[131]追うのが好きで、追われるのは嫌いなのはなぜなのでしょうか?



<リクエスト>

友人の相談ですが…彼女は可愛くて男性からも人気があるのに『追うのが好き。追われるのは嫌い』らしく、片思いの間は楽しいけど、好意を持たれると逃げたくなってしまうらしいのです。私も似た所があるので、この心理について教えて下さい。
更に彼女は『遊んでそうな男』や『女性を扱い慣れしててどこまで本気なのかわからない男』に惹かれてしまうらしいのですが、これは、なぜなんでしょうか?

(豆さん)


<根本からの回答>

刺激が欲しい?傷つくのが怖い?それとも助けたい?

もし、意図的に「遊んでいそうな男が好き」なのであれば、彼女も「遊び」が好きなのではないかと思うんですね。
どこまで本気か分からない相手と駆け引きを楽しんだり、騙し、騙されるようなスリルを味わったりするのも楽しいかもしれません。

つまり、「恋は刺激的でなければつまらない」という思いが強い場合ですね。

刺激的にするには、やはり追いかけられるよりは、追う方が面白いでしょうし、落ち着いた関係よりも、いつどうなるか分からない関係の方が、ワクワクどきどきが続いていいかもしれません。

でも、もし、その友達が、ほんとうは遊んでそうな人を好きになっても苦しいだけなのに、でも、好きになってしまう・・・とか、好意を持たれて本当は嬉しいのに受け取れない・・・と、全然楽しそうでなければ別の問題がありますね。

この二つのテーマに共通するのは「怖れ」かもしれません。
愛される怖れ、傷つくことへの怖れなどがあります。

例えば、「片思い」の場合、両思いになって付き合って振られて傷つくリスクはありませんよね。だから、相手がこちらを振り向いた瞬間に怖くなって逃げ出したくなってしまうのかもしれません。

いい思いをして振られて苦しむのであれば、始めから付き合わなければいい・・・もちろん、そんな風に考えてるわけではないとは思いますけれど、心の中にはそんな部分が根強いのかもしれません。

また、遊んでそうな男に遊ばれても、「やっぱり」って傷は浅く済みますし、どこまで本気か分からない相手には、やはりこちらも本気にならなくてもいいんですね。

そういう意味では傷つかない相手、傷ついたとしてもその傷が浅い相手ばかりを選んでる、という見方もできます。

で、さらに深い目で見ていくと、そういう男性はとても傷ついている人が多いんですね。
だから、潜在意識・無意識では、彼らを助けたくなって好きになる人も少なくないんです。
そうすると、今まで私が関わった相手は、みんなが傷ついた男ばかり・・・という結果が出来上がったりするんです。

ですから、一度、勇気を出して、「本音」に向き合ってみるといいと思います。
機会があれば、その「怖れ」や「助けたい気持ち」、あるいは「刺激を求める気持ち」を探って見られるといいのではないでしょうか?

参考になりましたら幸いです。
お友達にもよろしくお伝えくださいね!

=今日の一言「お勧めなアファメーション」=

【パートナーがいらっしゃる方へ】

「今日はパートナーとベストを尽くして向き合います」と声に出して言ってみましょう。

【パートナーがいらっしゃらない方へ】

「今日は異性に向かって一歩近づいてみます!」と宣言してみましょう。

男と女の心理学

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