ロックマン氏はなぜ「待つ男」になってしまうのか?そして、どうアプローチすればいいのか?



基本的にロックマン氏は感情が動くのを嫌がるので自分からは動かないものです。
もし動くとすれば目標が定まり、それを達成しようとするときです。
ただ、そういう彼と対峙するとどうしても他人軸になっちゃうんですよね。

冬休みはひたすら根本先生のYoutubeを隅から隅まで見ておりました。
自己探求も深まり、他己研究も深まりました。先生のおかげでとても有意義な冬休みを過ごせました。毎日ありがとうございます!

話題盛んなロックマン氏についてお尋ねさせてください。

先生の過去のブログのなかで「ロックマンゆえの『待つ男』」というような表記がありました。
これが、どうしてなのか?ブログや動画を漁っても漁っても探すことができませんでした。

ロックマンは、待つ男なのですか?
だからこそ、突撃部隊が突撃してしまうのでしょうか?(私みたいな)
(距離詰めさせろ!というこちらの牙を刺激されますよね・・・)

怒りとセックスで感情を解放するし、最初はガンガンアプローチ…が一応のデフォルトロックマン氏かと思いますが、なぜ待つ男になってしまうのでしょうか?

なんでもない友達のようなライトな関係ならば傷はつかないからグイグイいけるけれど、ロックマン氏に根っこの本当の自信はないから、ある程度親密になると傷つくから待つ方になってしまうのでしょうか?

・・・ということは、距離をとるほど、とらなければならないほど、傷つきそうな幅が大きい=大好き(を抑圧している)という解釈であっていますか?

とりたい距離の分だけ、大好き・・・?
それだけ傷つく=俺の心のなかに入ってきてしまっているのだよ・・・ということですよね?

そして、いつ、何が起きると、待つ男と化していってしまうのでしょうか?

ロックマン氏を待っている間、「ただの考えている時間」なのか「忙しいだけ」なのか「実はかわいい私からの連絡を待っている」のか「わけあって距離をとりたい」のか分かりません。

「待つ男」と素直に認識してしまうと、「あら♪照れちゃって!私からの熱烈なお誘いを待ってるのねん?自信がないのね!愛情をしっかり感じたいのでしょう?喜んでグイグイ行っちゃうわよお」と奮起してしまう(武闘派女子が立ち上がってしまう)ので、正しい「待つ男」の解釈を教えていただきたいです・・・!切実!

私自身、2年付き合って、おそらく超依存ならぬ超絶依存をふんだんに隠し持っているにおいがプンプンしまくりのロックマン彼氏に対して、グイグイで好転した機会もありましたし、反対に、反応の少ない彼のドアにノックとジャブをいれすぎて半ギレになられたこともあります(笑)

わたしも、待つ女になれるものならなりたいです!が、それは自分らしさからは遠のくので、彼をあの手この手で愛し依存を引き出してメロメロにさせてやる作戦にエネルギーを注ぎたいと思います!
(Yさん)

勇敢なる突撃部隊第108連隊長からの直々のご質問、誠に痛み入ります!
小官、不勉強の極みでは御座いますが誠心誠意回答させて頂く所存でございます!
拙い文面では御座いますがご高配頂けましたら幸いです!(敬礼)

まず、僭越ながら申し上げます。連隊長殿は大変ご熱心に勉強されているようで私ごときが訂正する箇所はございません!

>なんでもない友達のようなライトな関係ならば傷はつかないからグイグイいけるけれど、ロックマン氏に根っこの本当の自信はないから、ある程度親密になると傷つくから待つ方になってしまうのでしょうか?

Yes,sir!!

>・・・ということは、距離をとるほど、とらなければならないほど、傷つきそうな幅が大きい=大好き(を抑圧している)という解釈であっていますか?

Yes,sir!!

>とりたい距離の分だけ、大好き・・・?
>それだけ傷つく=俺の心のなかに入ってきてしまっているのだよ・・・ということですよね?

Yes,sir!!

以上でございます。
失礼いたします!!

ということで、この調子で全文綴れるほどの文章力がないものですから、ふだんの調子に戻させていただきます。

unko!!

