「収入=辛い仕事を頑張った対価」という思い込みがあることに気付いたのですが、どうしたらそれって外せるんでしょうか?



何事にも思い込みがあるものでして、それに気付けたことがまずは素晴らしいと思うのです。
その枠の外し方もいろいろあるのですが、やはり私は「人」をお勧めしたいと思ってます。
その枠が外れてる人にできるだけ接触することで、自分もその枠が外れるのです。

根本先生、ご無沙汰しています。
10月末の親密感の恐れのセミナーに行くか迷っております(20代の若手俳優とハグなんて恥ずかしいです)。
先日、器の大きさのネタがありましたが、私も、自分で設定した枠のようなものを見つけました。そしてそれを取っ払いたいのです。
具体的には収入について、辛い仕事を頑張って耐え抜いた対価=収入、辛い思いをしたから幸せを買っても良い=支出、のような図式があり、無理してでも頑張れる限界=収入の上限のように考えていることに気が付きました。仕事は外資系の専門職で、期限や効率やDXや売上やスキルアップなど、色々と厳しく張りつめています。
そのため、今以上に出世すると収入が上がる=今より辛くなる、これ以上難しいことは私には無理、と勝手に怖がり、昇進オファーを見送ってしまいました。本当はじゃんじゃん出世してざくざく儲けたいのです。ただし、頑張らず、気楽に。
根本先生は、決して歯を食いしばって儲けているように見えず(そうだったら大変すみません)、あちこち旅行(出張)したりランチしたりアフタヌーンティしたり楽しそうに稼いでおられるように見受けられ、仕事の仕方に憧れています。
今のところ、現時点が自分の設定した収入枠の上限で、これ以上辛く歯を食いしばって業務をこなし続けるのは非常に厳しいのですが、根本先生のように楽しく収入が増えたらいいなと思い、緩む&サボる練習としても、仕事中に会社PCで根本先生のHPを漁っています。
自分で設定している収入を得るための条件を、辛く頑張らなくてもラクにじゃんじゃん稼げるし、周りもサポートしてくれるし、どんどん昇進もしていい、大丈夫!!に変更したいのですが、何から手を付けたら良いでしょうか?
親密感セミナーの男性とのつながりに、一人で辛く頑張る自立からの卒業も効果があるでしょうか?しかし、自立から卒業したら稼げなくなるのでは?という恐れもあり。
アイデアを頂けたら嬉しいです。
(Yさん)

え?とりあえず迷ってんなら参加してみたほうがいいんじゃない?

◎東京:10/29(日)11:00-17:00 親密感への怖れを乗り越えて男性とのつながりを感じられる1DAYトレーニング!(女性限定)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50473

枠を取っ払いたいならなおさら参加してみたらいいんじゃない?
タブーを越えたら枠も外れるでしょう?

◎東京:10/29(日)11:00-17:00 親密感への怖れを乗り越えて男性とのつながりを感じられる1DAYトレーニング!(女性限定)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50473

「ひとりで頑張る!何とかする!」という自立から卒業するにも親密感ってめちゃくちゃ大事だと思わない?「一緒に頑張る」ということができるようになるわけで。

◎東京:10/29(日)11:00-17:00 親密感への怖れを乗り越えて男性とのつながりを感じられる1DAYトレーニング!(女性限定)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50473

ということで、同志のみなさまのお申込をクビを長くしてお待ちしております。

はよ!笑

さて、本日最もお伝えしたいことは伝え終えましたので、あとは何となくつらつらとだらだらと書き綴ってみたいと思います。週末だしね!お休みの人も多いでしょ?

>辛い仕事を頑張って耐え抜いた対価=収入、辛い思いをしたから幸せを買っても良い=支出、のような図式があり、無理してでも頑張れる限界=収入の上限のように考えていることに気が付きました。

こんな大事なことに気付いちゃって素晴らしいですねー!
みなさんはどうでしょう?

「仕事」「収入」や「支出」に対してどんな「思い込み」を持っていらっしゃるでしょう?

