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夫との関係改善はひとりで頑張る部分もあるかもしれないけれど、やはり夫抜きには語れないので、それなりにコミュニケーションが必要になるのですが、自立し過ぎた武闘派女子は良かれと思って自分ひとりで改善計画を練ってしまうので、結果的に夫氏との距離が開いてしまうってことも起こり得るのです。
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ざっくりの家族構成はこんな感じです。
実母はバリキャリシングルマザー、実父は女・金にだらしなく小学生の時離婚。
3人兄弟真ん中で長女。兄・妹がぐれる中、真面目優等生で母親を支えてきました。完璧なる武闘派女子です(笑)
結婚10年目の前後で2年間不倫されていました。当初から怪しいと思っており、何度も問いただしてもはぐらかされ、2年かけてやっと証拠を掴み、完全勝利を確信して子供3人連れて別居しました。
が、夫・家族への執着なのか(自分は母子家庭で家族というものに執着していたように思います)、結局2か月で別居解消・元へ戻り3か月経ちました。
別居を機に、いかに自分が夫に執着していたか、他人軸で生きていたか、思い知りました。結婚してからずっと辛く、幸せを感じられなかったのはこのせいだったのか!!と目からうろこでした(笑
)※ずっとダメな夫のせいでわたしは幸せになれないと思ってました…。
不倫中はモラハラがすごかった夫も、今は家族のために何かしようとゆう気持ちがあるように感じて、過去の辛かった出来事ではなく、今家族でいられる幸せに目を向けようと日々過ごしていたのですが・・・。
またここ最近夫の行動が目に余るようになり、不審に思い主人の周りを探るとマッチングアプリを使用し、やりとりしている履歴を発見。現状特定の女性がいるわけではないようですが、『探している』『求めている』とゆう事実に驚愕してしまいました。
夫とは結婚当初から価値観が合わず、正直一緒に居ても楽しくはありません。笑
絵にかいたようなダメな人で(思えば実父そっくりで、わたしは実母のような人生を歩んでいます)、何かにつけて逃げ癖があります。
女性に癒しを求めるタイプで、前回の不倫でもそうだったので、あー今も家庭の外に癒しを求めているんだなーと思ってしまいました。※ここでそれほどショックを受けないのはいい兆候でしょうか??
懲りずにアンダーグラウンドを求めてしまうのは、もう夫の問題ですよね。
ここでわたしにできることって、離婚せずに子供達が大きくなるまでは一緒に居ると決めた以上、どんなダメな夫でも受け入れ・愛し・癒しを感じられる場所を提供する、女を磨く、ことかな??と思うのですが…。※あくまでも自分が犠牲になっていると感じない範囲で!
これでいいのかいまいち自信がなく(笑)他にこうしたらいいよ!ってことがあればご助言いただければ幸いです。ネタとして取り上げていただけると嬉しいです。(ファンとして)(Kさん)
さすが筋金入りだけありますなあ(渋茶を啜りながら)。
よく理解されてますし、実践もされてますし、そのまま行きましょう!ってことで今日のネタを終わらせても良いかと思ったほどです(羊羹をかじりながら)。
「完全勝利を確信」という言葉はもうさすがですなあ(再び茶を啜りながら)。
ツッコミどころが満載なのですが笑、とりあえずひとつひとつ見ていくことにしましょうか。
同志のみなさまにも少なからず学びがあると思いますので。
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>ここでわたしにできることって、離婚せずに子供達が大きくなるまでは一緒に居ると決めた以上、どんなダメな夫でも受け入れ・愛し・癒しを感じられる場所を提供する、女を磨く、ことかな??と思うのですが…。※あくまでも自分が犠牲になっていると感じない範囲で!
