ツイてないときのすごし方。(福岡出張編)



朝8時の便で福岡へ。眠い目をこすり、疲労も溜まっているのでちょっと贅沢してタクシーで空港へ。
早めに着いて搭乗口でボーっとしよう・・・と思っていたら、伊丹空港は大混雑。

なんだ?なんだ?団体旅行でもあるのか?と焦る。


よくよく思い出せば明日から3連休。
土日祝日が書き入れ時の我々としてはつい週末は仕事モードになってしまうのだが、世間は休みなのだ。
「連休前の金曜日の空港は混む」というルールをすっかり忘れてた!

北のほうに、南のほうに、皆さん旅行に出かけるみたいで羨ましい・・・。
(そういう僕も周りからは仕事に行くようには見えないだろうけど)

でも、ま、僕も来月は南の方に旅行に行くけどねっ!(^^)v

さて、そうそう混雑していても機械でピピッとやって、さっさと切り抜けるので全然焦らない。
この辺が旅芸人の余裕ね(^^)などと思いながら、団体さんの間をすり抜けてチェックイン機にカードを入れると、

「お手数ですが、チェックインカウンターまでお越し下さい」の表示。

げっ。

嫌な予感たっぷりで、カウンターに向かうと・・・そこには長蛇の列が・・・。

おいおい、大行列じゃん、時間ないじゃん。

タクシーに揺られて半分寝ぼけてた頭が一気に覚めるが、今更どうしようもなくスキー板を抱えたおじさん、中国語を話す旅行者に挟まれて並ぶ。
まだ時間的に余裕はあるし、ギリギリになればまあJALのお姉さんに時間が無いことを告げればいっか・・・などと思って回りを見渡すと、そのJALのお姉さん方も囲まれて質問攻めにあっていたり、走り回っていたりして余裕がなく、ちょっと素で焦り始める。

ま、40分以上あるしな・・・と思って気を収めようとするが、長蛇はなかなか解消されない。
というのも、慣れた人は機械でやっちゃうはずで、ここに並んでる人たちは久々の旅行か、機械操作が苦手な人か、その機械でトラブルにあった人(←僕)などだから、一人当たりのカウンター滞在時間が長くなるのは仕方がないのである。

幸いなのはまだまだ頭が3分の1くらいは眠っていてひたすらボーっと順番を待っていた。
とはいえ、僕はそもそも待つのが嫌いな性質なので、刻々と過ぎる時間に「ああ、前回の名古屋といい、今年は出張に色々まつわる物があるなあ。・・・これでまたホテルに荷物が届いてなかったら運命を呪うなあ・・・」などと考えてしまう。

ようやく僕の番が巡ってきたときには既に20分前で、しかも、領収証だの、ちょっとしたお詫びの印だのをもらっているうちに、僕も後ろを少し待たせてしまった。
すいません、との思いでようやくチケットを手に入れたときには、手荷物カウンターに行って預ける余裕などないので(そっちはそっちで大行列)、4泊5日分の大荷物を抱えて手荷物検査場へ向かう。
もちろん、こんなサイズの荷物は飛行機に持ち込んではダメなのだが、直接搭乗口でお姉さんに「貨物室に入れてください」って渡してしまえば同じことなのである。
(しかも、この方法はかなり早く荷物が出てくるから意外にお得だったりする。内緒ね(笑))

当然のように、検査場も大行列であった。
過去の経験から早く順番が来そうな場所に並び、しばらく待つのち、4日分の荷物を入れたトラベルバッグとともに検査を終えて飛行機へ。

旅慣れてる経験にだいぶ救われて何とか出発5分前に辿り着く事ができた・・・。
ま、たいして面白くないけれど、ネタもできたし。

で、こういうツイて無いときには「今日はそういう日だ」とさっさと諦めて、ツイてないなりに楽しむのが大事。
「さあて、次はどんなことが起こるのかなあ?」
と思っていれば、目の前で電車が行ってしまっても、そのくせトイレに行っていたために次の電車に座れなくても、エスカレータの無い階段をスーツケースを持って上り下りする羽目になったとしてもひたすら笑えてくるものである。

「やっぱなー、今日は、そういう日やー」

って思えれば、ネタも増えるというものである。
(以上は「福岡空港駅」から「西新駅」の間に起きた出来事である)

そして、変にかっこつけたり、無理したり、意地張ったり、我慢すると余計悪循環になる。
よって「約束の時間までは今日は癒しの日にする!」と決めてホテルの近くにあるホークスタウンの中にあるスパに行くことにした。
頭と体と心の疲れを抜いて左脳の動きを止めて、ひたすらボーっとすれば、きっと何が起こっても笑えるだろう、との拙い主旨である。

天然温泉と銘打ってはいるものの、きっと循環のとても薄いお湯に決まってるし、スーパー銭湯みたいなところで、ほんとの温泉に行くより割高なのはわかっているが、最近、とみにサウナオヤジと化してる僕にとってみれば、サウナがあって水風呂があってマッサージが受けられれば、それで十分なのである。

しかも、このスパはそんなサウナオヤジからすれば、きれいだし、オシャレだし、露天もあるし、バレンタインだからと「ショコラ風呂(!)」なるものもあるし、平日の午前で人は少ないし、と至れり尽くせりであった。
どんより曇り空を見上げながらも火照った体を冷やしていると、自然と口元がニヤニヤしてくる。
そして、長めに体をほぐしてもらえば、すっかり腑抜け野郎の完成である。

意気揚々とホテルにチェックインし、広々とした部屋ににんまりしながら仕事を始めることができた。
そう、荷物は無事についていた。
スパはやはりツキの無さも洗い流してくれたようである。

日々のミニコラム

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