そして、その思い込みはどこからやってきたものなんでしょう?

たいがい「親」がベースになっていて、その後の自分の「体験」が加わってそうした思い込みができてると思うんですよね。

Yさんのように「仕事=辛いもの」「収入=我慢料」みたいに捉えてしまうと、働いて収入を得ようとすると「辛いことを我慢しなければ」と思うようになり、収入を増やすとなれば「もっと我慢しなきゃ」という風に捉えるようになりますよね。

それに加えて「ひとりで頑張る」ということがもうデフォルトで備わっているんじゃないでしょうか?

「自分が稼がなきゃ」「自分がしっかりしなきゃ」という自立心、けっこう強いと思うのですよね。

自分で何とかしなきゃ!という自立が強まれば、その枠の中で精いっぱい頑張らなきゃいけないんですけど、それってやっぱ辛いじゃないですか。

ひとりも辛ければ、我慢するのもイヤだし、やがて燃え尽きてしまうものです。

心にとっては楽しい、面白い、嬉しい、幸せ、達成感、充実感、そして、親密感などが「栄養」になります。

みんな体のためにミネラルとかビタミンとかタンパク質を取ろうとしてるんですけど、心の栄養素もちゃんと与えてますか?と思うのです。

で、そうは言ってもただただト耐えるだけではないのが皆さまでして、辛い思いをして得た収入で「幸せ」を購入するわけですよね?

だから、そこで案外心のバランスは取れていて何とか頑張っていられると思うのです。

でも、その支出が「辛い思いをしたから幸せを買っても良い」という許可によってなされるものであるならば、辛い思いをした分だけ支出もかさみませんか?

となると「貯金ができん」「なかなかお金が貯まらん」「借金こそしてないけど給料日前はいつも厳しい」という状態になりかねないわけですね。

「お金=しんどい思いをして得た報酬」という図式が成り立つと、お金を得るにはしんどい思いをしなきゃ、と思うようになります。

じゃあ、それだけ頑張って手にした報酬(お金)に対してはどんな思いを持つようになるでしょう?

「頑張って得たんだから大事にしなきゃ!」という思いももちろんあるでしょうけど、そこで得たお金自体に「しんどいもの」というレッテルが貼られるんです。

つまり、「お金=しんどいもの」みたいな認識が生まれるわけですね。

じゃあ、しんどいものを後生大事に扱いたいか?となると、ドMの方じゃないかぎりしんどいものはさっさと手放したいですから、お金もとっとと手放しちゃって、あらあら残高がヤバいってことになります。

よく「貯金ってのはお金だけを貯めてるんじゃないんだよ」という風にお伝えするのですが、お金を貯めることにストレスを覚えるならば、お金と一緒にストレスも溜め込んでることになるんですよ、ということです。

だから、このお金、仕事(働く)、収入という意識を変えていく必要があるのですね。

さて、Yさんのお話。

そこまで気づいていらっしゃるのはとても聡いわけでして、逆に、それだけ賢いからこそ、その思い込みが手放しにくくなるかもしれません。

考え過ぎちゃいますからね。
そして、理屈で考えればその通りですからね。

だから、その枠を外そうと思えば思うほど、逆にその枠が強固になる可能性も少なくありません。

で、そういうときはまずは「検証」ってのが大事なのですな。

>そのため、今以上に出世すると収入が上がる=今より辛くなる、これ以上難しいことは私には無理、と勝手に怖がり、昇進オファーを見送ってしまいました。

Yさんがお持ちの観念(思い込み)に沿って捉えれば確かにその通りなのですが、果たして実際そうなのかを検証してみる必要があります。

オファーを頂いたポストに就いた人って実際、しんどそうなんでしょうか?大変そうなのでしょうか?
また、そのポストの人に実際に話を聴いたことはありますか?

