実家好き好き病。


ラブ・カウンセリング

恋がうまく行かない理由や別れや離婚の原因のひとつに「実家好き好き病」というものがあるんです。

え?と思います?
それとも「ああ、分かるわあ」と誰かの顔を思い浮かべますか?

「結婚しても実家から徒歩10分以内に住む!」
そんな風に宣言されていた方もいました。
そこまで断言されなくても、「そうなったらいいなあ」と思う人はたくさんいます。

その理由は両親の介護のため、とか、病気がちな家族のため、というわけではなく、実家が居心地がいいからなんですよね。
もちろん、子どもができれば色々と手伝ってもらえるし、普段から生活面でのサポートも期待できます。
(実際、子育てはおじいちゃん、おばあちゃんのサポートがあるのが理想だと思います。)


しかし、それは大義名分で、本音のところは、まだまだ甘えたい、家から離れて生きて行く自信がない、何か夫婦で問題があったときに困る、等々の、“自立できない理由”であることも少なくないのです。

女性にもありますが、意外と男性にもあります。

結婚した奥様からこんな話を伺うこともあるんです。
「週末は旦那の実家で晩御飯を食べることが多いんです。実家にいると私のことは放っておかれて、お母さんやお姉さんとばかり話していたり、友達の家に遊びに行ったりしちゃうんです。」

彼女に聞いてみたんです。
「彼のこと、子どもっぽく見えることってありませんか?」

「あります。いつも感じます。」

実家と仲がいいというのは良いことですが、それが「大人同士の付き合い」ではなく、「親と子供」の関係のままですと、パートナーシップにコミットできません。

 #それを判別するのはどれくらい両親に“与えてるか?”ということです。
  話を聞いてあげる、ご飯をごちそうする、プレゼントをする、褒める、感謝する。
  また、してもらって当たり前と思うことがあればあるほど「親と子供」です。

あまり意識しないままにパートナーよりも実家(家族)を優先させてしまいます。
そして、パートナーに「親(お父さん、お母さん)」を求めてしまいます。

すなわち、お父さんがしてくれたみたいに優しくして欲しいし、お母さんみたいに話を聞いて欲しくなるのです。
それはパートナーを求めているのではなく、お父さん、お母さんの代わりを求めているんですね。

パートナーから「俺はお前のお母さんじゃない」と言われたことありませんか?
お母さんだったらこうしてくれるのに・・・と不満を感じたこと、ありませんか?

こうした関係性の中では知らないうちに問題が進行していきます。
パートナーの寂しさや嫉妬に気付かないからです。

自分は家族もいるし、パートナーもいるから寂しさはなく、逆に満たされ、幸せを感じています。
だから、何も問題が無いように思ってしまうのです。

しかし、パートナーの立場から見てみましょう。
とても寂しいと思いません?
自分の方はあまり向いてくれずに、いつも実家ばかりを気にしている。
自分の意見よりもお父さんやお母さんの意見ばかりを優先している。
実家に行っても気遣いもあまりなく、居場所がない。

そうすると、気持ちはあなたの元を離れやすくなります。
あなたが気付かないうちに。

適切な距離感を持つことが大切です。

・親離れ、子離れをして、お互いを大人として認め合い、そうした関係を築くこと。
・実家にお世話になるときはちゃんとパートナーに配慮したふるまいをすること。

そのために私がよく提案することは、先ほど触れたように「親に与えること」。
もちろん、今パートナーがいらっしゃらない方で「実家好き好き病」の方もぜひやってみてくださいね。

もうすぐクリスマスやお正月が来ます。

クリスマスにパーティをするのであれば、お正月におせちを作ったりするのであれば、ぜひ、あなたも積極的に協力してあげましょう。
そして、クリスマスプレゼント&お年玉。ぜひ、贈ってあげてください。
外食する際に「今日は私たちが出すから」とご馳走してあげてもいいでしょう。

そうして、「大人と子供」の関係を「大人と大人」に変えて行きます。

そして、両親にぜひ、手紙を書いてみてください。
感謝の手紙。
今までしてもらって嬉しかったこと、有難たかったこと。

それがお互いの関係性を一歩前進させるものになるのです。

参考になりましたら幸いです。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で心理カウンセラー根本裕幸をフォローしよう!

おすすめ関連記事