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好きって感情はとても自然なもので誰彼も感じやすい感情のひとつなのですが、なぜかこの気持ちが分からなくなったり、そもそも好きなものが何かが分からないって現象が起きることがあります。
なぜそうなってしまったのか?どうしたらいいのか?について考えます。
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「好きという感情が分からない」というお話を伺うことがあります。
「「人を好き」もそうだけど、趣味とか推しとかの「好き」もよく分からないんです。」
「いつからなの?ずっと前から?」と質問を投げてみます。
「たぶん、ずっと前から。
子どもの頃は・・・うーん、あんまり覚えてないんですよね。
でも、中学生の頃、女子たちで好きなアイドルの話をしたり、クラスの好きな子を言い合ったりする輪に入れなかったことは覚えてます。」
「じゃあ、恋愛とかも自分から告白するとかはないの?」
「ないです。今まで付き合った人も向こうから来てくれた人ばかり。でも、結局その人のことが好きだったのか最後まで分かりませんでした。」
「そしたら何かがうれしいとか楽しいと感じることも少ない?」
「どうなんだろう?たぶんうれしいんだろうな、というのはなんとなく分かります。」
「逆に怒りとか寂しさとか悲しみとか怖れとかそういう感情は感じられる?」
「はい。それは感じられると思います。映画見て辛くて泣くとかはふつうにあります。」
「怒りとかは?」
「うーん、イライラしてるときはありますけど、いわゆる激怒するみたいなことはあまりありません。」
「静かに怒ってる感じ?」
「そうですね、相手に怒りを覚えてもあんまり言わないと思います。」
「お母さんってどんな人?」
そんな風に話が展開していきます。(この続きはまたあとで!)
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「今付き合っている人のことが好きかどうか分からなくなってしまった」
「好きで始めた仕事のはずなのに、最近その気持ちがどこかに行ってしまった」
「温泉もよく行くんですが気持ちがいいとかすっきりするとか楽しいとかはわかるんですが、じゃあ、温泉が好きなのかと言われたら分からないです。」
「彼のことが好きなんだと思うんですけど、そう認めるのがなんか恥ずかしいというか、彼のことを好きな自分をバカにしてる自分もいるんです。」
他にも様々な導入があるんですが、みなさんも一度くらいはそんな気持ちになったことがあるんじゃないでしょうか。
どうやら「好き」という気持ちに何らかの事情で砂をかけて隠しちゃったみたいですね。
そうするとどうしたらその砂を取り除けるのか?という風に思っちゃうかもしれませんが、そのためにもまずはその“事情”とやらに目を向ける必要があるようです。
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恋愛ではよくあることなのですが、好きな人と一緒にいて幸せ~♪な“ロマンス期”を過ぎると“ハートブレイク期”というのがやってきて、「なんか思ってたんと違う!」「え?こんな人だったの?」「なんかうまくいかなーい!」という当初の想定とは違う現実が見えてくるものです。
そうして「不満」や「イライラ」「怒り」といった感情がでてきて、それが好きな気持ちを覆い隠しちゃう“砂”になるんですね。
だから、そうした感情を解消してあげるとまた「好き」という気持ちがもどってきます。
でも、その不満や怒り、そして、その他の感情を好きという気持ちに掛け続けると、どんどんその砂は固まって岩みたいに硬くなっちゃうことになります。
そうするとちょっとやそっとの感情の解放ではすぐに好きな気持ちは取り除けません。
だから別れた後に「彼のこと、めっちゃ好きだったかも」と思い出して後悔することもよくあるのです。
「好き」って気持ちが分からなくなるパターンその1がこれです。
これは恋人じゃなくて、友達でも、仕事でも、趣味でも起こり得ることですね。
紙に書いたり、人に話したり、誰もいなきゃお風呂やお布団の中で独り言を言ったりして怒りや不満を日々解消していくことをお勧めします。
ちなみに「ストレス」も怒りの一種と捉えて良いと思いますので、自分にストレスをあまりかけないように意識することで好きな気持ちに素直になれていくでしょう。
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恥ずかしがり屋のみなさーん!出番です!笑
特に思春期になると異性(には限らないけど)との色恋に興味を持ち始めます。
だから同じクラスのAくんのことを好きになったりするんですけど、そのAくんと目が合うとものすごく恥ずかしいんですよね。
仲の良い友達にもそれを言うのが恥ずかしいから「なんかBくんのことが気になってんだよね」とうそをついちゃうこともあるでしょう。
Aくんのことが好きなんてバレたら超絶恥ずかしいからです。
けど、その友達が「わたしはAくんのことが好き」とか言い出したらショックですよね。
でも、「ほんとはわたしもAくんが好き」なんて恥ずかしくて到底言えないから、「そうなんだ。応援するよ!」なんて言っちゃったりするんですよね。バカバカ自分!とその夜は悶絶するでしょう。
で、それが中学生の話であればまだかわいいですよね。
「ああ、そうだったー。今は自武女中の自武女として恐れ戦かれてるわたしにもそういう時代があったわー」なんて懐かしく思うわけです。
でも、その恥ずかしさ、大人になった今はどれくらい卒業できていますか?
