「今日もお疲れさま~。お仕事大変だった?明日はやっと休みだから会えるのずっと楽しみだったよ~。いっぱい話したいこともあるし、思いっきり遊ぼうね~。ところで、待ち合わせはいつものところに11時でいい?朝、モーニングコールとかしてくれると、嬉しいな~」
という彼女からのメールに対し、
「うん。11時ね。いつものとこに。朝、起きれたら電話する。俺も寝坊するかも。」
という素っ気ない返事。
おいおい、仕事の話はどうした?
1週間、あんたは私に会えなくて寂しくなかったんか?
そんなツッコミを思うでしょうか?
それとも男ってそんなもんって諦めてるでしょうか?
この話はフィクションで、これに絵文字が入り、ハートマークが入り、もっと文章が長くなったりするわけですが、彼は用件のみ。あっさりしたものです。
これも良く女子からは不平不満苦情が相次ぐ事例なのですが、それを男子にぶつけても「何書いていいか分からんし」と、これまた愛想のない回答が返ってきます。
とはいえ、男子も「付き合い始めるまで」はかなりマメに返事をしたり、丁寧に書いたりしてたでしょう?(これは「目標に向かって突き進む男性心理によるもので、その際は少々の苦労は厭わないものなのです。)
先のメールに
「○○ちゃんこそ、おつかれ~。明日楽しみだね!!俺も1週間経つの長かった~。仕事なかなかハードだったよ!ようやく会えるの嬉しいね!11時ね!了解。モーニングコールもしちゃうよ。8時くらいでOK?」
みたいな返事、書いてたはずだし。
釣った魚に何とやらで、愛想無くなってく人も多いのは、女子としても寂しいところですね。
まあ、安心感を抱いてくれてる、と思えたらまだマシなのですが、コミュニケーション重視の女子としては分かっていてもつまらないですよね。
さて、なぜ、返事が素っ気ないのか?というのは男性は「論理的」で「結果主義者」だから。
感情のやり取りは苦手なので、女子からのかのメールに「どう答えていいのか分からない」「めんどくさい」と思いがちです。
それで、用件のみのメールとなります。
悪意はないし、ましてや、冷たくしているつもりもありません。
事実、男子同士はそんなやり取りの連続です。
A「ういっす。今日の呑み、6時半、店集合でいい?」
B「了解。ちょい、送れるかも。先、始めといて。」
C「らじゃ。ところでB、2軒目、心当たりある?」
B「一応、調べたで。日本酒とかワインでいいやろ?」
A「さすが~!助かるわ~!」
C「おぉ、俺、今日はワイン飲みて~」
B「バーとスペイン系とか色々あったよ」
A「じゃ、店で!」
まあ、これは私の呑み仲間との会話の一部です。
あとこういうこともありますね。
A「うす。また仕事で行き詰ってるのよ」
B「どんな感じ?」
A「上司とソリが合わないっつーか、何かと絡んでくるんだわ。何かいいアイデアない?」
B「例の上司だろ?うまく交わせたらいいんだけど、お前、まっすぐだしな~。つか、電話するわ」
A「すまん」
これはメールを打つ、という行為そのものが「めんどくさい」とか「思ってることを文字するのに考えるのがストレス」という場合に「電話」となります。
そして、「電話」をしていてもうまく通じなければ「今から飲みに行かね?」「悪ぃ。今日は俺が奢るわ」となります。
そもそもコミュニケーションに対するとらえ方が、女性は「感情の共有」を重視するのに対し、男性は「情報の共有」に意識が向きます。
その点で、すれ違いが生じやすいのです。
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