ただ聞いて欲しい女と、「俺は悪くない」一点張りの夫。


話すことが気持ちを整理する上で最重要項目である女性に対し、罪悪感の塊夫は何かと責められてるように感じて正当化に走ります。
好き好きコミュニケーションで自分の愛を高め、彼の罪悪感を癒してあげましょう。

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根本様、こんにちは。
毎日のメール、とても楽しみにしています!
忙しいのに、まめにメルマガを書いていること、本当に尊敬しています(^◇^)

男性心理に詳しい根本さんに、教えていただきたく、メールしました。

私が夫に「包丁で指切っちゃって痛い~」とか「健康診断の二次検査になっちゃって不安」と体の不調の事を言うと、必ず夫は「自分は悪くない。」と言います。

私はその時の心境を伝えたかったのですが・・・。←伝えたいだけとも私は言っています。

逆に夫は「俺がこんなにお酒を飲んでしまって、俺の体調が悪いのはお前のせいだ」とも言ってきます。
ちなみに、私には持病があります。そのことも何か影響しているのでしょうか。
こういうネガティブなことは伝えない方がいいのかな~とぐるぐる考えてしまいます。

よろしくお願いいたします!
(Kさん)
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Kさんの旦那さん、けっこう男らしいところがあるんだろうと思います。

男性的=罪悪感の塊。

これは覚えておくといいですよ。だから余談になりますが、

自立系武闘派情熱女子=男性的女子=罪悪感の塊。

という図式も成り立ちますね。

最近はずいぶんと優しい男性が増えてきましたが、そもそも男性というのは罪悪感がとても強く、また自立してる分「正しさ」にこだわる傾向があります。
理論的(論理性)も強いから、なおさら正誤・善悪軸で物事をとらえやすくなります。

「包丁で指切っちゃって痛い~」
「健康診断の二次検査になっちゃって不安」

このセリフをなぜか彼は「お前のせいだ」と責められているように感じるんですね。
信じられないでしょ?そんな風には思っていないのに。
罪悪感は強くなればなるほど「風が吹いただけでも反応し、ポストが赤いのも俺のせい」と感じさせます。

 指切ったのはお前のせいであって、俺が悪い訳でない。
 健康診断に引っかかったのは、俺のせいではない。

罪悪感が強い分、常に、自分の正しさを主張して生きるようになります。
そして、もちろん、完璧主義です。

だから、何か悪いことが起きたときは「俺が悪い訳がない。とすれば、悪いのは俺以外の誰かだ」となり、目の前にいる奥さんがそのトバッチリを喰らうわけです。

酒を飲んで体調が悪いのも奥さんのせいではないんですけど、そこは論理的な彼ですから、「俺が酒を飲むのは家庭に安らぎがないからだ。居場所がなく、落ち着かないから酒を飲むしかない。それは安心できる家庭を築けないお前が悪いのだ」と一人で論理武装してしまうのです。

罪悪感って感情は「俺は罰せられるべきだ」という思いを内包します。
でも、そんな感情をまともに感じたらやっていけない、というか、ものすごくしんどいので、「俺は悪くない」で武装するわけです。それも蓋するだけなんですけどね。

だから、彼は常に「俺は責められている」と感じているので、何かと「俺は悪くない」「お前が悪い」を口癖のように繰り返すことになるのです。
だから、何かを伝えても、そのように解釈することを知っておきましょう。

ま、言ってみればそれが旦那さんの「あいさつ」「社交辞令」だと思っておけばいいと思うんですね。
それを「あなたが悪いっていつ言ったの?そんなこと言ってないじゃん」とか反発すると論点が異なる不毛なケンカになってしまいます。

「ただ言いたいだけ」の妻と「俺は悪くない一点張り」の夫の“定型コミュニケーション”として認識するといいと思います。

>伝えたいだけとも私は言っています。

そうなんですよね。
伝えたいだけなんですよね~。
うん。
でも、それは正直、なかなか伝わらないのです。

男女の違いからお話すれば、女性は「共有」を望みますよね。
「包丁で指切っちゃって痛い~」って言ったら「ええ、そうなの?大丈夫?痛かったね」って言って欲しいし、「健康診断の二次検査になっちゃって不安」って言ったら「マジ?不安になるよね。でも、大丈夫だよ、きっと」って言ってほしいんです。

気持ちをシェアしたいんですね。
だから、黙って聞いてくれるだけでもいいんですよね。

しゃべることで、聞いてもらうことで気持ちもすっきりするし、不安も少し軽くなるし。

でも、男性にはその心理はありません。
あるのは「どっちが正しい」「どっちが強い」という「論理」であり、「勝ち負け」なんです。

男性はその「痛い」「不安」という感情を女性ほど豊かに感じられないので、共感し辛いのです。
論理で割り切ってしまうからですね。

だから、なかなか女子のその思いは分かってもらえません。
女子同士なら説明不要のこの行為も、男女になると1万回くらい伝えないと分かってもらえないんです。
逆に「罪悪感がそう言わせてる」というのが女性にはなかなか理解し辛いのと同じです。

>こういうネガティブなことは伝えない方がいいのかな~とぐるぐる考えてしまいます。

伝えなきゃ伝えないで不満もストレスも溜まるでしょう?
好きな人だから聞いて欲しいわけですしね。(さらっと今、重要なことを言いましたよ!)

だから、1万回伝えるつもりで「聞いてくれたらそれでいいのよ~」「ただ言いたかっただけだから~」ってなるべく“軽く”伝えるようにしてください。
それが一番ですね。

もちろん、「聞いて欲しいときだけ聞いて欲しいことを言う」のは小学生でもできますので、そこでは「大人のコミュニケーション」も加味していきましょう。

Kさん。
どれくらい“好き好きコミュニケーション”してますか?

え?好き好きコミュニケーション、知りませんか?
ま、僕も初めて書いたんですけどね。ははは。
でも、なんとなく想像つくでしょう?

旦那さんに「愛してる」「大好き」「あなたと一緒にいられて幸せ」「あなたと結婚してよかった」「ありがとう」という言葉を毎日伝えるコミュニケーションです。

要するに「愛を伝える」ということをものすごく意識的にしていきましょう。
もちろん、彼にそれを求めることはしなくても構いません。
一方的に伝えることが大事。

その愛で彼の罪悪感を少しずつ溶かしてあげよう、という意欲で。
恥ずかしがってる場合じゃないですからね~

とりあえず、上記の言葉を1日に最低3回ずつは伝えるようにしましょうね!!

そんな男女の違いの心理を学びたい方は、ほら、下に「根本本」のリンクを貼ってますから未読の方は読むと良いですよ。
「頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法」と「愛されるのはどっち?」が男女の違いを扱ってます~!

男と女の心理学
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