常習犯。

先日アップした「冤罪。」という記事が、周りから大変評判が良く、「面白かった」と言う声をいつも以上に頂いて機嫌をよくしている。

しかし、そんな風に調子に乗ってるからであろう。久々に、例の駐車場で私はやらかしてしまったことがある。

今度は正真正銘、私が原因である。


私は朝、小学校へ向かう娘と一緒に家を出て散歩に向かうのだが、その準備をしていたときのことである。
私の散歩道具は、1kgのウェイトに、iPod、家の鍵に、ティッシュに小銭である。夏はコレにタオルが加わる。

皆さんも同じだと信じたいのだが、私はてくてく歩いているうちに猛烈な便意に襲われることがままあり、故に、散歩コースには「ここでもよおした場合には、あのトイレに駆け込め」というポイントがいくつもあり、新しいコースを辿るときには公衆トイレを見つけては妙な安堵感を覚えるほどのものである。

最近でこそ、散歩中にトイレに駆け込むことはかなりなくなったが、以前は、数百メートルのダッシュの後、小汚い公衆トイレやコンビニ、更には、通りすがりの喫茶店にして用を足したことも一度や二度ではない。
故に、ティッシュと小銭は必需品なのである。

さて、今回の話の主題は決して“下”ではない。

先日、小銭を補充しようとカバンを漁ったのだが、財布が無いのである。
ん?
床はもちろん、別のカバンの中、ありえないと思ったが、前日着ていたコートのポケット、さらには机の上やリビングのテーブルの上、あちこち探し回ったのであるが、全然、その姿が見えない。

よもや、と思い、駐車場に降り立ち、車の中をくまなく探したのだが、そこにも見当たらない。

「やべぇ・・・昨日、入院中の妻を見舞った後に寄ったジャスコで落としたか?」と背筋にヒヤッと冷たいものが走った直後、後部車輪の近くに直立不動になっていた財布を発見したのである。

我がマンションの駐車場は機械式の地上2階、地下1階の構成となっているのだが、車は、昨夜、私が車を停めた状態のままであったのが幸いしたのである。
もし、別の誰かが車を入れたとしたら、私の車は2階に上がり、その財布は地下に落ちたり、隅においやされたりしていたであろう。

私のマンションの駐車場は意外と車の出入りが少なく、平日などはまったく利用されないことも珍しくなく、それ故に助かったのである。

しかし、柵があるとはいえ一晩も駐車場に財布が直立不動で放置されているなど、つくづく、日本は平和だな・・と思ったものである。

因みに、冷や汗を拭いつつ、部屋に戻ると若干不機嫌な娘が私を待ちうけ、「今度は何をしたの?」という目で見てきたのである。
私はつい、「あ、パパな、ちょっと車に忘れ物を取りに行っててん」と慌てて弁解してしまうのであった。

しかし、なんだろな、その風格というか、空気感。小学1年生の娘に、つい、気を使ってしまうのも情けないのだが、つい、何か悪いことをしてしまったような思いをさせられるのである。
被害妄想というか、条件反射というか、前科モノの悲しさというか・・・。

ともかく、財布は無事戻った。

その原因?

実は私、カバンのファスナーを、閉め忘れる癖があるのだ。

バックパックを背負っていても、びろんびろんとファスナーが空いて中身が落ちそうになっていたり、肩掛けのカバンでも、ときどきぼとっと財布や手帳が落ちることもある。

妻には笑われつつ注意され、娘にも怒られつつ、セミナーのときには受講生にも指摘されつつ、全然改善の傾向は見られない。
要するに、それは癖なんだろう。

ともかく、財布は無事戻った。

それで今日はいいとしたい。


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