写真と共に1年、1年を振り返ってみたら、とても充実した濃い毎日を過ごしていることに気付けた。



ふと写真を見返していたらついついハマってしばらく思い出にふけっていた。
スマホやネット上にたくさん写真が残っているというのは、整理する分にはめんどくさいが、ただつらつらと眺めるには思い出がよみがえってきて楽しい。

今年もあちこち出かけたけれど、ほんと旅人みたいに日本中を旅している自分がいる。
家にいるときはあまり写真を撮らないから(撮っても娘や息子の写真が多い)、写真に残っているのはお出かけ記録だ。

3年前の2015/11/5は和歌山にいた。
奥さんと温泉に行こうと特急に乗ってでかけたものの、何とその日は珍しい休業日!!
ショックで固まっていたら、タクシーの運転手さんが海辺の温泉に連れて行ってくれた。
せっかく奥さんにいい湯を味わってもらおうと思っていただけに悔しかったのだけど、今となればいい思い出だ。
この写真は和歌山に行ったときは必ず顔を出すと言ってもいい、和歌山駅前にある大衆酒場・多田屋さん。
昼から飲めるし、味もいいし、雰囲気も抜群だし、お気に入りのお店。
恥ずかしがりやな夫婦なのであまりツーショットを撮らないので貴重な写真。
記憶がまざまざと蘇って来て「もう3年前なのか・・・」と感慨に耽る。

その1年後、2016/11/5は出雲にいる。リトリートセミナーの初日だ。
リトリートは結果的にいつも私にとっての分岐点になるイベントで、それだけに毎回印象が濃く残っている。
特にこの出雲は大きな意味を持ったように思う。リトリートセミナーの運営スタイルが固まった時だった。
奥さんがクリスタルボウルを広げて演奏しているが、実はこの出雲が初めてだった。
しかも、セミナー開始前にちょこっと演奏するだけ。
それが今ではメインを張るイベントになっている。

子どもたちも小さい。2年でこんなにも変わるんだなあ、子どもって・・・と再びしみじみしていた。

その1年後、すなわち、1年前。2017/11/5は那覇にいた。
この日はセミナーで、宜野湾に出発する日の朝の空。
爽やかな空気で、とても気持ちが良くて、この時期の沖縄ってほんとうに最高じゃん!と思った記憶がある。
その日のセミナーの様子もしっかり覚えている。

その日は昼が私のセミナーで、午後は場所を移して奥さんのクリスタルボウルのセミナーだった。
奥さんがセミナー中、息子を連れてホテルの1Fで遊んでいたことを思い出す。
娘はその時は台湾に研修旅行中だった。ちなみに今年はフィリピンに行っている。

こうして1年ずつ振り返ると、3年前の自分とは別人のようになっているような気がする。
あ、腹が出て、髪が減ったという以外にだ!!(笑)

3年前は独立してまだ半年しか経っておらず、色々と手探り状態で仕事をしていたことを覚えている。
不安もまだ強く、でも、その分だけ未来に希望を見ていたと思う。
海辺の温泉に一人漬かりながら、これから自分はどうなるのか?何をしていくのか?を考えていて、緊張感があったと思う。

2年前は出雲でリトリートセミナーをするという、ある意味、勝負をかけた時だった。
この2か月前に米子に訪れているのだけど、この米子~出雲の地がなぜかとても気に入ったのだった。
波長が合う、というか、純粋に好きな場所だ。
出雲のリトリートに参加してくれた人はみんな一様に同じ話をするから、きっと似た魂が集まるのがリトリートなのだろう。

1年前は余裕も少し出て来て、自分がやりたいことを本当にやりたいと思うようになっていた。
つまり、意識してライフワークを生きようとしていた。
この沖縄への旅も、真夏じゃない時期にリトリートセミナーをやりたいと思って、その下見に来たというのが正直なところだ。
もちろん、沖縄病は今も当時も深刻なので沖縄に来るだけで幸せを感じていた。

この沖縄の旅はその後、奥さんの妹家族も合流しての大人数旅となった。
まだ1年前か!と言う思いと、もう1年経ったのか!という思いが交差して不思議な気分にさせられる。

写真を見ると記憶が蘇る。
その時何を見て、何を感じ、何を考えていたのかを思い出す。
それが自分の変化と成長を実感できる機会になるのならば、これは意外といいワークになるかもしれない。

さて、来年の11/5は何を思い、何を考えているのだろう?

1年は年と共に短くなるというが、こうして振り返ってみると、1年はめちゃくちゃ長い。
それだけ濃い毎日を過ごしているということだろうか。
そう思えばとても嬉しい。

ちなみに4年前は写真がなく、5年前の11/5はこの写真が出て来た。

5年前!?
もう信じられない。
10年くらい前のような気がする。

ということは私はこの5年で10年分を生きたということか。
それってますます嬉しいニュースではないか。


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