自分が思う自分と彼が見る自分のギャップを意識する。



以前、こんなクライアントさんがいらっしゃいました。
とてもアクティブな女性で仕事をバリバリこなす彼女。
ハキハキ物を言うし、積極的だし、上司に対しても物怖じしないし、仕事もできる“女性が憧れる女性”の見本のような方でした。

しかし、彼女恋愛がからっきしダメなんですね。
好きな人ができると恥ずかしくて何もできず、すっかり借りてきた猫状態になってしまうそう。
お会いしてた時は話の内容と目の前の姿のギャップが大きすぎて、なかなか信じられないくらいでした。


さて、彼女とデートした男性の気持ちになってみましょう。
ふだんの彼女もハキハキとした元気な女性です。知り合った頃はとてもアクティブで、きついくらいの物言いをする人で、とても自立的に見える女性です。
そんな女性と念願かなってデートが出来ました。
ところが彼女は会うなりあまり目を合わせてくれず、静かにしています。
具合でも悪いのかな?と思って聞いてみても、そんなことない、と素っ気なく答えます。
食事中も俯いていたり、上の空にようにみえたりします。

いつもとのギャップを知れば知るほど「ああ、僕には気が無いんだな」と思ってしまいます。
まさか「僕の前で恥ずかしくて自分を出せない」なんて思わないんです。

彼女のケースはちょっと極端かもしれません。
しかし、とても典型的なのでよくカウンセリングでもたとえ話に使っています(もちろん、ご本人からは許可をもらっています)。

ただ、彼女としてはバリバリ仕事をこなすのも、照れて彼の目を見れないのも「自然」な姿です。演じてるわけでも、無理してるわけでもありません。

それ故に、彼女は誤解を与えていることになかなか気付けないのです。

「仕事ではバリバリこなす彼女も、恋愛となると恥ずかしがり屋なんだな。かわいいな」と思ってくれる男性はよほど恋愛に長けた方か、彼女と長い付き合いの人だけではないでしょうか。

これ、恋愛がうまく行かない人が意外と持ってるパターンなんですね。

普段の自分、話し方、見た目、と中身のギャップ。
皆さんは気付いてますか?

しっかりしてそうに見えて、実はだらしない。
コワモテだけど、中身は優しい。
きつそうに見えて、大人しい。
積極的に見えて、実は消極的。
アクティブに見えて、実は受け身。

もし、そういうギャップがあるならば、相手に誤解を与えてるケースがあります。

まずはそれに気づくことが大切ですよね。
周りの友達に「私ってどんな風な恋愛しそう?付き合ってそう?」って聞いてみるといいです。
異性の友達に聞いてみるのもお勧めです。

もし、そこで出てきた話が自分の思いと違ってたら「ええ、そんなことないよ」と否定する前に、「そういう風に見えてるのか!」と素直に受け取ってみましょう。

できれば取材するつもりで聞いてみるといいですよ。
メモ帳片手にね。

そうして、ギャップを学んだら、次のデートの時に早速役立ててください。

「私、しっかりしてそうに見えるけど、全然そんなことないからね」
「私、実はすごく奥手なんだ。デートとか決められない方で。だから、お任せになっちゃうけどよろしくね」
「私、恋愛だと受け身になって、相手に合わせちゃうタイプなんだ。リードしてね」

もちろん、1回言っただけじゃダメですよ。何度も何度も伝えてください。
言うのは勇気要る!という方は、メールでもOKです。伝わればいいんですから。

そうして相手に自分を理解してもらえると、悲しい誤解や切ないすれ違いは減っていくでしょう。

自分を客観的に知ることってやはり大切ですよね。
参考になさってみてください。

ちなみに、その部分を直した方がいい、と言ってないことに注目してくださいね。
そのギャップも大切なキャラですから、直さなくてもうまく行きます。大丈夫です。

ちなみに私はよく無愛想、冷たそう、と言われます。
嫌われてるんじゃないか?って感じてる人も多いかもしれません。
が、私はとてもシャイなのです。そうは見えないかもしれませんがシャイなのです(笑)
ぶっきらぼうな時があってごめんなさいね。誤解が解けたら嬉しいです。

このパターンって恋愛だけでなく人間関係でよくすれ違う原因になります。
以前、心理学講座でも書いてみたので良かったらご覧ください。

595-1.人の評価の中で生きる方法(1)~自分が持っているものをちゃんと評価していますか?~
595-2.人の評価の中で生きる方法(2)~嫉妬や羨望を受け止める~
595-3.人の評価の中で生きる方法(3)~自覚を持って引き受けることは美しい~
595-4.人の評価の中で生きる方法(4)~自分の選択、そして、器を信じる~

あわせて読みたい