ただいま、11週連続出張中につき、その意味と、体と感情の関係について。



今日はいつもより少し毛色の違う話をしようと思う・・・。

現在私は11週連続出張というパッと見に過酷なスケジュールの真っ只中で、しかも、まだ3週目という段階にある。
明日からは再び早朝の便で福岡に飛ぶ。

これは3月に生まれたわが息子が、私と妻、そして、娘の仲を引き裂き、自らが独占するために仕組んだ陰謀ではないかと勘ぐったのであるが、2ヵ月半で6500グラムにまで成長した、かわいい顔を見るにつけ、そんなことはどうでも良くなってしまうのである。しかし、本当に赤ん坊はかわいいし、面白い。


さて、そんなスケジュールの初期である今週、あろうことか風邪を引いてしまった。福岡でヒーリングワークを終えてすぐ喉が痛くなり、これはヤバイと感じ、ホテルに戻るなりフロントに電話して常備薬を持ってきてもらったのである。

私は以前から咽頭炎にかかりやすく、ハードスケジュールの合間の休日に、高熱を出す癖があったのである。ここ数年、そうしたことは無かったので忘れていたのだが、久々のこの喉の痛みはヤバイと直感した。

その初期対応が良かったからなのか、はたまた“別の理由”だからなのかは分からないが、幸い高熱も出ることなく、喉の痛みも1日でほぼ治まった。
なぜか、歯痛も出てきたのだが、これも徐々に収まりつつある状況である。

さて、“別の理由”について少し触れてみたいと思う。少々マニアックかつディープな話になることをお許しいただきたい。

実はヒーリングワークなど深い感情を扱うセミナーでは、セミナー後に体に反応が出ることもよくある。

この6月の福岡でのヒーリングワーク、感情としてはかなり深いところ、そして、慢性的な問題を扱っていたと思う。
罪悪感、自己攻撃、無価値感、自立、孤独、過去のハートブレイク等々、皆さん、それぞれにも思い当たるであろうテーマが次々現れたのである。

感情はハートで感じられる分には消化され、すーっと消えていくのであるが、ハートで感じられない、もしくは、処理しきれない感情は体へ出てくる。

よってセミナー後に、熱を出したり、下痢になったり、蕁麻疹のような症状が出たり、腰痛に見舞われることもあったりする。
(因みに、熱や下痢は“浄化”、蕁麻疹は“怒りの解放”、腰痛は“セクシャリティの解放”などと解釈される)

そして、喉の痛みは“コミュニケーション”に関するもの、あるいは、“セクシャリティ”に関するものと解釈できる。
本当に言いたいことを言っていなかったり、自分自身の“性”について受け入れられなかったり、逆の見方をすれば、今はより深いレベルのコミュニケーションにチャレンジするときであり、あるいは、より男性性・女性性を成長させ次のステップに進むときであることを示唆していると思われる。

要はカウンセラー/トレーナーであっても、当たり前のことだが、さらなる成長が求められ、より深い癒しが求められているのである。

よって、今回のワーク後の体の症状はすべて“デトックス”なんだな、と思い、その恩恵に感謝することとした。幸い、急激に体が快復していくのを感じるにつけ、ああ、これは風邪ではなかったんだろうな、と思えるのである。

それと同時に、この11週連続という出張生活も、そのうち5週がヒーリングワークのトレーナーであることも、我が心身をさらに極め、高める神様からのプレゼントと解釈できるのではないかと思うのである。すなわち、もっと大きくなれ、成長せよ、というメッセージとして受け取れるのではないだろうか。(体重はこれ以上大きくならないで欲しいのだが)

そう思えば、病気をしないように繊細に気を使い、黙々と大人しく出張生活を送るよりも、更なる成長のためのイニシエーション(儀式)として果敢にチャレンジしながら過ごす方が絶対に楽しいし、面白いと思うのである。
そう思い立ったら元気になり、ワクワクしてきたから人のマインドって不思議だ。
ちょうどお盆前にこの連続出張は終わりを迎える。
そのとき、自分がどんな風になっているのか(はたまた体重は増えているのか)、楽しみに待つことにしたいと思う。

さあ、これで大義名分は十分だろう。
早速明日から果敢に夜の街に繰り出すこととする。

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