動きたいけど動けない心理~シンプルに動きたくないだけなのかもしれないっすよ~


動きたいのに動けない、とか、辞めたいのになかなか勇気が出ない、というテーマを「考えて」解決しようとすると大変です。
「感じる」ということにフォーカスするのがいいと思うのです。
そして、前提を変える、ということ。そんな質問もいくつか書いてみました。

「変わりたい」の影に潜む罠~変わりたいけど変われない理由とは?~
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/21717

この記事を書いたところ、意外なほど反響があったのと、特に身内とかコンサルさせてもらってる方から「い、痛いです」なんてお話があったので、その続きをお話ししたいところです。

好きなことを仕事にしたい、とか、思い切って今の環境を変えたい、とか、もっと本気でやりたいことに取り組みたい、とか。

そして、その後に「でも・・・・・・・・・・・」というセリフが続きます。

その事情は色々ありますが、何度もお会いしてる方からそういう話をお聞きすると私は慈愛深い表情をさらに優しく緩めて、

「で、どうすんの?ってことはやりたくないってことやんな」

とあっさり斬ってしまうものです(笑)おほほほほ。

#とはいえ、少なくても「でも」って言いたくなる分だけ準備中なんです。まだ開店できないのです。

ま、それは半分冗談として、私たちの心理は意外とシンプルにできておりまして、

「やりてぇ!!」という気持ちと「怖い、不安、自信がない」という気持ちとのバランスで行動できるかどうかが決まります。

大事なことなのでもう一度言うと「気持ち」です。

頭でどれだけ考えても、具体的なプランを考えても、今の理不尽さをどれだけ理解しても、「怖れ、不安」などが勝っていたら、行動はできません。
昨日の話で言えば「心理ブロック」がが強い上に、それを乗り越えるだけのモチベーションがないので、壁の前で立ち止まってしまうわけです。

跳び箱。覚えています?
勢いよく走り出して、あとは踏切台に思い切りジャンプして跳び箱に挑みます。
けど、「わぉ!こわっ!」と思って、手前で立ち止まってしまう感じ。

で、そういう話をすると、もちろん、ご本人はそれがよく分かっている“つもり”なので、

「そうなんですよね。分かってはいるんですけどねえ」

とおっしゃるわけです。

もちろん、それは嘘ではないですし、そういう気持ちも分かるわけですが、

「で、どうすんの?」

とさらに追い込みをかけられると、口ごもってしまうか、「考えます・・・」なんて思うんです。
考えてもね、、、動けるようになるとは限らないんですけどね。
「気持ち」だから。

どうせ考えるなら、どうしたら自分が動けるようになるのかを考える方がいいし、もっと言えば「前提を変える」方がいいと思うんですね。
「動くことを前提にする」のです。

逆に言えば「動かない」ということを捨てるわけですね。断捨離です。断捨離。

動くことを前提にしてスケジュールを決めてしまう。
動くことを前提にして人に話をする。
動くことを前提にして具体的なプランを練り上げる。

成功してる人というのは、これが当たり前にできているんだと思います。

カウンセラーとしてはあり得ないことかもしれませんが、時には「怖れや不安は無視しなさい」なんてことを言ったりもします。
怖れを見ることが癖になってしまっているので。

怖れや不安は「今」に生きられていない証です。
必ず未来の、そして、ネガティブな結果を見ています。
それは過去の、うまく行かなかったデータや、自信がないだけの根拠となる経験を引っ張り出して作られる、「空想」の世界です。

空想の世界の出来事をあれこれと考えても、そら空想ですから、いかほどにも膨らませられます。
そうすると、怖れに捉われてあれこれ考えてしまうとあっという間に時間が過ぎてしまうものです。

「独立起業したいと思ってあれこれ考えているうちに、あっという間に1年が過ぎてしまいました」
という声はそこから生まれるのかもしれません。

「今、できることは何?」ということを「動くことを前提」に考えて、行動してみたいですよね。

とはいえ、怖れや不安も大事な感情です。
怖れがあるから慎重に進めようとするし、あまりに無謀な挑戦を止めてくれます。
また、その分だけあれこれと起こりうるリスクを考え出してくれます。
でも、怖れや不安が役立つのは「動くことが前提」の時だけではないでしょうか。

動くことそのものを止めるほどに怖れや不安があるのならば、もうはっきりと「やりたくない」と認めてしまった方がすっきりするわけです。

自分を変えたい、動きたい、という願いは叶えられない。なぜならば、それはもう叶っているからだ、という話から行けば、「自分を変える」「動く」と言葉を改めることも効果的ですね。

「年内に仕事を辞めたいんですよね」ではなく「年内に仕事を辞めます」と言ってしまうわけです。
もっとお勧めなのは「来年初めに起業します!」と宣言することです。

「辞めます」よりも「起業します」の方が前向きでしょ?

「辞める、辞める詐欺」というのもありまして(笑)
同様に、離婚するする詐欺、とか、引っ越しするする詐欺などもあります。

辞める、と言うことでどこかに満足感というか、慰みがあって、それが目的になってしまってる場合ですね。

本気で辞めたい、というよりも、辞めたい、と思うことで心がちょっと軽くなったり、癒されたりする感覚が伴うものです。

これはなかなかの中毒症状を伴います。癖になります。

だから、先ほども言ったように「動かない」と決めてしまった方が心理的にいいんです。
「辞める」ということを慰みにしてしまうと、それもまた癖になって、動けない状況を確固たるものにしてしまうからです。

don’t think!feel!!

なんですなあ。いきなり英語が出てきましたけど(精一杯(笑))。

考えるんじゃないんですね。感じるんですね。
自分の心と対話するんですね。

考えても動けないんだから、考えることを辞めるんですね。
感情の方に、気持ちの方にだけ意識を向けるんですね。

そして、一切の言い訳を封印します。それを慰みにしてしまう自分がいるのだから。

さらに、時には「ああ、動きたくないんだなあ」ということを認めてしまうことなんです。
そういう時って、アドバイスしてくれる人の言葉も入ってこないし(ブロックしてしまうし)、自分を応援してくれる人の気持ちも受け取れないし(申し訳なくなって否定してしまうし)、「ああ、準備がまだできていないんだなあ」と。

自分には自分に合った生き方があると思っています。
コンサルしている方々にも、カウンセラーやコーチとして独立して成功することをサポートさせてもらってるのですが、「この人に合う生き方って何だろう?」って常に考えています。

「根本さんのようになりたいんです」と言ってくれるのは嬉しいですけど、中には「会社員をしながら、空いてる時間にカウンセラーをする」方がフィットしてる人もいるんです。
「転職するよりも今の仕事を続けた方が何だかんだ合ってるんじゃないかなあ?」と提案することもあるんです。

「どうしたいの?」の問いかけの次は「どういう生き方が自分に合ってるの?」というところを素直に見ていくのです。

〇前提を変える質問

「起業したら、あなたはどんな生活をしているの?」

「来年の〇月頃ってどんな風になってるの?」

「あなたが独立して成功する理由を30個教えて」

「あなたは誰のためにそれをするの?誰を喜ばせたいの?」

「あなたを応援してくれた人たちはあなたの成功を聞いてどんな風に喜んでくれたの?」

「変化を起こしたい」のならば、これらを「今」考えてみることもお勧めです。

 

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