さて、ロックマン氏を理解しようと思えば、まずは「自立の自立の心理」について理解する必要があるわけです。

Yさん、そして歴戦の武闘派女子のみなさまはもうご理解いただいていると思うのですが、復習のためにご一読いただければと思います。

ロックマン氏というのは「自立の上に自立をしている」というタイプでして、

〇基本、感情を抑圧し、ほぼ思考のみで生きている。

ゆえに、彼女との関係も「どうしたいか?」というよりも「どうすべきか?」という思考になっちゃうわけです。
そして、感情を抑圧しているので感じられる感情と言えば怒りと性欲に限られると言っても過言ではありません。

〇自立がゆえに、競争心がたいへんお強い。

何かと上に立ちたがりますが、自分に興味のない分野では無言(無視)を貫きます。

〇自立がゆえに相手や状況をコントロールしたい。

自分の思い通りにしたいんです。
それは自分が優位に立つ目的もありますし、感情が揺さぶられることを嫌うからです。

〇行動は基本「義務」に従っている。

「したいからする」ということは生理現象以外はなく、彼らの行動は「こうすべき」という義務感に支配されています。だから、彼女からのお願いもすべて「義務」としてとらえます。

〇目標に向かって邁進する性質を持つ。

思考的かつ義務的に行動する彼らにとって「目標」は生きる糧となります。
感情を抑圧しているため「目標達成のためには手段を択ばず」という人もいるほどです。

〇もちろん、それだけ自立し、感情を抑圧しなきゃいけないくらい傷を抱えてる。

だからまあ、情熱系武闘派女子のみなさまがヨダレを垂らすわけでして。

〇本来はガラスのハートの持ち主である。

論理ではやり込められるが感情面のトレーニングは長らくしておらず、かつ、傷を負っているため実はメンタルはあまり強くない。

〇中身は5歳児である。

幼少期から自立しているロックマン氏はその時点でマインドの成長を止めており、手の内で転がせるようになるとまるで5歳児のような言動を見せるようになる。

この辺は基本として押さえていただきたいところです。

その前提を元に

>怒りとセックスで感情を解放するし、最初はガンガンアプローチ…が一応のデフォルトロックマン氏かと思いますが、なぜ待つ男になってしまうのでしょうか?

というY連隊長からのご質問に答えていきたいと思います。

さて、すべてのロックマンがそうではなく、最初から「動かざること山の如し」というロックマン氏(つまり「待つ男」)も少なくありません。

武闘派女子にもいろいろあるように、ロックマン氏にもいろんな種類があるわけです。

最初からガンガンアプローチをしてくるロックマン氏というのは、表向き自信があり、「俺ってできるんだぞ!」という空気感を振りまいている“陽キャ”タイプでして、典型的なタイプは、ゴルフやサーフィンなどで焼いた浅黒い肌をしており、Tシャツに麻のジャケット、くるぶしまでの白パンに、ハイブランドのスニーカーを合わせる経営者ですね。

行った先々でみんなを楽しませ、自分も大いに笑い、キャバクラなどでは「楽しくて面白い太客」として認知されることもあるようです。

もちろん、趣味は筋トレであり、海外から取り寄せた質の良いプロテインを愛用されています。もちろん、香水のにおいを振りまいていらっしゃいます。

そういう男性って一見、ロックマン氏には見えないわけで、気に入った女性が現れると怒涛の勢いで口説きにかかり、「俺と付き合ったらこんないいことがあるぜ?」アピールをガンガンしてくるものです。

そして、そうした一方的なアプローチに加えて、物量作戦に出ることも多く、デートのたびにハイブランドをプレゼントしてくれたりするのです。

こういう方はよく港区、心斎橋、錦あたりに出没していると言われておりまして、筆者などもたまに行く西麻布の寿司屋にて幾度も遭遇したことがあります。

要するに「営業」が得意なゆえに、気に入った彼女を口説くのも「営業」なのですね。

余談になりますが、お互い営業職であるため、夜職の方との相性が抜群に良いものです。

ちなみに初めから待つ男になっているロックマン氏は、基本ダークスーツに白いYシャツ、青系のネクタイを好み、日々、ほとんど変わらないスーツ姿で仕事をこなしています。

どちらかというと職人気質であり、淡々と粛々と仕事に没頭し、職場の人たちとも基本、最低限の会話で、穏やかに接しています。

人付き合いもさほどせず、仕事が終われば付き合いなども避けて一人行動を基本とし、仮に家の近所の小料理屋に通っていたとしても「ああ、あの無口な人ねー」と認知されていることが多いでしょう。

