罪悪感満載の旦那様の心理と関係修復のための手放しの考え方について。


罪悪感という感情は強くなればなるほど相手を拒否するようになります。
だから、自分が旦那から見た罪悪感のシンボルにならないということがポイントです。

***
根本さん、初めまして。
約1年前の出来事をきっかけにカウンセリングを受けたいと思い、いろいろなサイトを見ていたところ、半年ほど前に根本さんのブログに辿り着き、
過去のも読ませていただきながら、勉強させていただいています。
最近書籍も購入しました!

旦那は離婚したくて仕方なく、こちらは離婚を望んでおりません。
何度話しても平行線。見事な家庭内別居状態です。

付き合ってからは10年、結婚して5年、子どもは3歳と6ヶ月の姉妹です。
おそらく旦那はロックマンでも野良猫でもあると思います。
付き合い始めは野良猫感満載。私との付き合いでだいぶ丸くなり、 私にゾッコンで私も大好きでしたし、ずっと愛し愛されてると思っていました。
ずっと私が依存状態だったことに今回のことで気づき、メルマガを見て、自分と親との関係や旦那に対してのことに向き合って、「旦那は旦那、私は私」「こうあるべき」ということから少しずつ手放しをしてきたつもりです。

ちょうど1年前旦那は転職し、その頃から忙しいとこちらに時間を取ってくれなくなり、初めは寂しい思いをさせてごめんと言ってくれていましたが、転職から2ヶ月後家庭のことも私のこともどう思ってるかわからない、
そして前職に後ろ髪を引かれた状態であり、個人的にその仕事を期間限定でしたいために別居を言い渡され出て行きました。
一応8月までということで、その間で気持ちが戻らなければ離婚もほのめかされていました。
私は妊娠中で上の子もいるし、その時は発狂しました。
それでも、やりたいことなら仕方ないと受け入れて8月まで待つことにしました。

徐々に浮気を疑い始めた頃、旦那から今までやってきたことに嘘をついていたことや、私が浮気を疑っていたところは男女の関係はない、これというのはないが合わないなという部分が積み重なってきた、自分は結婚に向いてなかった、私が今回のことを旦那の前職の上司に相談したことで、自分には居場所がなくなった、妊婦の奥さんをほったらかして出て行った旦那のレッテルを貼られた、どこかに消えたい、私の恵まれた家庭や友達の環境に嫉妬もある…と話がありました。
でも、今までのことは悪かったと思うから、帰ったら今までのことは返していくからと言ってくれ、8月の半ば別居を解消しましたが、戻ってきてから関係を良くしていこうとするどころか、冷たい態度、目も合わさない、連絡もなくなる…
そしてついにもう私に対して愛情をもって接することも、子どもに対していい父親になることも、望まない方がいいと言われてしまいました。
きっと修復するにあたって、してはいけないことをしてたのだと想像できます。長女で学級委員長やキャプテンをしてきた情熱系なので…笑

私はいろんなことを許していきたいですが、旦那がこちらに対して許す気持ちはないようです。
そんな中でも自分の決めた事が相手を許し離婚しないことであれば、旦那の言うことに屈せず、離婚しないことを前提に手放しは成功するのでしょうか?
子どもがいるので、やはり引っかかってしまいます…
結局長々となってしまいました…笑
まとめるのが下手くそですみません…
延長線上で取り上げていただけると幸いです。
(Nさん)
***

「長女で学級委員長やキャプテンをしてきた情熱系」ってことで、いろいろとやっちゃった感が漂っておりますが(笑)、まあ、それも「私だからしゃあないわ~」くらいに受け止めるのもアリです。
実際、それでうまく行ってた時期もあるわけですしね。
旦那もある時期はそういう奥さんで都合がよかったわけですしね。

夫婦関係だけではないですが「ある時までは長所だったのが、ある時点から短所になる」ってことがあるんです。
「優しい素敵な彼、と思っていたのが、優柔不断で決断力がない退屈な彼」に変貌してしまうわけです。

それは関係性が変わってきたことの合図であり、夫婦が次のステップに進むサインです。
より良い関係を目指すわけですね。

で、その次のステップが「離婚」てこともあるんです。
お互いの人生の成長のためにはここまでで別れるのが良い、って場合です。
だから、決して離婚というのはネガティブなものではありません。

「手放し」ってのは「離婚しない」「離婚する」とは関係ないものです。
ただ言えることは「手放し」をすると「離婚する」「しない」を自由に選べるようになる、ということ。
つまり、選択できるようになる、ということです。

