私は手放したんでしょうか?逃げたのでしょうか?


自分が良かれと思って選択したことが大事です。
特に手放しのプロセスには「疑い」も付き物ですね。
それに新しい世界への不安もあいまって悩んでしまうものです。
信じるのは自分自身、ですよね。

***
根本さん、こんにちは。
私の手放しはニセモノなのでしょうか?

今年に入って、主人の不倫が発覚し、本気だから離婚したいというので、私はセミナーに出たり、手放しのワークに出ました。心の整理がついたので、来週、私が家を出ます。
主人と一緒にいても私らしくないし、彼は彼の人生、離婚になってもいいや、と思えるようになったからです。ちなみに子供はいません。

でも、最近、色々な経験談を聞いたり、読んだりしているうちに、これは別居せず、悪態つかれても妻として乗り越える山だったのかな?家を出るという事は、努力せずに、私が逃げる事なのかな??と考えていたところに、このブログ。
『なぜ、悪態ついてた彼が急に変わったのか?』
http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/16297

私は、手放したんじゃなくて、彼から逃げているだけなのでしょうか?
この感覚は、何なのでしょうか?
(Kさん)
***

「手放し」というのはなかなか解釈の難しい概念でございまして、手放したかなあ?と思えば、また執着がやってくる。で、それをまた手放したかなあ?と思ったら今度は神様のテストがやってくる。それで、どうしろって言うんだい!って悪態付きたくもなるわけです。
その一方で、Kさんみたいにね、手放したって思うと、「それって良かったのかい?」という悪魔のささやきが聞こえたり、「コミットメントが足りないんじゃねーの?」というツッコミが入ったり、「そこって頑張るとこだったんじゃ?」という疑いが出て来たり、いろんなことを考えちまうのが人間って奴なんすよね。

まあ、そんなことを一つ一つ気にしてやってたら埒があかねーぜってことで、昼からご機嫌よく一本付けてたと思いねえ。ちょうどそこにやってきたのは3軒隣のご隠居さん。
「おやおや、昼から若いもんがいい赤ら顔してどうしたのですかね?」
と隣に座ってくるもので、こりゃ、説教でも始まったらたまんねーや、と件のKさんの話を持ち掛けてみることにしたわけです。

するとご隠居さん、一通りふむふむと話を聞きながら「そうですか、そうですか」と相槌を打ち、こう語り出したわけです。

「常に10割良かったと思うことなんてなかなかありませんでの。例え、こっちの方が良かれと思って選択したとしても、やはり何割かはそっちじゃなかったんじゃないか?って疑いが出て来るもので。
つまり、どんな選択したとしても後悔って言うのは出て来るもんなんですよ。
それに、好いた惚れたのご主人さんとの話でしょう?なんぼ嫌な亭主でも、やはり情ってのがないとは言い切れないわけで。頑張って別れを決意したとしても、やはり後ろ髪引かれるところはありますでしょうね。
無理のないことです。むしろ、このKさんと言う方が、いかに情が厚いお方か、ということを感じさせるお話じゃないでしょうかねえ」

それならKさんは何も問題ないってわけで、そのまま離婚しちまえばいいってことですか?なんてご隠居に振ってみたんですな。

「そうですね。自分がそうしたい、という思いが強ければ、それが自分が喜ぶってことならば、全然いいと思いますな。なんせ、これから自分の人生を生きようってそれを選ばれるのでしょう?だとしたら、少々不安もあれば、苦難も想像できますよね。
そしたら、やはり怖くなって後ろに引きたくなるのも人情ってものですから、そこはほら、色々と勉強に出かけてるそうで、そうしたところで助けられたらいいでしょうな。
一人で抱え込むと人間、悪い方に、悪いの方に考えますからな。そういうときこそ、どなたかに相談なさるのがよろしいかと思いますな。
きっと勇気づけて頂けると思いますしな。」

そしたら、自分の好きなようにしたらいいってことですかね?

「そうそう。結局、どうなるかなんて分からないわけですな。それが分かってたら誰も悩まないものですしな。だから、その時々で自分が良かれと思った方を信じて進むしかないわけですな。
そして、それがたいていの場合、自分で選んだってことなら自分も納得できますし、責任取ろうと思えるわけですな。
だから、結局のところは、自分を信じなさい、という話になるわけです。」

そのKさんが言う努力って言うんはどんなもんですかね?
努力して乗り越えるべきなんじゃ?という思いはなかなかぬぐい切れぬものがあるやしれませんぜ。

「確かに努力で乗り越えられるかもしれませんが、今までも散々努力をなさってきたのではないですかな。自分ではそう思えぬだけで。
それに、これからの道のり、そう、離婚したのちの人生でも努力が必要な場面は散々ありますでしょうに。
それに情に厚い女子は往々にして次もまたそれなりの男を捕まえる可能性も高いでの。今の旦那で取り残した課題はそちらでやれば済むことですからな。だから、そんな努力が足りんかったじゃの、悩む必要なんてないとわしは思うがな。」

じゃあ、Kさんは間違ってないってことですな。
これからどうしていけばいいんですかね?

「そりゃあ、もう、好きなようにすればよろしいがな。晴れて自由の身になるんじゃろ?そしたら、制限はなく、自分が喜ぶことを常に選択し続ければよいのだな。
もしかしたら、そういうことは人生初の体験かもしれんから、いきなりはうまくいかぬかもしれんがな。でも、本当に生きたい生き方をするのがいいと思うな。」

じゃあ、Kさんはそのまま行って大丈夫ってことですな?

「そうじゃそうじゃ。自分で決断なさったんだからそれでいいのですわ。
それよりもあんた、また女房を泣かせてるって噂を耳にしましたが、本当なのかね?」

あ、いや、それはまた今度ってことで、この人にご隠居の意見伝えなきゃいけないんで。ほなっ!

おあとがよろしいようで・・・。

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