日々、リズムを崩さず生活することを心がけており、「SEIKOの時計よりも時間に性格だ」という噂を流されることもあります。

ただ、めちゃくちゃ仕事ができ、頭もよく、場もわきまえていますから、「成熟した大人の男性」として魅力を感じてしまう女子も多いものでしょう。

「たまに見せてくれる笑顔がチャーミングなのー」とか言っちゃうんです。

なので、意地悪なカウンセラーは「え?毎日一緒にいてたまにしか笑顔を見せてくれない男で退屈しない?」というツッコミを入れてしまうわけですけどねえ。(ほんと性格悪い)

で、話を戻しまして、「最初はガンガンアプローチ」というロックマン氏は、「いい女を見つけた。彼女を是が非でも我が物にしたい。」という「目標設定」により、手段を選ばず彼女にアプローチを仕掛けるわけです。

その結果が「釣った魚には餌をやらん」になるのは当然のことでして、「はじめはその気じゃなかった彼女が彼の熱意によって陥落し、彼のことが好きになる頃には彼の気持ちは冷めている」という悲劇が生まれるわけです。

したがって、ロックマン氏が「待つ男」になる要因のひとつは「もう目標を達成したから」と言えるわけです。

(事務連絡)突撃部隊のみなさん。ここで武器に手をかけるのはまだ早いですー!108連隊のみなさん、構えたライフルを下ろしてくださーい!!

さて、ロックマン氏は「感情を乱されたくない」のです。

それは彼女を「かわいい」とか「いとおしい」とか「会いたい」とか「もっと一緒にいたい」と思うことも含まれます。

だから、それが前面に出ているタイプが「はじめから待つ男」なわけでして、自分を気に入ってくれる女子が現れたら動揺してしまい、シャッターを下ろしてなかったことにして、彼女の気持ちを無視してしまうわけです。

まあ、そういう難攻不落な状況だと自然発火してやる気になってしまうのが情熱系武闘派女子なのですけどね。

でも、なんだかんだ彼女のことが気になるものでして、ていうか、何なら好きまですらあるわけです。

が、自分から動けば感情が揺れ動いてしまうわけですから、それには抵抗があります。

だから、「待つ男」にならざるを得ないのですね。

まあ、そのときはたいへん葛藤されてると思います。

「会いたいけど自分から連絡を取るのは抵抗があるし、相手に気があるとか思われたら嫌だし、それは恥ずかしい。

そもそも会いたいと思ってる自分が許せない。

彼女には将来があるわけで、俺のような男と一緒にいるべきではない。」

そんな風に思考してしまうわけですし、中には「女のことでこんなに心を乱されるなんてまだまだ修行が足りん!」と彼女への気持ちを自ら断ち切ろうとする人もいます。

そもそも「こいつを落とす!」という目標に従って行動しているときは「恥ずかしさ」という感情もアドレナリンが分泌されて(?)全然感じないの、大きなバラの花束を持って待ち合わせの場所に現れたりするんですけど、本来はものすごく恥ずかしがり屋です。ほんとはお母さんの陰に隠れていたい人見知りな5歳児なわけです。

だから、その目標が達成されたり、お付き合いが始まって関係が落ち着いてきたり、ただ彼女のことが気になってるだけだったりだと、自分から動くのは恥ずかしすぎるんですね。

だから、結果的に「待つ男」になってしまうのです。

そこで彼女の方からお誘いがあると「うれしい」わけで、それでほいほい出かけていきます。

もちろん、会ったときに満面の笑みでうれしそうにするなんてことは自分に許せませんから、心頭滅却して無表情を貫きます。

LINEも「来たら返す」ことになるんですが、自分から連絡するのは「恥ずかしいし、何を言っていいか分からない」という状態なのですね。

それに、そうして彼女にアプローチさせたほうが自分が優位に立てると思いません?

彼女を自分の思い通りにできそうな気がしません?

