さんに「お帰りなさいませ!」と声を掛けられるし、痴漢に遭うし、職場でも不倫希望者が続々現れたんですね。
でも、結婚前の彼女は「慣れていた」ので、仮にそういうことがあっても「バカヤロー!」と一喝できたり、はっきりとNoを言えていたのですが、7,8年のブランクがすっかりそのテクを鈍らせてしまい、痴漢に遭ってもただ怖いだけだったそうです。
そんな自分にショックを受けたし、不倫希望者が列をなしてることも合わせて、男ってほんとサイテー!!という思いを強くしたわけです。
でも、冷静になって見れば「そういや昔もそうだった」と思い出して、徐々に往時の輝きを取り戻していきました。
そしたら、痴漢などは一切現れなくなり、職場の不倫希望者たちとも適当に遊べるようになり、改めて「そう言えば、あたしはいい女だった!」という自信を快復していったのです。
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なので、確実に魅力がぐーんとアップしたことは間違いないので、Yさんはそのいい女ステージに慣れていくことがこれからの課題なんです。
セクハラしたくなるくらい性的魅力が出てる私がいて、ザコが寄ってくるくらいいい女になってることに「慣れる」こと。そして、そのステージでの作法を学ぶこと、なんです。
つまり、
>もしかしてこの出来事は、もう毅然とした態度で「NO」を言えるようになりなさいよ~という私の課題なのでしょうか?
ということですね~!
また、そういうセクハラに遭う可能性があることが分かったので、あらかじめその対策を練っておくことも重要です。
例えば、男性禁止にする、とか、男性のお客様がいらっしゃる場合には、別室に一人別の人に待機してもらう、とか、とりあえずの方法を採ることも有効です。
そして、「セクハラはいらん。そんな扱いをされるような女ではない!」という思いも強く持ちましょう。
それはまさに「自分で自分を守る意識」であり、「自分を安売りしない」ことであり、「自分の女性性を大切にする意識」でもあります。
そういう意識をはっきり持てるようになると、「No」は言いやすくなります。
セラピストさんからは似た相談を頂くことがあります。
セクハラもそうですが、誘惑されたりしたら、はっきりと「申し訳ありません。私はそれにお答えできません。」と言って、部屋を出ていくことをお勧めしています。
そして、その言葉を普段から練習しといて、なんてお願いもしています。
でも、セラピストをやるくらいの人っていい人が多いので、ついついどこかでお客様の希望に応えてあげなければ、なんて思っちゃう方もいらっしゃるんです。
サービス過剰精神をお持ちなんです。
でも、そこはやはり「きちんと線引きすること」ですよね?
>(実はセラピストの講座でもお客様との距離について根本さんから「きちんと線引きを」とアドバイスをいただいていました。)
こういう話を私がしたということは、元々Yさんは人との距離が近いか、距離感を取るのが苦手なタイプなのでしょうか?
そういう方は特に上記の意識を強く持とうと思ってください。
そして、もう一つ大切なことは今の自分の仕事にもっと自信と誇りを持ってください。
プライドを持ってやっていること、この仕事が好きで、大切にしたいこと、そして、この仕事を通じて与えたいもの(例えば、リラックスとか心地よさとか明日への元気とか)により意識を向けてください。
セクハラみたいな体験をすると好きな仕事も辞めちゃいたくなりますよね?
それって自分にとっても、現在と将来のお客様にとっても残念でもったいないことですよね。
その仕事への自信と誇りを持つことで、より毅然とした態度が取りやすくなります。
「あたしはプライド持ってこの仕事をやってんだよ。なめんなよ!」と本来の武闘派精神を生かすことができるのです!!
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これはセラピストに限ったことではなく、魅力的になるのはより素敵な恋をしたり、今のパートナーシップを上昇させたり、自信を付けたり、自分のことをもっと好きになったり、これからの人生をより幸せに楽しく過ごすことだったりすると思うんです。
その魅力的になる目的をもう一度意識してみるといいんです。
「ザコに売るために女を磨いてんじゃねーんだよ」という気概を持ってみてもいいでしょう。
それは一般的に「怖い女」になることでもあるのですが、魅力的なんだからしゃあないです。
興味がない男にはそう思われた方が安全ですし、それがまたカブトムシくんやオオクワガタくんたちにとってはたまらない魅力になります。(←これ、ものすごく重要な知識)
そうすると、不思議なことに近くにいる男性がみんな紳士になっていくものです。
いい女になってステージがあがると、当然そこにいる男性も魅力的な人が多くなります。
そしたら、「男もまあ悪くないわね」と思えるようになりますので。
ステージがあがったら、その分、上から目線で男を見てみることも効果的ですよ。そうすると「与える」ことができるようにもなりますしね。
※Yさんの文中にある記事はこちらです。
「自分の魅力を全開にするのはどうしたらいいんでしょう???」
>https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/20641
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