何を隠してるの?~本当の問題って何?~


「元カレ」との問題だと思っていたら、実は「元ダンナ」、さらには「お父さん、お兄さん」との問題だった・・・なんてことが起きてます。

あるセミナーで、こんなカウンセリングをしたんですね。
Aさん(女性)の主訴としては「この間、8か月付き合った彼と別れてそのダメージが大きい」というもの。どうして別れたの?どんな彼だったの?って話をしていくうちになんとなく「あれ?」という気がしてきたんです。

執着の大きさ、恨みつらみの大きさ、罪悪感や葛藤、寂しさ、不安・・・

「なんか、元カレ、背負い過ぎてんな」

って感じでした。もちろん、元カレはそんなこと露ほども知らないはずですけど。

で、その前の彼は?って話を広げたんです。
Aさんの話よりもずっと大きな問題がそこにありそうだから。

彼女の話では数年、これといった彼氏はおらず、その前は結婚していたとのこと。
離婚理由は相手の女性問題やら何やらで1年くらいは揉めたそうです。

「これはまたデカいな」

だから、この時点では

「元カレは元旦那の分の荷物を背負ってる」

って思ってたんです。だから、彼女にはこの時、

「ほんとの問題は元カレよりも、元ダンナの方にあるかもしれまないですよ」

ってお伝えしていました。でも、さらにその奥にラスボスが控えてたんですね~。
このブログを良く読んでくださる方は「はははー、やっぱりね、あの人でしょ?」って分かると思います。

そう、「お父さま登場!!」なんですね。
そして、さらに「お兄さま、ご参戦!!」でした。

つまり、元カレは、元ダンナ+お父さま+お兄さまを背負っていたんですね。

「背負ってるって???」と思われますよね?

そう“濡れ衣”です。

よく「投影」の講座の時にこの話をします(恋のチューチュートレイン現象、参加された方、覚えていますよね?)
私たちは目の前の人にフェアに向き合うことって難しくて、過去の人を今の人に投影しながら人間関係を築いています。

だから、元カレの○○が気になる、とか、元カレの○○が許せない、とか、元カレが○○っていうのが信じられない、とか何とかってのは「元カレ」はもちろんそうかもしれないけれど、それに元ダンナやらお父さまやらの影が入ってしまってることが多いんですね。

だから、「8か月、そういう風に付き合って、こんだけダメージ受けるって考えにくいんだけどなあ」と私は感じたわけです。

実際、Aさんにまずは元ダンナとのことを処理しておきましょう!ってセラピーをしていきました。
シンプルな元ダンナと向き合い、手放すセッションだったと思います。
元ダンナ役の人を選んでもらって向き合うロールプレイセッションです。

続いて、お父さん。(お兄さんのことは時間の関係から割愛しました。)
全然、愛情を感じられなかったお父さんから愛情を受け取ることを目的にしたセッションです。
大粒の涙と共に感動的なセッションになりました。

そのセミナーの終了後、彼女に聞いたんです。
「元カレのこと、どう?」って。

彼女のセッションからは数時間過ぎていましたが、彼女、ずっとお父さんや元ダンナのことを考えてたそうで、元カレのことは全然忘れてたそうです。

「あ、忘れてる。どうでも良くなってる!」

20160206表面的な問題の影の本命君

表面的にある問題に私たちはとらわれがちなのですが、その問題に影響を与えている過去の似たような出来事が、よりその問題に拍車をかけていることって少なくないと思うんです。

そうすると「元カレのことなんてとっくに手放せているのに、過去の恋愛の痛みがまだ残っているので、元カレに執着しているように見えている」ことも多いのです。

人の心て奥深いものですね。

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