そういうわけでロックマン氏は「待つ男」でもあるんですけど、もちろん、これは概論で、個別論もいろいろありますので、必要な場合は然るべき場所をご検討ください。

◎東京/大阪:ロックマン対策会議~ロックマン愛好家のみなさまがいかにして幸せになるかを会議する~
東京:1/13(月祝)12:00-17:00
東京:1/25(土)12:00-17:00
大阪:2/2(日)12:00-17:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/54372

◎セミナー動画:『野良猫男子ならびにロックマン氏の攻略方法を考える会。』

根本のセッション
お弟子を検索する!

となると次の疑問が当然湧きますよね?

>ロックマン氏を待っている間、「ただの考えている時間」なのか「忙しいだけ」なのか「実はかわいい私からの連絡を待っている」のか「わけあって距離をとりたい」のか分かりません。

これが難しい!だから、ぜひこちらへどうぞ!

◎東京/大阪:ロックマン対策会議~ロックマン愛好家のみなさまがいかにして幸せになるかを会議する~
東京:1/13(月祝)12:00-17:00
東京:1/25(土)12:00-17:00
大阪:2/2(日)12:00-17:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/54372

と言いたいところですが(もうすでに言っちゃってますが)、いや、実はその見極めはほんとうに難しいのです。

というのもたぶん「全部」だからです。

彼女との関係を考えているし、仕事は忙しくしているし、連絡待ちでもあるし、でも、距離を置いたほうがいいのかも、と考えているわけです。

で、ロックマン氏との恋愛が「いい女養成ハードトレ」である理由がここにあります。

「彼があたしに会いたいと思ってくれているならあたしは全然会いたい」

「彼が喜んでくれるなら、なんでもしてあげたい」

「彼があたしに興味ないなら、さっさと次に行きたい」

これ、全部、他人軸(彼軸)です。

彼の心理を読んで、自分の行動を決めようとするから、苦しいんです。

彼の気持ちは分からないし、はっきりしないから、どうしていいか分からなくなるんです。

でも、彼を傷つけたくないし、困らせたくないし、気を使わせたくないから、彼が喜ぶことをしてあげたいんです。

その葛藤が自分をどんどん他人軸にしてしまいます。

彼を喜ばせる自信があったとしても、彼の反応待ちになるからモヤモヤしちゃうし、イライラしちゃうし、突撃しちゃって彼のガラスのハートを粉々にしてしまったりするのです。

「自分軸」なんです。

私がどうしたいか?

だから、都度、それを訴えていくんです。

「この映画、気になるんだけど一緒に見に行ってくれない?」
「西天満に気になるお寿司屋さんがあるんだけど一人で行く勇気ないから連れて行ってくれない?」
「仕事のことで相談したいことがあるので時間とってもらえませんか?」
「まだ一緒にいたいからホテルに行きませんか?」

ここで重要なポイントは「彼は何かと義務で動いている」というところです。

「頼まれごとは義務」なのです。

だから、「仕方ねえなあ」と思ったら義務感で動いてくれます。

もちろん、義務感で動かれても彼女としては全然うれしくないのですが、そこで抜群のサービスをして喜ばせれば「来てよかった」と思わせられます。

思考的な彼ですから「結果」って大事なんですよね。
だから特にデートの際は別れ際は大事です。

難易度の高い魚を釣りに来てると思ってください。

どの餌に食いつくのか、どの竿が合うのか、水深何メートルまで落とせばいいのか。

ゴルフに例えてもいいですよ。

今の自分の魅力とスキルで勝負するんです。

だから、うまくいかなくて当然。うまく行ったらラッキー。

それで手を変え、品を変え、自分軸でアプローチしていくんです。

だから結局のところ「自分らしいアプローチ」で行くしかないと思うのですよね。
それを隠してテクニックを使ったってのちのちバレますから。

だからやっぱりロックマン氏との格闘は自分をとことん見つめなおさせてくれるし、もっといい女になるための養成所だと思うのですよ。

ということで、やっぱりコレね!笑

◎東京/大阪:ロックマン対策会議~ロックマン愛好家のみなさまがいかにして幸せになるかを会議する~
東京:1/13(月祝)12:00-17:00
東京:1/25(土)12:00-17:00
大阪:2/2(日)12:00-17:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/54372

根本のセッション
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◎自分らしい生き方を模索し、実践していくリトリートセミナーへようこそ!。
ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
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