「名前の由来。」


我が家に舞い降りた天使も順調に成長し、先日は初めての外出として、1ヶ月検診なるものに行って来た。
原家を起点に、吉見家、塩田家(現在休会中)を経て我が家にやってきた由緒ある(?)ベビーカーに乗せて車まで運び、義理の妹の家からパクって来たチャイルドシートに寝かせ、妻からすれば2ヶ月も監禁されていた忌まわしき病院へと向かったのである。

少々覚悟はしてきた。
2460グラムで生まれたのに、わずか1ヶ月で4000グラムを越えるほどに成長した息子は、周りの新生児を圧倒する存在感を待合で放っていたのである。
一緒に一ヶ月検診を受けた赤ちゃんはみんな、触れると折れそうなくらいに見えたのである。今はすっかり成長した娘も、当時はほんとうにか弱く、小さかったことを思い出していた。


案の定、その発育の良さを見た病院のスタッフは、口々に「ミルクの飲み過ぎじゃないの?」と妻に警告したそうである。
それを聞いて、常々「酒の飲み過ぎじゃないの?」と各方面からご注意を頂く私はただただ恐れ入るほかなかったのである。

さらに、そのスタッフ達は「一ヶ月児というよりは二ヶ月児に見えるわね」と口々に感想を述べたそうで、常々「見た目よりも10歳は上に見える」と言われる私は、再び、恐れ入るほかなかったのである。

ゆえに「その飲みっぷりといい、生育の速さといい、まさしく、我が息子である」と確信に至った次第である。

そう、父親はなかなか父親たる自覚を持てないものである。

特に新生児時代はその動きから「むいむい」(=虫)と我が家では呼ばれていると通り、その所作の一つ一つが一々動物的でかわいく、面白く、ゆえに、あまり人間として見られないのである。

一方、妻は、長らく肉体を共有していたせいか、むいむいだろうがお構いなくひたすらかわいいらしい。故に、新生児にも終わりを告げ、乳児へと転身する一ヶ月を過ぎた頃から、「ああ、もう、新生児じゃなくなっちゃった・・・」と寂しさを吐露するほどなのである。

因みに、男の子を持つ父親から幾度となく忠告/警告/申告されてきたことも、昨今では日常になりつつある。それは「息子に語りかける口調が、あきらかに夫並びに娘にかけるものと一線を画している」という現実である。

すなわち、確かにあまり耳慣れない声色を妻は最近身に着けたようである。

この点については、今度、2年生になった娘と水入らずでじっくり話し合うつもりである。

さて、とても幸せなことに、友人、知人、仲間、お客様など各方面からとても素敵なメッセージや贈り物がひっきりなしに届いている。
直接「おめでとうございます」と言われた数も人生最高を更新し続け、未曾有の大震災の被害が続く中ではあるものの、それでも生命の希望として有難く受け取っている。

そうした方々が、「おめでとうございます」の後に必ず続けられる言葉が「お名前はどうされたんですか?」という一言である。そうすると、

「晴れるに生きるでハルキと読ませます」

と私は答える。

「いいお名前ですね!」と言っていただくことがほとんどなのであるが、一部(特に身内)、ふしだらな発言をするものが後を絶たないのである。

「あ、やはり、それは、お父様が、アレ、だからですか?」

このアレの意味が分かったものは、一歩前に出て歯を食いしばるが良いと思う。

要は「私が雨男で、どこへ行っても雨を降らすから、晴、の字を使ったの?」と言いたいのであろう。

あろうことか、少なくとも直接5,6人から、その言葉を聞いているのである。誤解も甚だしいので、ここで反論させていただこうと思う。

確かに一時、私が飲み会やワークショップを開催するたびに雨が降ったことはあった。2009年くらいまでは確かに毎回のようにその日だけが雨だったこともある。
滅多に雨が降らない冬に豪雨に見舞われたこともあるし、台風が1DAYワークショップの直前に訪れたことも2回あった。

それゆえ「私達の結婚式の日は、できるだけ遠くに行っといて下さい」などの風評被害も相次いだ。

しかしである。

それはもう過去のことなのである。

昨年、2010年は、ほとんど雨は降っていない。1度、東京でベーシックをしているときに大き目の台風が1つやってきただけである。今年だって、前日は雨でも当日は晴れてることが少なくないのである。

さて、考え方を改め、きちんと理解していただけたのなら、それでいい。
まだ、分からんと言う方は、さらに一歩前に出て腹に力を入れると良い。

ちなみに我が家では次のように名前を決めている。
まずは「音」が先にあり、その音に当てはまる字画の良い漢字をベネッセさんに調べていただくわけである。

その「音」は自然と聞こえることになっており、娘の場合は5ヶ月過ぎに私の耳に、息子の場合は7ヶ月頃妻の耳に届いていた。

よって、将来「なんで、この名前にしたの?」と聞かれた際は、娘・息子共々、「あんたが、その名前がいいってリクエストしたんやないの」と普通に答えようと思っているのである。

とはいえ、まだ1ヶ月と半分。自分に息子がいる、という実感がイマイチ湧いていないのである。あのむいむいはたまらなくかわいいのであるけれど。

 

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