そうね、犠牲にならない範囲で、というのはものすごく大事だと思います。
そして、「どんなダメな夫でも受け入れ・愛し・癒しを感じられる場所を提供する」というのは素晴らしい方針だと思いますし、まさにその通りだと思います。
ただ、意地悪なカウンセラー(もちろん筆者ではございません)は、こんな疑問を呈すると思うのですよね。
「それって苦しくない?大丈夫?」
「そんな夫のことが今も好きなの?」
「女としての幸せはそれでよい?女磨きの報酬って何?」
「もしそこで優しく話を聴いて受け入れてくれるジェントルマンが現れたらどうする?」
「夫を受け入れ愛するのは誰のため?家族で居続けたいから?女としての自分はそれで納得してる?」
「考え」はよいので、「思い」を聞かせてもらえたらと思います。
しかし、せっかく前向きに夫と向き合おうとしているのにこんなこと聞くなんて失礼ですよね!(もちろん筆者はそんなことはいたしません)
とはいえ、一緒にいても楽しくない人と家族だから、とか、子どもたちのために、とか考えて一緒にいるのはすでに「犠牲」じゃないかと思ってしまうフシもあり、ちょっと苦しいんじゃないかなあ?と思うものです。
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バリキャリな母とダメンズな父の間に生まれた中間子長女。兄・妹はぐれる中、優等生として真面目に生きてきたKさん。
この短い文字列を見るだけで筋金入り自立系武闘派女子の香りがぷんぷんしてくるわけです。笑
まるで母のような人生を歩んでる!という気づきはとても大きいのですが、それだけKさんは母に似ているのかもしれないし、心理的距離も近かったのかもしれません。
その母は離婚を選択されたわけですが、Kさんもやはりバリキャリ組ということでしょうか?
さて、両親もそうですし、Kさんご夫婦にも言えることですが、「バランスの法則」として夫婦関係を見ていきます。
強すぎる妻には当然弱すぎる夫がセットで付いてくるわけですし、自立系な妻には依存系な夫がよく似合う、ということです。
そのとき、夫は何を感じながら夫婦をやっているのか想像できるでしょうか?
妻には頭が上がらないですよね。
そうすると大人しく軍門に下るか、もしくは、キレてモラハラ夫になるか、あるいは他の女に逃げるか、などの選択肢が与えられます。
彼も大人ですから自分のしていること、自分の立場は理解しているはずですね。
とすると、何とも情けなく、惨めな日々を送ることになります。
これで収入まで妻の方が多ければ、ほんと立つ瀬がないと思ってしまうかもしれません。
となると・・・家は居心地悪いですよねー。居場所ないですよねー。なんか緊張しちゃいますよねー。罪悪感も無価値感もいっぱいになりますよねー。
そしたらやっぱ女に逃げたくなるのかもしれません。
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さて、そんな状況の中、頑張る妻が一生懸命家族を良くしようとさらに頑張るとしましょう。
夫氏はどんな気分になるでしょう?
>どんなダメな夫でも受け入れ・愛し・癒しを感じられる場所を提供する
という妻の思いを夫はどう受け止めるでしょう?
ますます逃げたくなるのが想像できるでしょうか?
もっと惨めさを感じてしまうと思いませんか?
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こういうところは夫氏のキャラによるところが大きくて、それを喜んでくれる素直な(ヒモ体質の)夫であれば問題ないのですけれど、そこで浮気に走る夫氏ということは、余計に家の居心地が悪くなるんじゃないかと推測しました。
これに合致するかどうかは性格や関係性によるのですけれど、私の経験上、けっこうあるあるだと思っているのでお話しました。
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さて、じゃあ、Kさんはどこに意識を向けていけばいいかといえば、「パートナーを師匠とする」というあり方です。
が、それはKさんのポリシーに反する!ということであれば未読スルーしていただいても構いません。
バリキャリの母も間違いなく武闘派でいらっしゃったと思いますが、その薫陶を受けたKさんも母に負けず劣らずの武闘派なのですな。
つまりは「自立しまくった女」の姿をモデルにして生きてきたわけです。
早くにその母の生き方に反旗を翻した妹さんは案外女子らしい生き方をしていると思うのですけれどどうなのでしょうか?