まあ、実際、昇進すればするほどしんどい部分もあるかと思いますが、それを改めて検証してみることがお勧めです。

そうすれば「あ、やっぱ昇進を断って良かったわ」と思えて自分の選択に自信が持てるようになるかもしれません。

逆に、「あれ?意外としんどくない?え?そうなの?」って気づいたら、そこでひとつ自分の思い込みの枠が外れますね。

改めて人事に昇進希望を出してもいいですし、またチャンスを待ってもいいのですが、この「しんどそうに見えたけど実際はそうでもない」という気づきは今後に大いに役立つ発見だと思います。

で、お金の問題に限らず、皆様が持っている「枠」を外す簡単な方法ってのはやっぱり「人」だと思うのですね。

自分が持ってる枠をとっくに外している人。
あるいは、その枠を元々持っていない人。

Yさんにとってはとりあえず根本先生になるわけですね。

>根本先生は、決して歯を食いしばって儲けているように見えず(そうだったら大変すみません)、あちこち旅行(出張)したりランチしたりアフタヌーンティしたり楽しそうに稼いでおられるように見受けられ、仕事の仕方に憧れています。

ありがとうございますー。
確かにそんな風に見えるかもしれませんよね。

しかし、出張先で出会うのも、ホテルでランチしたり、アフタヌーンティをご一緒したりするのも、、、ねえ?どんな相手なのかを想像してみてください。

丸腰でライオンの檻に入っていくようなものですよ。
裸になってピラニアが泳ぐ川に飛び込むようなものですよ。

常に命の危険と隣り合わせなんです。

新幹線で東京に移動するときなんてまるで連行されてるように思いますものね。

だから、私にとって収入というのは「お命代」みたいなものでして、「ああ、今日も無事生きながらえた。けど明日はどうなるか分からない。今、命があることを神に感謝しよう」と思い、神楽坂の料理屋で最後の晩餐を味わい、馴染みの店にお神酒を頂きに行くんです。

まあ、そんな話は誰も信用してくれない(涙)なので、とっとと話を進めるのですが、私自身もお金や稼ぐことへのブロックというのはけっこう強かったと思います。

でも、それが変わるきっかけとなったのはやはり「人」なんですよね。

そもそも当時は「カウンセリングなんかで稼げるわけがない」って業界内で言われてましたから、そんなもんかと思って育ってきましたしね。

そんなとき、ある方のセミナーに参加したんですね。

そこは神戸の異人館の一番上にあるたいへん豪華な建物で、お隣さんはP&Gの日本法人のトップのご自宅という場所でした。

有名な「風見鶏の館」を見下ろすロケーションで、もちろん神戸の街や港を一望に眺められるようなセレブな空間です。

そして、会場内もとてもホスピタリティ溢れる空間で、清潔なのはもちろん、20種類以上あるドリンク、お菓子が食べ放題でした。

そこに毎月1回1年通いました。

初めてお伺いしたときに「あ、カウンセラーって稼いでもいいんだ。儲けてもいいんだ。」という許可が下りました。このインスピレーションは強烈でした。

そして、講師の先生がこれまた楽しそうで、面白そうに生きてらっしゃる方で、夢を持ってそこに向けて頑張ってる姿もとてもインパクトがありました。

そうした環境に月1回ですけど1年通いながら、豊かになっていい、成功していい、稼いでもいい、儲けてもいい、という許可を出し続けることになったのです。

さらに、そこで出会った方々の中にも成功しているコーチの方とかポリシーを持ってる経営者の方などがいらっしゃって、みんな楽しそうに稼いでいらっしゃるんですよね。

「楽しんで稼がなきゃやる意味ないでしょ?そうじゃなかったら何のために仕事するのよ?」ということを彼らに教えてもらいました。

だから、それ以降、私が企画するセミナーやイベントは「楽しいか?面白いか?ワクワクするか?」が基準となりました。

神楽坂が好きだからそこでセミナーやカウンセリングをするし、ホテルのあの空間が好きだからアフタヌーンティセットの企画をしますし、旅好きだからあちこち出かけるんです。

