名古屋城まで散歩してみました。



昨日、昼ごはんを食べた後に自宅を出て、名古屋にやってきました。
今って観光シーズンなんでしょうか。新幹線はけっこう人が多かったような気がします(京都からは特に)。
でも、マスクをしてる人って少ないんですよね。地下鉄に乗っていても、新幹線でも。
うがい・手洗いで良い、ということなのでしょうか。

心配性かつ、体が資本な仕事かつ、家には幼児と3点セットな私は、電車に乗るときは常にマスク着用です。(あと携帯型の消毒用エタノールも常備してます)。
案外そういう人ほど、うがいを忘れてインフルエンザにかかりやすかったりして(苦笑)


さて、名古屋にやってきました。
私の記憶では、名古屋は非常によく雨が降る地域で、今年も、ずっと雨か曇りの日々が続いている場所との認識があるんですよね。
名古屋の人は大変だなあ、特に金曜日とか、週末っていつも雨なんですよね?

(注)お前が来るときだけだ、という反論は受け付けない。

しかし、今回は天気予報を見てもまずまずの陽気で、明日の1DAYワークも、日曜日の心理学ワークショップも好天のもとで開催できそうです。
(室内なんで、あんまり天気とは関係ないのですが)

実は今回、いつもと宿泊場所を変えておりまして、名駅と栄の間くらいの伏見という場所におります。
フロントのお姉さんから頂いた地図によれば名古屋城が程近いとのことで、早速朝の散歩の行き先は決定。

金のシャチホコ目指してビジネス街・官庁街を進みます。ええ、Tシャツと短パンですよ、もちろん。通勤中のスーツ姿にまぎれて歩くわけですから、思いっきりKYですよ、浮いてますよ、もちろん。

私は各地へ出張すると同時に、各地で散歩をしているわけですが、今回ちょっとした発見をしました。

やはり、名古屋は朝が早いんだなあ、と。

8時前というのに、ほとんどの喫茶店は営業しており、信じられないことに、え?満席?みたいな店が多いんです。

同時刻、福岡の街中では喫茶店自体が少ないうえに、8時前というのは「おはよう」ではなく「おやすみ」みたいな空気が蔓延しています。
東京では喫茶店は空いてるところもありますが、美味しいと評判のパン屋さんがいい香りを道路に垂れ流してます(でも、開店は早くて9時、10時)。

大都市のどこにでもありそうな風景なのですが、こういう違いがあるんですね。
ふつうの喫茶店に、店のおばちゃんと常連客がテレビを見ながら談笑してる姿を窓越しに見ると、何だか居心地が良さそうでドアを開けて入りたくなりました。

さて、名古屋城の近くまでやってきました。ものすごく広い・・・、でかい。風格が漂ってます。しかし、散歩したり、ジョギングをしている同志はほとんどおらす、むしろ、通勤途上の人たちとばかりすれ違い、ここでもアウェイな感じがひしひし。

そして、近すぎるからなのか、木々がこんもりしてるせいか、シャチホコ、見えません。
どこから入るんだろう?とあれこれと探索をしてみると、これまたでかい門が堅く閉ざされていて、横に券売所があります。大人一人500円。9時~16時半まで、と。

え?お金がいるの?しかも、まだ9時前だし。

天守閣ならば分かります。でも、本丸とか二の丸とかは散歩道じゃあ、ないの?(勝手な妄想)
すぐ足元から天守閣を眺めたかったなあ、と各地の領主が運んだと言う、大きな石垣を巡っていました。すると、木々の隙間からちょこっと輝くシャチホコが見えまして、ちっちゃいけれど、おぉ、と感動。なんだかほんとに金色なんですね。キラキラしてるんですね。

で、とりあえず当初の目的は果たしたし、とホテルに戻るべく、またビジネス街に舞い戻ったのでした。

しかし、この名古屋の丸の内の辺りは、道も建物も駐車場も、だだっ広い感く、ゆったりとした懐の深さを感じました。

しっかり汗をかきながらホテルに戻るとちょうど1時間経ってました。
やはり歩いて街を眺めるのは素敵だな、と思うわけです。


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