武闘派女子も筋金入りともなりますと「誰の助けも借りん。自分で何とかするのじゃ!」という決意を当たり前のように持つものです。
実はKさんが送って下さった文章にもその雰囲気が漂っています。
「※」のところとか、( )内のところとか。
たぶん、同じようなことを仕事でも人間関係でもしてしまっているのではないかと思うのです。
私はよくそんな武闘派女子に対して「両性具有」なんて表現しますし、夫婦関係においては「家に大黒柱は2本もいらんのじゃ!」と戦闘状態になることを知っています。
つまり、Kさんが自立して“完璧な”妻・母になればなるほど、夫の居場所はなくなり、「ぼくっていなくてもいいよね?」という立場に置かれるのです。
夫が妻を助ける、夫が家族を助ける、というシーンが皆無になるのですね。
あ、もちろんおっしゃいたいことも分かります!!
「えー、夫に頼んだってクオリティ超低いしー、結局、あたしがやんなきゃいけないわけー」ということですよね?ええ、よく分かります。
そして、おそらくKさんが用意される「どんなダメな夫でも受け入れ・愛し・癒しを感じられる場所」というのもたいへんハイクオリティなものであろうと思われます。
でも、それはふだん大衆酒場で呑んでるおじさんをいきなり三ツ星レストランに連れて行くような世界線かもしれません。
つまり、その場所というのは夫と同意の上で共同作業しながら創り上げていくものであって、Kさんの独断と偏見で創造するものではないのですね。
例えば、夫氏が会社から帰ってきたら妻がソファに寝そべりながらゲームをしており、「あ、ごめーん、今日は全然やる気なくて晩御飯ウーバーでいい?」とか言ってくれる家の方が彼にとっては居心地が良いのかもしれません。
まあ、この辺はだいぶ私の推測が入っているので正確なものではないかもしれませんし、お弟子にもKさんと似たような奴がいるので思い込みも入っているかもしれませんが、、自武女の間でよく話題になる「夫が入れるスキを作る=夫に助けさせてあげる」ということが大事なんじゃないかと思うのです。
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だからカギは「女性性」というところになるんですよね、やっぱり。
自立しすぎてるところを少し緩和させて、女性性にフォーカスしましょうか、と。
言い換えれば「自立を手放す」というプロセスに進みましょう、と。
この辺は今までの記事にも散々書いてきたのですでにご存知かと思いますし、取り組んでいらっしゃるかと思います。
以前より頑張らなくなったり、女であることを楽しめるようになったり、怠け者な部分を出せるようになったり、カウンセラーなどに弱みを吐けたり、仕事でも人に頼れるようになったりしてきてるかもしれませんね。
それはその方向でOKですので、そのまま続けてくださいませ。
その上でやっぱりひとつ気になるのは母との関係から来る「自立し過ぎた女子問題」ってやつでして、その辺をどう捉えていらっしゃるのかはぜひお伺いしたいところです。
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自分にとって何が大切なのか?
家族が大事、ということはよく分かります。
育った家庭が由来していることも理解できます。
どれくらい大事なのか?
他のことをさておいても大事にしたいものなのか?
という点がひとつ気になります。
また、母との関係において、母を反面教師にしているようなところがあるのか?
あるいは、母には敵わないと白旗を挙げているのか?
どれくらいKさんが母からの影響を受けているのか?
この辺も聞いてみたいところです。
さらに、女としての自分をどう扱っているのか?
そして、どう扱っていきたいのか?
例えば、先日もカウンセリングで「下の子どもが成人する10年後に離婚を考えている」という話を聴きまして、「じゃあ、これからの10年、女性としての自分はどうするつもり?」とお聞きしたらしばらく考え込まれていました。
家族のこと、子どものことなどを優先してしまうと自分、とりわけ「女の自分」を取り残してしまいやすいものです。
それはそれでいい、という価値観であれば問題ないのですが、そこも大切にしたいとなれば、やっぱりこの部分にも目を向けたほうがいいのです。
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そして、繰り返しになりますが「自立を手放す」という目標についても、まだまだできることはあるかもしれません。
お母さんは離婚したからひとりで頑張りましたが、まだ離婚に至ってないKさんは夫と協力できる余地はあるかもしれません。
ひとりで何とかすることをやめて、カウンセラーに相談するなり、リトリートセミナーに参加するなりを検討するのがまずはおススメかなあ、と思います。
◎オンライン:6/22(土)14:00-17:00 本気の手放しワーク・オンライン
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52830
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