果敢なるチャレンジに挑んだ話。



ある日、息子が「これ欲しい~。買って~」とタブレットの写真を見せてきた。
カップヌードルが何周年かで、その記念のパッケージを限定販売するそうだ。

いろんな味のカップヌードルがあり、カップヌードルの味のうまい棒がある。

ここまでは良い。

が、それに加えてさらにカップヌードルの味を再現した炭酸飲料が4種類入っているという。

絶対マズいに決まってる。
けど、ネタになる。面白そう。

こういう遊び心は大好きなので、早速日清のオンラインストアにアクセスしてみる。
すると同じことを考えている人がめちゃくちゃたくさんいるのだろう。

全然つながらないのである。
日清のシステム担当者は何をしているのか?それとも予想を上回るアクセスが集中しているのか?

しかし、息子のたっての希望である。

スマホとパソコンを駆使しながら夜中までアクセスするがつながらず。しかし、深夜でもつながらないってどういうこと?サーバーが落ちてるの?と思い、諦めて寝たのであった。
そして、翌朝目を覚ますと「もうあかんやろな」と思いながらもアクセスすると相変わらずアクセス集中の様子。
しかし、ひょんなことから購入画面に遷移し、あっさり買えてしまったのであった。

そして、購入から1週間後くらいに我が家にそのパッケージが届いた。

そして、噂の炭酸ジュースを取り出してみた。

うわー、ガチだー。
下記はそのときのインスタにアップしたものである。

実はその時点でネット上でいくつかのレビューを目にしており、すでに「美味しい」という期待は崩れ去っており、単にネタのためだけに開封の儀を執り行うことになる。
そして、本日昼過ぎ、息子がニヤニヤしながらコップに謎の液体を注いで私の書斎にやってきた。

一口飲んだ感想。「たしかに。確かにこれはカップヌードルだ。(一番スタンダードな醤油味の奴)」
一瞬、これならイケるんじゃないか?と思ったけど、本能が二口目を欲していないのである。
これが先ほどアップしたインスタである。

個人的にネタだと思ってたので買ったのだが、ほんと面白かった。
まず、うまい棒は8本入っていたが、どれもうまい。(ただし、1本、めちゃくちゃ辛いのがあって、それは食べられなかった)(もちろん、息子や家族と分けて一口ずつ頂いた)

そして、やはり8種類入っているカップヌードルもまた食べられるものである。(つまり今日のランチは家族4人で4つのカップヌードルを頂いた)

でも、なんで炭酸ジュースを作ろうと思ったのだろうか?

この辺の深層がまたどこかで明らかになると嬉しいのだけど、たぶん、開発部も上層部も「遊び心」なんだろうと思う。
こういう遊び心は大好きで、この味を作るために日夜研究者たちがあれこれと実験を繰り返していることを想像するとなんかニヤニヤしてくる。
開発に当たった人たちもニヤニヤしながら作業をしていたんじゃないだろうか?

限定販売だし、たぶん、その努力はあまり報われないし、何よりもあんまりおいしくないことは作る前から分かってたと思うから、ほんと遊び心なんだろうと思っている。

こうした遊びに付き合うのは大好きなので思い切り乗ってみた。

ちなみにまだそのほとんどが残っている炭酸ジュース4本は今もキッチンに置かれている。
誰かが飲むんだろうか???


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