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うまく行くと逃げ出すロックマン。
そのココロは怖れでいっぱいなのかもしれません。
優しく懐柔するもよし、ママ心を発揮して見守るもよし、シャッターをぶち破るもよし、さらには情熱を解禁してその鎧を溶かすのも良し、自由です。自由。
自分軸で振る舞うことが何よりも求められるシーンです。
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こんにちは。
以前自立系武闘派姉妹の姉で、5歳児ロックマンをこよなく愛し3年越しの復縁を果たしたネタを投稿しアドバイス頂いた30代半ばの武闘派OLです。
その節はお世話になりました。
あれからロックマン彼氏と童話ウサギとカメのカメより遅いスピードで愛を育んでおります。
大人の足なら5分で着く近所のコンビニに約1時間かけて彼と歩みを進めてるような、そんな状況です。でもかわいいので途中で木に登ってしまい降りて来なくなっても、道に落ちてる犬のウンコを見つけて興奮しながら木で突っついていても、そんな彼を微笑ましく見守ってきました。
が、ここに来てロックマンあるあるかもしれませんが、セックスレス問題が発生しました。
元々彼はセックスが好きなのか嫌いなのかよくわからない人でしたが、求める時は激しく求めて来て、そうじゃない時は本当にあっさりしたセックスをします。ちなみに内容はいつも同じで、始まりから終わりまで決まった体位でするのを好みます。
最後にしたのは2ヶ月ほど前ですが、特段変わった様子もなくいつも通り儀式のようなセックスをしてお別れしました。
その後普通に連絡はしてくるのですが、会おうとしないし会いたいと言うと今週は忙しいと言われる始末です。
我慢の限界に達した私はそろそろしたいんだけど!とストレートに言いました。
すると、聞こえてしまいました。ガラガラという音が。奥から棒を持ってきて、それを上に伸ばして自分の背より高いシャッターを下ろしました。そしてシャッターの鍵を閉め、奥の部屋に入って鍵をかけちゃいました。これなら侵入者を完全ブロックできるね!と感心しちゃうほど厳重。
思えば最初に彼と出会った頃、彼はどこで覚えてきたのかわかりませんがそれはそれは甘い言葉をたくさん並べて私を口説き落としました。
それこそ当時流行っていた韓流ドラマのセリフのような愛の言葉を能面のような顔で毎日毎日囁いていました。
それにびびった私はシャッター降ろして逃げて逃げて逃げてそして最後は羊のように角に追いやられて捕獲される形で彼と付き合い始めました。
今はまさにその逆で、彼が囁いていた言葉を私が囁くと怯えて逃げ出す形になってしまいました。
怯えた姿がまたかわいくて、頭隠して尻出してる彼の背後でこっちを向くのを日々待って、こっちを向いたら隅に追いやって捕獲しようかと考えいました。
ですが、セックスに消極的になってしまったロックマンにどう接していけばいいのかわからず、今はお手上げ状態です。
ほら、私が教えてあげるわ、うふん とやろうにも服を脱がされないように鎧で身を固め、兜で頭を隠してる彼の服の脱がせ方がわかりません。
長々下ネタを失礼しました。
どうしたらいいもんか、、現在お手上げ中です。根本先生、彼の服の脱がせ方教えて下さい。
(R子さん)
めっちゃ面白い~!(文章が)
プロでしょ?(文章の)
ほんと文才ありますね~
思わず、プッと笑ってしまいました。
ロックマン氏の傾向と対策もよくご理解なさっているようですし、その観察眼も見事なものですね。
なので、一般的な回答から、上級編まで幅広くお届けしたいと思います。長文でっせ。
さて、そんな私の見解でございます。
<その1>
要するに彼はR子さんとの関係にビビっちゃったのかもしれないですね。
それはR子さんとのセックスが抜群に良すぎてますますハマってしまいそうなのか、R子さんのことがガチで好きになって来てヤバいと思ったのか。
ロックマン氏は愛されることを極端に怖れるし、自分が相手に依存してしまうことを極度に怖れますし、それゆえに愛情が高まれば高まるほど、相手にハマればハマるほど猛ダッシュするように逃げるものです。
中身が5歳児であると同時に、ミスターチキンの名を冠するほどのビビりやなのですね。
こういうケースでは「怖くないわよ~。大丈夫よ~。安心していいわよ~」なんて空気を醸し出しながら、部屋の奥から出てくるのをじっと待つ、というのが一般的な捕まえ方です。
いわゆる、ほとぼりが冷めるのを待つ、という感じで、しばらくは放任してあげるのも手です。
これにより5分かかるところが1時間どころか2時間かかってしまうかもしれませんが、それくらい彼はビビりなので仕方のないところです。
ちなみに、その後ですが、こういうタイプのロックマンに対しては、武闘派女子としては禁断の領域に足を踏み込む必要がありまして(俗にリーダーシップと言うのですが)、彼が私にハマる以上に彼にハマることが有効なんですね。
あなたなしでは生きられないの的な。
お前は俺がいなきゃダメなんだな的な。
もちろん、R子さんほどのスキルをお持ちであれば演技でも全然かまわないものです。
<その2>
ロックマン氏は「目の前のものに意識を取られると他のものに手が回らなくなる」というシングルタスクな傾向を持つものです。
道端に落ちているウンコを夢中で突いているときには通りかかった絶世の美女も目に入らないのです。
だから、ほんとに仕事が忙しいのかもしれないし、どこかのアゲハチョウを追いかけることに夢中になっているのかもしれないし、料理に目覚めて味噌を自作している最中なのかもしれません。
これもまたほとぼりが覚めるのを待つのも一つの手で、時々生存確認のメールなどを送りながら動向を調査しておくのがいいでしょう。
この1や2のパターンだと、R子さんはとてもヒマになってしまうので、その間にこうしてロックマン氏の心理を研究したり、他のロックマン氏を落として自信を快復させたりするのも大切なことです。
