(新刊の感想16)私のエピソードがたまたまなのかわからないですけど、もし本の影響なら 物凄い仕掛けの施された物凄い本ですね!




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読者の方から頂きました感想です。

私には必要のない本だと思ってました。

なぜなら、私はすでに本に書かれている様な過程を経てきたし、クリアしたし、成長して必要ない地点にいると自覚していたから。

でも、『感想を書く』と立候補した手前、読まぬワケにもいかず(笑)、最初の内は読み進める足どり若干重く、文字を追っていました。笑

読者層ではないから、という、謎の上から目線で。笑

もう、以前読み漁った自己啓発本も、ラクになる生き方本も、本当に必要なくなっていたし、
読んでも以前の様なときめきもなく、それよりも『自分の考えや感覚』という方に重きを置いて生き始めていたからだと思います。

ところがどっこい。

締め切りに焦り出し、5〜6日間を空けて読み進めると、急に入り出したんです。本の内容が。

実はこの5〜6日の間にも、色んな出来事もあり、立候補した満身創痍の状態から、気分はちょうど下り坂。

知らぬ間に、自己否定サイクルに落ち込んでた時期だったんですね。

一気に3、4、5章と読み進め、6章に入る頃には不思議と心にパワーがみなぎっているのを感じていました。

考えてみたら、『私はもう大丈夫』と思い自己受容をおざなりにして前向きに奮闘してると、大概陥るパターンで。笑

そんなわけで、途中から実に真面目に、ご縁あって読む事になったこの本を読み進めていきました。

以下、読みながら感じた事を中心に、感想を書いてみました。

プロローグでは物語風の始まりにグッと惹き付けられ、私自身の今までで一番苦しかった職場での事を思い出しました。

当時の事を思い出すと、今でも『キュッ』と心がなるのを感じながら、あの頃ほんとうに頑張っていたなぁ・・と労り直す事ができました。

第1章では、特に『海が好きで、海のそばに住みたい』と言って実際にその想いを大事にした女性の話には、とてもいい刺激を受けました。
自分の本当に純粋な想いを大事にする事で、自分の人生を生きている実感や充実感を得られるばかりでなく、

見た目の雰囲気にも影響を与えた事や、パートナーができたことなども(笑)

また、つい、世間の中に生きていると、効率重視の価値観に無自覚に染まりがちですが、

通勤時間が伸びてでも自分にとって大事なことを選択する事や、結果として大成功だった事も、今後の取捨選択にとてもいい影響を与えてくれそうです。

更に、罪悪感が強い男性の話も、希望が持てるものでした。

どんなにどん底からでも、立ち直れるばかりか、希望に満ちた自分の人生を生きられるということ。

ちゃんと人には、そういう自浄作用の様な力が備わってるんだな、と安心も覚えました。

私の中で、自分の強さは大分信じられるようになってきたけれど、人に関しては、まだまだ信じられてない所があるので。(元・夫とか。笑)

全編に散りばめられたこうした色んな方のケースが、本当に励みになるものばかりで、さすが根本さんだな、と思いました。笑

2日目は、結構随分と癒えてる事が多いのか、内容と照らし合わせながら思い出すも、感情が反応する様な出来事はなかった為、サラッと読み進めました。

昔は反応していた出来事もたくさん思い返されましたが、今となっては『あ〜あったね〜。それが何か?』ぐらいになっている自分の、いい具合に図太くなった神経を感じました。笑

