[164]岩男くんのことで悩んでいます。



<リクエスト>

岩男くんのことで悩んでいます。
彼は10年ぐらい同棲してた人と別れ、その後、つきあった人とは、そのコの母親に猛反対され別れ、、、もう誰も傷つけたくないし、それは自分が傷つきたくないのが一番、、な人です。

つきあって2年弱、ふたりの間が近くなると距離を置かれ、その距離の置き方が、どんどんエスカレートして、というか、すご~くキビシいものになってます。
最近、浮気したことが分かりました。。

レスだったし、どうしていいんか、なんか、自分が情けなくて。
近づき過ぎたのかなぁ。
どうしたらいいのでしょう?
私は彼に何ができるのか、分からなくなっちゃいました。

(midoriさん)


<根本からの回答>

「超女道」or「超おばか道」

midoriさんにそれほどまでに深く愛されて彼は幸せ者ですよね(^^)

岩男くんはたくさん心に傷を持っています。
そして、もう傷つきたくないから、心を開かないようにし、大切な人ほど遠ざける、そんな恋愛を繰り返します。
そして、そんな自分は酷い奴だと罪悪感を重ね、ますます好きな人を愛さないように努力してしまう、そんな切ない一面も持っています。
(浮気というのもそんなマインドが引き起こすものです)

彼にとっては、その同棲していた人、その次の子、痛みを重ね、重ねてきた方なんですよね。

どれくらい恋することが怖いか・・・分かりますよね。
どれくらい不安なのか、どれくらい好きになることが怖いのか・・・。

レスのお話。

岩男くんとレスのお話。セット商品かと思うくらいよく耳にするんです。

セックスって感情をオープンにする場。感情をすごく感じる場。
だから、岩男くんにとっては、とてもタブーな領域なんです。
だから、そもそもセックスは遠ざけたくなります。(ほんとは、好きなんですけどね・・・)

ちょっと手間がかかりますが、手は焼けますが、そんな彼の痛みを、まるで我が事のように感じてあげること。
それも一つの愛情表現です。

(自分の気持ちはひとまず横においても、彼を理解してあげようとする、ということですね)

岩男くんな彼に惚れるくらいですから、midoriさんはとっても情熱の女に違いありません。
情熱の女はやはり常に困難を求めます。難しい男が好きなんです。

だから、「あたしはそんな女やし、岩男くんを好きになったんやから、突き抜けるほか、しゃあないわな」といい意味での開き直りを目指すことが、一つ目のお勧めです。

これ、スナックやクラブのママみたいな表現方法なのですが、実は、自らの女性性を受け入れ、女性としての魅力を受け入れた方のみが感じられるエネルギーなんです。

すなわち、もし、このプロセスを生きるのであれば、自分自身の内面にある、豊かな女性性を受け入れていく勇気が必要です。

女性としての自分を愛する、女性としての自分を認めてあげる、ということ。
周りと比べるのではなく、自分自身の価値観を構築していくのが一番のお勧めなのです。

そして、二つ目のお勧めは・・・・・・超おばかになってしまうこと。
浮気されていたと知ったとき、どんな気持ちがしましたか?
どんな怖れ、不安、寂しさ、悔しさ、痛みを感じましたか?

浮気をされて、正当性を主張して彼を責めたとしても、彼の心は戻ってきません。
だとしたら、今までの自分の態度を反省し、よりよい自分に成長することの方が、遥かに意味のあることだと思うんです。
もちろん、それに年齢は関係ありません。

そうして、おばかな道を歩んでいくと、頭の中に、心の中に余裕が生まれます。
人に対して寛容になったり、話し相手になったり、安心を与えることができるようになるんです。

もちろん、彼のことも受け入れて愛してあげられます。

そして、この二つのプロセスを進んでいくと、彼をお母さんやお姉さんのような目で見てあげられるようになるんです。
よしよししてあげられると、彼は意外に懐いてきます。
寂しいわけで、辛いわけで、それを感じちゃいけないといい子にしてるわけですから。
もちろん、それですっかりお母さんになっちゃうのは問題ですけど(だから、女の部分は強調しておくのですが)、そうして彼を受け入れてあげると、彼にとっての安息の地になることができます。

もちろん、そのために大切なことはコミットメント。
そんな彼を愛することを選択し続けること。
その覚悟は必要なんですよね。
もし、それが辛ければ誰かに話を聞いてもらったり、仲間を募ってやっていきましょう。
それでもしんどいのならば、「ごめんなさい。私にはあなたを助けられませんでした。」と負けを認めて手放すことも愛ですね。

自分の心と向き合いつつ、選んで行きましょうね。

参考になれば幸いです。

=今日の一言《心に響くアファメーション》=

※それぞれのアファメーションはできれば10回以上繰り返し声に出して言って見てください。

【パートナーがいらっしゃる方へ】

「私は彼(彼女)をもっと深く愛します。」

【パートナーがいらっしゃらない方へ】

「私には女(男)です。」

男と女の心理学

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