アラフィフになってもなかなか卒業できない人もいるくらい恥ずかしさって強烈かつ抵抗の強い感情なので、意外と引きずっている人も少なくないと思います。
この恥ずかしさも立派な“砂”でして、好きって気持ちを分厚く覆い隠すことに長けてるものです。
恋愛に限らず、この恥ずかしさが邪魔して逃したもの、できなかったこと、失ったものってどれくらいあるでしょうか?(痛い質問ごめん!)
理性では「もったいない!」と思うんだけど、恥ずかしいので動けないです。
で、この恥ずかしさは「なくすもの」ではなく「うまく付き合うもの」です。
「恥ずかしいのはダメ、カッコ悪い、醜い、情けない」という否定的な感情がややこしいんです。
恥ずかしいけど近づく、恥ずかしいけど一歩前に出る、恥ずかしいけどやってみる、というレッスンが必要です。
本題じゃないのでサクッと話を進めますが、恥ずかしがり屋さんは、セクシャリティが強く、感受性も豊かな方に多いんですが、それゆえに、自己嫌悪も大変強いのですね。
この自己嫌悪とどう向き合うか?が恥ずかしがり屋さん克服の鍵になります。
自分のことを嫌悪しているから、Aくんと目が合うのが恥ずかしいんです。
これが2つめの“砂”です。
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次は砂というよりも「好き」の方に出てくる問題です。
「好き」という気持ちを禁止されてきたのでは?と仮定してみましょう。
誰に、どういう理由で、いつ頃、禁止されたのでしょうか?
それが「お母さんってどんな人?」という質問の続きになります。
例えばこんな方がいます。
「お母さんはいつも不機嫌で、全然楽しそうじゃなかったんです。わたしが楽しそうにしていると怒られることもありました。」
「過干渉な母でした。あれこれ指図したり、コントロールしたりして、好きなものも母に指定されていて、自由がありませんでした。」
「小さい頃から親の期待に応えて育ってきました。両親を喜ばせることに命をかけてたって感じです。だから、自分の気持ちより親の気持ちを優先させちゃった挙句、自分の気持ちが分からなくなってしまいました。」
「子どもの頃、好きなものを家族みんなに笑われ、バカにされたことがありました。それ以来、何かを好きになることに躊躇するようになったのかもしれません。」
そもそも「好き」という気持ちに素直になれない自分ができあがっちゃったんですよね。
「好き」って気持ちってすごいパワーを持ちますよね。
喜び、感動、うれしさ、明るさなどなど気分の良さを大量発生させてくれます。
ほんと久しぶりに好きな彼ができた方がこう言ってました。
「なんか世界が色鮮やかになって気がします。食べ物の味も前よりもずっとはっきり分かるようになったし、ちょっとしたことで笑うことが増えました。」
「好き」ってめちゃくちゃエネルギー源なんです。
だから、その感情が分からなくなるってのはちょっと不幸なできごとかもしれません。
そこで、そういう方は砂を払うのはもちろん、好きって気持ちを取り戻していく必要があると思うんです。
イキイキと自分らしい人生を送るために。
だから、そうしたトラウマがあって好きという気持ちが分からないなら、そのトラウマを解消していきたいんです。
これはやっぱりセラピーがお勧め。
好きという気持ちを禁じられて戸惑っている子どもの自分を救いに行ったり、母や家族と向き合ったり、わだかまりを解消していきましょう。
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人に言うかどうかよりも、自分に「好き」という気持ちを許せるようになることを優先してみましょう。
好きなものは好き、とまず自分に許可を出すんです。
そして「○○が好き」と今、言葉にして言ってみてください。分かる範囲でいいので。人でもモノでも何でもいいので。
たぶん、とか、かもしれない、とか余計な接頭辞や接尾辞は付けないでくださいね。
そして、そう言ってみたときの感情を見ていきましょう。
今はそういう感情がでてきますが、ここで紹介したやり方に取り組んでみてどうその気持ちが変わって行くのかをぜひ観察してみてください。
また、そもそも○○が何も出てこない方は、
A.根本さんのことが好き!
B.好きなもんは好きでいい!
どちらかの言葉を声に出して言ってみましょう。
5回は繰り返し言った方がいいと思います。
え?誰もAを選ばないって!?なんですと!?
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ちなみにこのワークショップは好きに限らず、自分のほんとの感情を探っていきますので、ぜひ!
◎東京:1/25(日)11:00-17:00 Being(本質)につながり、新しい私の軸で生き方を組み直す1DAYワークショップ
◎オンライン:2/2(月)20:30スタート!「自分のほんとうの価値を知る、受け取る4週間プログラム」
◎大阪:【2/7(土)残3席、2/8(日)キャンセル待ち】自己探求ラボ in 千里山 #3人生の闇に光を当てる
◎東京:1/23(金)11:30-16:30 予祝ワークショップ(ランチ付)in ペニンシュラ東京
●3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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