元彼を許せないほんとうの理由。


元彼を許せないほんとうの理由。

それは・・・自分が許せないから。

彼にひどい目に合わされて、被害者で、どうすることもできなかったとすれば、その彼への怒りや復讐心、恨み辛み、憎しみ等の感情はとても強く出てくるでしょう。
悲しみや惨めさなどの感情もてんこもり。

だとしても、あなたの心の中には
「そんな風にさせてしまった」
「そもそも自分がこんな風だからいけなかった」
「私だって悪い」
等の、強い自己攻撃があるのです。


例えば、失恋して半年以上経つのに「まだ彼を許せず、思い出しては怒りを感じてしまう」と言う方がいました。
確かに彼は他に女性がいたし、嘘を付いていたし、お金にもだらしない彼でした。

「そりゃあ、むかつくよね。思い切り怒ってもいいですよ」とお話していきました。
怒りを感じることだって大事ですから。

ところが、お話をしていくうちの彼女の口から自分を責める言葉が出てきたのでした。
「そんな彼を選んだのは自分。初めから分かっていた」
「あれ?おかしいな、と思うところがあっても何も言わなかったのは自分」
「そもそも私みたいな人間はそういう目にあって当然て思ってしまう」

まずは自己攻撃を辞めること。
それがカウンセリングの中でいつも提案していることの一つです。

彼女も自分への攻撃と彼への攻撃が交互にやってくるとおっしゃっていました。
そもそも自分のことが嫌いで責めているのです。
そして、それが彼に向かうときは彼に怒りを感じ、それが収まれば、再び、自分に向かってしまうのです。

そして、自分のことが許せない分、いつまでたっても彼のことが許せなくなります。

さて、その彼女には「彼、のことはひとまず置いておいて、私のことを見つめて行きましょう」と、自分自身と向き合う方向でカウンセリングを進めて行きました。
話題は家族のことや過去の恋愛のことなど多岐にわたりましたが、徐々に自分のことを許せるようになってきたんですね。
「前よりも今の自分の方が好きかもしれない」

そうしていくうちにカウンセリングの中でも元彼の話題は少なくなっていたのですが、あるとき、「元彼のこと、どう?」って聞いてみたんです。

すると彼女は「不思議とね、思い出すことも少なくなったんです。この間、彼の誕生日があったんですが、また感情が揺れるのかな、と思ってたのですが、意外と平然としていて。彼と付き合う女は大変だなあ、なんて目で見られるようになりました。」とお話ししてくれたのです。

そもそも「怒り」や「憎しみ」を感じるのも、自分の中にその種があるからなんですね。
その種が相手の態度や言葉に反応して怒りが出てくるのです。

そして、相手は変えられないわけですから、自分自身を変えるしかない、というのもまた本筋なんです。
(ただ、何度も言いますが、怒りなども大切な感情ですから、それを抑圧しないでくださいね!感じたら感じたままでOKなんです。)

だから、許せない彼がいたときは、振り返って自分自身と向き合っていきましょう。
まだ彼に対して未消化な感情が隠れていることがよくあります。
よく「元彼に対する手紙を書いてください」という宿題を出すのですが、お手紙を通じて彼への気持ちが整理されていくこともあります。

お役に立ちましたら幸いです。

ラブ・カウンセリング


関連記事