金沢滞在記。グルメに個人セッションに、そして、本屋さん巡りをした日。



サンダーバードに乗って大阪から金沢へ。
とはいえ、今回は車窓を眺める暇もなく、ブログ(メルマガ)を書き、新しい本の原稿の手直しを進めながらあっという間の2時間半。

到着すると今回も呼んでくださったシュガーウエディングの重田さんの案内で駅構内のお寿司屋さんへ。
早速、金沢グルメの洗礼を受けます。このレベルが駅ビルに存在してるなんて!

でも、約束の時間が迫っているので慌てて店を出て、重ちゃんのオフィスへ。
そこで個人セッション。

その後、「根本さんの本、まだ全然平積みされてますよ!!」との情報を得て、金沢市内の本屋さんへ

金沢ビーンズさん。2F社会人文コーナー

金沢フォーラス5Fの未来屋書店さん。
なんだかすごいラインナップの中に混ぜて頂いてる!!

特にアポイントメントを取っていたわけではないので、平積みされてる我が本を他人事のように眺めつつ、感動しつつ、お店を後にしました。

そして、再び個人セッションをしてから重ちゃんが予約してくれた「むさし」さんへ。
町屋を改装した素敵な店内。合流した仲間たちと話も盛り上がってあっという間でした。

金沢の冬といえば、やはりコレだよね。

香箱ガニ

能登牛

そして、翌朝は名付けて「観光ラン」。
ホテルを出て近江町市場を通り抜けて、金沢城跡へ。そして、尾崎神社を巡っての4kmランニング。

ふつうタクシーや車で走り抜ける街も、ランニングを兼ねて巡ると面白い路地や建物や店に出会える上に、土地勘も付いてとても素晴らしい。
6月に来たときも感じましたが、不思議と落ち着く風情が街に定着している金沢と言う町は、ほんと京都に似てると思う。
お香の専門店があったり、舞踊の稽古場があったり、古い建物がしっかり残っていたり、開発が進む駅近くの都心部にもちゃんとそういう伝統が残っているのが嬉しいし、やはり気持ちがいい。
それにしても9時過ぎだというのに、近江町市場内の回転寿司は大行列ができていました。
そして、市場はどこを見てもカニ、カニ、カニ。

金沢城址は行くつもりはなかったんだけど気が付いたら辿り着いていました。紅葉がとても美しく、二の丸は途方もなく広い。さすがは加賀百万石です。

さらに、尾崎神社へ。
重要文化財を雪から保護するためにこんな囲いがされてました。こんなの初めて見ました。

そして、部屋に戻ってブログを書いて、着替えたらホテルの6Fにある「弁慶」さんへ。
太平寿司というこちらでは有名なお寿司屋さんの直営店。

セミナー前だからもちろんお酒は飲まないけれど、その分、居心地のいいカウンター席で職人さんの無駄のない動きと美しい庭を眺めながら絶品のお寿司を頂きました。

頂いたお寿司はこちら。

なめら(ハタ)
甘海老、海老味噌と卵
くるま鯛(まとう鯛)昆布締め、木の芽
コハダ
バイ貝
赤烏賊、炙り、塩、レモン

ズワイガニ
鮪(大トロ)
巻物(きゅうり、かんぴょう)
卵焼き

どれも美味しかったのですが、特に感動したのは、くるま鯛、アカイカ、ブリ。
こういう凛とした空気の中で職人の腕を見せて頂くことで、自分も身が引き締まると同時に仕事へのモチベーションも上がります。
そして、美味しいものを食べて幸せな気分に一人で浸っていると瞑想をしてるような感覚になり、勝手に感謝の思いが湧き出てきます。
「ありがとうございます」という言葉の意味を本当に噛み締められる瞬間です。

今からセミナーに向かいます。
いい準備ができたと思います。


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