ほんと、大体の出来事が自己嫌悪や劣等感絡みの、『恥』の感情が強く揺さぶられるものでしたが、

それも全て『人の目』ゆえの『恥感覚』だったんだなぁと思いました。

3日目の家族関係の章では、2日目よりやはり揺さぶられました。

とはいえ、親子関係に関してはがっつり解放する手順を、これまでのカウンセリング道中の数年でしてきているので、

反応するものが随分と縮小して、見える範囲に迄なってきたなぁという感覚で。

その分、重傷ではないかさぶたの様なほころびを、1つ1つ丁寧に包んで手当てしてあげられた感じが強くて。

この頃には、もう『私は読者層ではない』という思いはなく(笑)、この本は、既に自力で立ち上がり歩き出した私の様な人でも、

これまでの過程で少し、取りこぼした様な傷も、丁寧にすくい上げて1つ1つ抱き締める、そんなケアをしてあげられる本だなぁと感じました。

4日目の章は、一番読み進めるのに時間がかかったかもしれません。

とても大事な、自己承認の章。もっともっと強化したく、まだ強固な土台が築けてるとは言い切れない部分だから。

ないところばかり見て、褒めるべきを見落としていた自分に、褒めポイントを拾い上げながら与えてあげたり、

『これが私・これも私』この、とてもパワフルな言葉を何度も呟き、並行して日常の中でも適時使いながら理解と体感を深めていきました。

この作業をしている時が、一番心落ち着き、ラクになってる感じがあります。

5章目以後は、ワークがあまり進まず未完了なので、まだ言葉が出てきませんが、自他を分け『私は私』の意識を強く持つ事等々、

今は息をする様にできている事の、重要性に改めて触れながら、癒着しまくりだった時のことなども思い返し成長を感じていました。

私が元夫との癒着を切れずにいる時に出た根本さんの講座で
『私の人生は私のもの。○○は関係ない』という台詞がキツ過ぎて、
「この台詞、凄く嫌な気持ち。言いたくないのだが?」と質問した私に

「今まで気持ちに従ってきてそう(現状)なのだから、やって下さい」ってバッサリ切られた時の事を思い出します。笑

でもそこからスイッチ入って、悶絶しながらも事あるごとに自分軸を確立するその台詞を言い続けて良かったな、って思います。

最後、本の内容から少し離れますが、とても良い経験ができたので少しだけ。

感想締め切り2日前程の、急ぎ本を読んでる渦中にあった母とのやり取りです。

ちょっとしたすれ違いからお互いが嫌な思いをすることがあり、そのことについて説明を求められたことから始まりました。

ちなみにすれ違いとは、母の対応に私が超反応してイジケ拗ね、その拗ねたままメールを送った時の、言葉の真意の説明を求められたんですね。笑

そして、聞かれたのでありのままに話したのに、
「普通はこうするでしょ!」「こっちは○○してあげようとしてたんだから!」と、お決まりの

『聞くくせに絶対自分の価値観で否定して被せてくる』という返しがあり。笑 はい、私が無気力になるパターンです。笑

今までは、そこで私も怒って通信終了か、聴き流して(軽くバカにして)大人な振る舞いに務めるか、、だったんですが。

なんか、私の中で違うスイッチが発動して、

○そう言われたら嫌なコト。もう何も話したくなるし、次からは当たり障りのない事に留めようと思うコト

を伝え、いつもなら言えてもここまでなのですが、この日は『私はこの人とどういう関係でいたいのだろう?』と考える余裕があり、

上に加えて

○もうそういう上辺だけ取り繕った、誤魔化すのはイヤ。そういう関わりはしたくない。これからも人間だから、嫌な思いもするだろうし避けられないと思うけど、素直に付き合っていきたいこと。

まで伝える事ができました。

なんかね〜 これが凄い進歩だったのですよ。私の中で。

とあるコンサルで、『それでもあなたと生きていきたい』という自分をさらけ出した後の真の本音を伝える事(←私の理想でした)というのを学んではいましたが、自分事としてはピンときてなくて。

それが、突如自分の中から想いを伴って出てきたのが驚きで。
おぉ、この台詞は、スタンスは、こういう風に使うのか・・と。笑

で、なぜこの話を長々としたかと言うと、この変化には根本さんの本の影響がある気がしていて。書いてみました。

心のつまりを取る、仕組みになっているのではないでしょうか??

(そういう本だと最初に言ってるじゃん!なツッコミはなしでお願いします。笑 及んでなかったので。笑)

この経験から、

心の事を学び始めてから、随分と自分の想いは伝えられる様になっていたし、相手の言い分も否定せず一旦受け止められる様になってたとは思うのですが、

まだまだ頭が先行して、本当に感じてる事、伝えたい事には及んでなかったのかもしれない、とその母とのやり取り後に、初めて気付きました。

よし、も1回読んできます。笑

私のエピソードがたまたまなのかわからないですけど(本の影響がどれくらいか気分の軽さぐらいでしか自覚できないので)、もし本の影響なら

物凄い仕掛けの施された物凄い本ですね!

変化と理解(自覚)は必ずしも相容れないのかもしれないですね。
過去の本で、納得したり面白いと感じても、すぐに活かせたり変化に繋がったと記憶されてるのがあるかと言われると、浮かばないですもん。笑

ではでは、そろそろこの辺りで締めさせて頂きます。
予想以上に長くなり過ぎて、締め切りをオーバーしてしまった失礼をお許し下さいませ。

改めてこの本を読めたこと、感想を書く機会を頂けた事お礼申し上げます☆

ありがとうございました♪

(みかさん、女性)


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