選択肢がないと私たちは自由を感じられませんし、束縛され、執着が生まれます。

だから、夫婦関係では「離婚する」という選択肢を持つことが執着・癒着・コントロール(支配)などから自由になる方法になります。

「離婚もありだけど、離婚しない方を選ぶ」でいいわけですし、「離婚しない」を選び続けることを「コミットメント」っていうわけです。

だから、離婚の危機にある方にはこんな話をよくさせていただくんです。
「離婚=不幸=ダメなこと=失敗=挫折=人生の終わり」って図式を手放しましょう。

昔、あるセミナーで「バツイチの人~?」って聞いたら、さっとたくさんの女性の手がありました。
しかも、彼女たちは威風堂々と、そして嬉々として手を挙げているんですね。
つい「何、失敗したくせにそんな堂々と手を挙げてんねん!」ってツッコんでしまいました。
もちろん、会場は大爆笑です。何よりも彼女たちがますます嬉々としてました。

彼女たちは一時期は離婚の苦しみを体験したかもしれないけれど、それを乗り越えてニコニコして、キラキラして、むしろ既婚者よりも元気にたくましく強く武闘派として生きていらっしゃいます。

そのセッションでやりたかったことは「離婚=不幸」ではない、ということをお伝えするため。
そこで手を挙げた人たちを眺めればむしろ「離婚=超ハッピー!?」って思ってしまうほどでした。

だから、Nさんにとって「離婚したらヤバい。人生終わる。これから先、どないすればええのん?」って不安になることは無理ないことですが、必ずしもそうじゃないかもって思っていただけると幸いです。

もし、どうしてもそれが信じられない場合は、相も変わらず私のセミナーには元気な武闘派バツイチ軍団が生息していますので、顔だけでも見に来て頂ければ希望を持って帰っていただけると思います(笑)

手放し、というのは、自分と夫を自由にすること。その選択を信頼できるようになること。

だから、「離婚しない前提で手放しが成立するか?」という質問はそもそも矛盾が含まれているわけです。
「離婚しない前提」というのが「執着そのもの」ですから。

さて、旦那さま。本来はとても良い人、優しい人なのでしょうね。

>ちょうど1年前旦那は転職し、その頃から忙しいとこちらに時間を取ってくれなくなり、初めは寂しい思いをさせてごめんと言ってくれていましたが、転職から2ヶ月後家庭のことも私のこともどう思ってるかわからない、

ということですから、まあ、罪悪感の塊になってしまわれたようです。

それは

>でも、今までのことは悪かったと思うから、帰ったら今までのことは返していくからと言ってくれ、

これ以降の文を見ても分かりますね。

しかもNさんは

>それでも、やりたいことなら仕方ないと受け入れて8月まで待つことにしました。

というとても器の広い奥様。
あれこれ厳しいことも言っちゃってたかもしれませんが、そこに旦那さんが甘えてしまうのも当然かもしれませんね。

罪悪感という感情ってとても分かりにくいというか、一見、そうと分からない行動に走らせるので周りは振り回されたりするんです。

「悪いと思ってるんなら謝んなさいよ!」と言って謝れるのはまだ軽い罪悪感。
その罪悪感が強くなっていくと、正当化したり、無視したり、冷たくしたり、距離を取ったりしていくのですが、その心理は

「こんなにひどいことをしたんだから許されるわけがない」

という思いです。だから、罪悪感が強くなるとそれを感じる場所にはいられなくなり、逃げるように「別居」だの「離婚」だのを言い出します。
当然罪悪感が勝ってるわけですから「愛情を感じない」というセリフを予定通りおっしゃいますし、正当化しようと思えば「俺は結婚向きじゃない」とか「お前との結婚は間違ってた」というセリフを予定通りおっしゃいます。

また、罪悪感が強いほど感情を出さなくなるのは当たり前です。
だって「俺は重罪を犯してしまった!それを告白すれば厳罰に処される!」と思ってるんですからね。
能面のような感じになります。

そして、その逃げ場としてよく選ばれるのが「別の女性」ってわけです。これもまた浮気の心理の一つです。

その際、奥さんや子どもたちは「罪悪感のシンボル」になります。
つまり、顔を見るだけでなく、その存在を感じたり、思い出したりしただけで、その罪悪感に自分が打ちのめされているのです。

そして「自分は許されるわけがない」という思いを強くします。

その時、奥さんが悲しそうな、さびしそうな、深刻そうな、苦しそうな、困ったような表情をしていただ彼はどう思うでしょうか?
また、すがるような、怒っているような、きつい目をしていたら、彼はどう思うでしょうか?

