彼のことが忘れられない理由~子供時代に満たされなかったものを満たしてくれた~


もし、あなたが子供時代。一人ぼっちで寂しい思いをたくさんしたとします。
お父さんもお母さんも仕事で鍵っ子でした。
きょうだいも自分の世界を持っていて、一人ぼっちの時間が長かったんです。
もちろん、友達もいたけれど、一緒に遊んでいた友達も夕方になれば帰ってしまいます。
一人でとぼとぼ家に帰り、一人でテレビを見て、一人で遊ぶ。
そんなことが当たり前になっていました。

・・・。

そんな彼女が大人になって恋をしました。
とても優しい彼で、いつも一緒にいてくれます。
デートは家まで迎えに来て、送ってくれます。
もちろん、メールもマメにしてくれます。
とても居心地の良さを感じていました。


しかし、時間が経つにつれて合わないところ、不満に感じるところが増えてきて、ケンカをするようになりました。
彼は怒ると豹変して、普段の優しい彼とは真逆の彼になってしまうんです。

友達に相談すると、みんな別れを勧めます。
確かに彼女も彼と一緒にいると時々身の危険を感じることもありました。
しかし、彼と別れることもものすごく寂しく、辛いこと。
散々迷った挙句、別れを切り出しました。

・・・。

別れるまではなかなか大変でした。
何度も戻りそうになるのですが、結局、自分のために、と気持ちを強くして彼と連絡を絶ったんです。
しかし、その後、彼女は罪悪感はもちろん、不安や寂しさに襲われることが増えました。

そして、なかなか彼のことが忘れられないのです。
それどころか、彼のことを思い出しては涙する日々が何か月も続きました。
彼といても幸せになれない、ということは分かっているのですが、でも、なぜか、彼を求めるのです。

これはフィクションなのですが、同じような物語をよく耳にします。

私たちは無意識のうちに幼少期に満たされなかった感情を、恋愛を通じて満たそうとします。

子ども時代、寂しい思いをすれば、一緒にいて、その寂しさを満たそうとします。
退屈な思いをしていれば刺激を求め、
自分が必要でないかも、と不安を感じていれば、安心感を求めます。

そして、今回紹介した例のような“まさにうってつけ”の存在の彼ができると、私たちは幼少期の不足を解消しようと、強く執着してしまうものなのです。

だから、なかなか手放せない元彼の存在がある場合、そんな幼少期の“不満”を探ってみるとその理由が分かるかもしれません。

そして、本質はそっち(親子関係)にあることが分かれば、その彼を手放すこともやりやすくなります。

では、まずは子供時代、自分が不満だったことを正直に書き出してみましょう。
頭の中で思い浮かべるだけでなく、紙に書いたり、スマホに書いたりして、実際に、目に見える文字にしてみる方がずっと効果的です。

「お母さんにもっと話を聞いて欲しかった」
「お父さんにもっと一緒に居てほしかった」

こういう思いを書き出すのは、自立した人にとっては何となく屈辱的だったり、嫌な気分がしたりするかもしれません。
だとしたら、それはいいチャレンジになります。
“嫌な気分”とは心の傷を指し示すコンパスのようなものですから、ぜひ、そのまま続けてみてください。

また、全然記憶がなく、思い出せない、という場合もあるかもしれません。
何らかの事情で記憶に蓋をしてしまってることもあるかもしれません。
しかし、そういう場合も大丈夫です。
何かないかな?としばらく意識をそちらに向けておいてください。
しばらくたって(中には数週間~1か月後って方もいます)、そういえば!と浮かんだりします。

そうして、元彼をなかなか手放せない理由が親子関係にあると気付ければ、その元彼に対する意識も少しずつ変わっていきます。

その分、次の恋に進みやすくなるのです。

参考になりましたら幸いです。

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