ちなみにその里美姉やんからの影響はけっこう大きくて、それ以降、私はセミナー会場にお花やお菓子を必ず置くようにしていますし、セミナールームの環境、雰囲気をものすごく大事にするようになりました。

イメージワークも彼女からの影響を受けています。

ま、あの話術はほとんど盗めませんでしたけど。笑

Yさんも根本先生を見本とするならば、今の会社に勤めたまま、根本先生にたくさん会うことをお勧めしたいと思います。

別に根本先生と仲良くなる必要はなく、そのエッセンスを感じる距離であれば全然問題ありません。

むしろ少し距離がある方が「観察」には向いていますし、同じ空間にいれば十分エネルギーを受けられますね。

そうして所作とかあり方とか考え方とかを根本先生が用意する環境の中で感じていくと、「あ、こういう生き方もあるんだ」ということを“体感的に学ぶ”ということができます。

頭で理解してもあんまり意味がないと思っています。

「そうか。そういう考え方もあるんだ」というインパクトを自分に与えれば、ものすごくあっさり枠って外れるものなんです。

実際、海外に行って枠がたくさん外れる経験をされた方も多いと思います。

もちろん、ここでは「根本先生」としてますけど、自由に名前を変えてもらってけっこうです。

そろそろYさんも読者のみなさまもこのセミナーへの参加意欲を高められた頃かと思います。どうっすか?読み終わる前に申込済ませてきていただいてもいいっすよ?

◎東京:10/29(日)11:00-17:00 親密感への怖れを乗り越えて男性とのつながりを感じられる1DAYトレーニング!(女性限定)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50473

さて、

>自立から卒業したら稼げなくなるのでは?という恐れもあり。

という非常に重要な一文が最後にこっそり書いてあったので無視できずに取り上げさせていただきました。

自立から卒業すると依存に戻るんじゃなくて相互依存に進みます。

そうすると「ひとりで頑張る。ひとりで稼ぐ」という意識から「誰かと一緒に頑張る。誰かと一緒に稼ぐ」という意識に変わります。

この誰かってのはパートナーでもいいし、ビジネスパートナーでも友達でも構いません。

実は自立って「自分が頑張る」というスタンスなので、エゴに捉われまくりの状態なんです。
極端に言えば人のことを考えているようで、自分のことしか考えていない状態とも言えます。

ある時点ではそれも大事なプロセスなのですが、それではやがて燃え尽きることになっていて、ある程度自立を果たしたら「誰かと一緒に」という相互依存のステージに移行することが求められるんですね。

Yさんもそろそろそういう時期に差し掛かっているようですね。

個人事業主や経営者をやってる方は分かると思うのですが、自分ひとりで稼ぐなんてことは不可能なんです。

お客様がいないと商売は成り立ちませんし、お手伝いしてくれる方がいないと全部ひとりでやんなきゃいけなくなります。

自立の「私が」が強いときって商売は上手くいかないんです。
お客様とwin-winの関係(相互依存)だからこそ、商売がうまく回るんですね。

会社員を長らくやってらっしゃる方の場合、そこが実感できないのはある意味不幸なのかもしれません。

インセンティブで契約している方はともかく、固定給で仕事されてる方は、御社と取引先がwin-winの関係を築いて収益を得ている、という現実をあまり目にされないと思います。
というか、目にしていてもそれが自分の給与になっていることは実感しづらいと思います。

だから、「稼ぐ」ということと「給料」(収入)というのが別物のように感じられてしまうのですね。

そういうわけで「自分ひとりで稼ぐ」というのは本質的には矛盾した言葉と言えるのですな。

そういう意味でもYさんの意識を「自立」から「相互依存」に移行する時期に来てるようです。

そういう意味では「つながり」「親密感」を得て、ひとりで生きるステージから、誰かと生きるステージに意識を移していくのが良いんじゃないかと思うんです。

◎東京:10/29(日)11:00-17:00 親密感への怖れを乗り越えて男性とのつながりを感じられる1DAYトレーニング!(女性限定)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50473

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