「まあ、かわいい!(はあと)」って喜んでくれるでしょうか?

そう、ますます奥様が罪悪感のシンボルとしてデーン!と存在してしまい、「ああ、やっぱり許されないんだ!!」と奥さんから距離を置くようになるんです。

そもそもそんな風に罪悪感を感じるってことはそれだけ愛情がある証拠ですよね?

だから、癒しや許しや手放しを極めてきた方は彼が罪悪感を感じてる様子からも愛を受け取れるので「まあ、かわいいわ。そんなに私のことが好きなのね」ってうっとりできるのです。

だから、こういう流れでお話すれば「手放し」というのは「彼に罪の意識を感じさせない、彼が許されていると感じる態度」になることを指します。
ああ、自分は許されてるなあ・・・って感じられたら、彼は外にいる理由がなくなりますよね?

だから、彼を手放しましょ!って言うんです。

「今、旦那さんをどんな目で見てると思いますか?その目を見て、彼はあなたの元にいたいと思えると思いますか?」

そんな質問をするわけですね。
そして悶絶させてしまうわけですね(笑)
悪い人ですね~(笑)

彼が罪悪感を感じなくても済むにはどうなったらいいんでしょうね?

笑顔でいること。
いつもと変わらぬ生活をしていること。
地に足を着けて毅然としていること。
彼に変わらぬ愛情を投げかけていること。
毎日を楽しんでいること。
幸せそうな雰囲気を醸し出していること。

「え?そんな風になったら旦那さんは自分のことはもういらないんだと思ってますます離婚したくなりませんか?」

って思ったでしょ?そう、僕はあなたの心の中が見えるの。うふ。(嘘ですw)

逆です。
逆です。

ちょっと思い出してみてください。

あなたが10代の頃。彼や友達の家に遊びに行って門限を破ってしまったときのこと。
お母さんが般若のような形相で玄関に仁王立ちしてるのと、ふつうにリビングでテレビ見ながらニコニコしてるのと、どちらが帰りやすかったですか?

「え?心配してくれないの?」って寂しくなったとしても、「あんたならちゃんと帰ってくるし、間違ったことはしないって思ってるよ。でも、あまりに遅くなるのは心配だから電話の一本くらい入れなさいよ」って言われたらすごく楽になりませんか?

ああ、信頼されてるな!とか愛されてるな!って思えるでしょうし、「次に友達と夜更かししてコックリさんするときはちゃんとメールを一本入れよう!」って思えると思いません?

だから、離婚の危機でわちゃわちゃしちゃうときに「まずは旦那のことを放っておいて好きなことしようよ。女を磨いたり、笑顔になれることしようよ」って言うんです。

どんな状況でも私たちには「できること」ってあります。
何もできないってことはありません。

だから、今できることを見つけてそれをやっていくことの積み重ねが成功に向かう秘訣なんです。

だから、Nさんも早く愛用の槍とバズーカ砲を横に置いて、かわいいワンピースに着替えられることをお勧めしたいのです。

「長女で学級委員長やキャプテンをしてきた情熱系」はスイッチ入ったら変化のスピードは速いですよ。

だから、ちょっと思い出してみてくださいね。

〇本来の私ってどんなだったかな?
→昔好きだった服を着てみたり、独身時代に通ってた店に行ってみたり、その当時の写真を見直してみましょう。
あるいは昔からの友達に会って「Nちゃん、そんな風になっちゃうの?似合わねー!!」って笑われてください。

〇私の好きなことって何だったかな?
→それをどんどんやってみましょう。

〇女としての魅力って何かな?
→メイク、ファッション、エステ、スキンケアなど女を磨きます。

〇旦那への愛情を確認しましょう
→こんな風になっても嫌いになれないバカな女なんだから何度も何度もラブレターを書いてみましょう。(本人に渡さなくていいです)

まずはこの辺がスタートですね。

そうして「自分を取り戻していく」と旦那さんとの関係にも変化が訪れるようになります。

そういうと

「ほんとうですか?」
「大丈夫ですか?」

ってよく真剣な目で聞いていただくので、私はさも当然って風に

「え?そうですよー。何とかなっちゃうのが人生ですからね~」

て答えて、こいつ、真剣に聞いてねえな!って呆れられるわけです。

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