俗に「天岩戸伝説作戦」と言いますが、シャッターを下ろして引きこもっている彼を傍目に、楽しみながらますますいい女に成長してしまう作戦もお勧めです。
さらにいいセックスができるようにセクシャリティを解放するのも楽しいですよね。
彼が「やっぱりこいつの体がええわあ~」とヨダレを垂らす日をヨダレを垂らしながらイメージし続けるわけです。
こうしてロックマン氏と付き合うと勝手にイイ女度がどんどんアップしていくのですね。
<その3>
投影の法則によれば、自分がしてほしいことを相手にする、というのが人間関係の基本です。
これはR子さんもお気付きで、かつ、実践されておりますが、
>それにびびった私はシャッター降ろして逃げて逃げて逃げてそして最後は羊のように角に追いやられて捕獲される形で彼と付き合い始めました。
こんな感じで彼を追いつめてしまうのも有効な手でしょう。
付き合っていると関係性が逆転することがよくあります。
始めは彼が私に夢中だったように、私が彼に夢中になり、立場が逆転するわけです。
そうすると、かつて彼が私にしてくれたことを、私が彼にしてあげると再び彼を手にすることができるようになるわけです。
どこから覚えて来たのか分からないような甘い言葉をささやき、逃げても逃げても追いかけて部屋の隅に追いつめてあげるわけです。
付き合い当初のふたりのセックスがどのようなものだったのかはR子さんの文章からは読み取れませんが、彼が積極的に体を求めてきたのであれば、今度はR子さんが積極的に彼の体を求めるわけです。
で、そうした時は自立系武闘派女子の面目躍如といったところでシャッターを突き破り、部屋の壁をぶち破って飛び込むことは得意中の得意かと思いますが、その際、遠慮、手加減は一切しない、というのがポイントです。
「本気なんだぜ、俺は!」ということを彼に分からしめることも目的の一つだからです。
彼がセックスに消極的ならば、彼が思わず勃っちまうようなシチュエーションを作ってみましょう。
ロックマン氏は意外とマニアックな性癖を持つ人も珍しくないと思っています。
外でしたがる、とか、痴女・痴漢ごっこに萌える、とか、縛りたがる、とか、風俗嬢のようなプレイをしたがる、とか、ちょっと女子のプライド的にカチンと来るようなものを求めたりするものです。
あと、ロックマンは意外とロリコンも多いはずです。
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以前、ある武闘派女子が連絡の途切れたロックマン(辛うじて既読スルーにはなる)に、「ドンキで衣装を仕入れて見た」というタイトルで、セーラー服を着た自分の写真を添付したラインを送ったんですね。
しかも、白いパンツがチラッと見える感じのアングルのを。
すぐに既読になったのですがスルー・・・と思いきや、翌日「おっ!」という返事が返って来たそうです。
それでまた違う写真を送って見たら、こんなポーズをしろ、とか、そのままオナニーしてる写真を送れ、とかいろいろ指令が来たのです。
まあ、見事にそれで釣れたんですな。
もちろん、次に会う時はそのセーラー服で事をいたしたそうですが、彼の興奮度は今までにないものだったそうです(笑)
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>ほら、私が教えてあげるわ、うふん とやろうにも服を脱がされないように鎧で身を固め、兜で頭を隠してる彼の服の脱がせ方がわかりません。
R子さんの彼がセーラー服に萌えるのかどうかは分からないのですが、彼の喜ぶエサをぶら下げてあげることで、自ら喜んでマッパになる可能性は少なくないのです。
ロックマンと付き合うといい女っぷりはどんどん急上昇していきます。
一番磨かれるのが大人の女性らしい色気で、こうしてシャッターを下ろさたり、禁断のプレイを求められたり、おあずけを食らったりしている間にどんどん磨かれていくのです。
そうした自分の成長を自分自身がめっちゃ褒めてあげることはすごく大事なことですし、つまみ食いとまではいかなくても、他の男性からの誘いに乗ったりして自信を付けたりすることは、彼に対して心の余裕を持つために必須条項だと思っているのです。
そうすると、おそらく彼の鎧を脱がす、という発想が、彼の鎧を溶かす、という発想に変わって行きます。
つまり、溶鉱炉女になるわけですな。
それだけの情熱を十分に有していることはもうご存知ですよね?
器用なR子さんですから、時には彼のママになって受け入れてあげたり、時には保育士さんになってよしよししてあげたり、時には同級生を演じておままごとに付き合ってあげたり、時には姐さんになって彼をリードしてあげたりすることはもうできていると思います。
その上でさらにいい女を目指すとするならば、私が近づけばシャッターはあっさりと溶け、部屋の扉は一瞬で燃え散り、頑丈な鎧も溶解してしまうだけの情熱を発揮することではないかと思うのです。
そんな女王様マインドを解放し、彼の気持ちを読んで行動するのではなく、私がしたいことをしたいように振る舞う、という領域に歩を進めても良いと思うのです。
思い切り自分を自由にしてあげてください。
私は私の好きにするんだ!!と。
彼の意志、意向は一切無視して構いません!!(もう十分考えているからね!)
それだけの器量と腕をすでにお持ちと見込んで、そんな提案をさせていただきました。
一言で言えばもっともっと今の自分に自信を持て!ということです。
一言で済むことをこれだけ長文にするあたりが作家らしいところでしょ?(自画自賛をしているので邪魔をしないでくださいね(笑))
私はそんな女を本気にさせてしまった彼の身を案じ、微力ながらその無事を祈っていたいと思います。
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