ロックマン氏を追いかけてたのにハートがフルオープンな彼にあっさり落とされた結果、今度は自分がロックウーマンになっちまった件。



素直に素直に。かっこつけないかっこつけない。
今まではずっと攻撃力を磨いてきたのだけど、今は守備力が要求される場面になっておりまして、そりゃあ、いきなり苦手分野を突き付けられたらパニックにもなりますよね。
でも、それが今の自分なんだから隠してもしょうがないと思うのですよね。
そんな自分を素直に晒していくことが今の課題です。

根本せんせ
長年勝手にお世話になっております。
そして、いつも楽しくブログ読ませていただいています。

2年前、ヘラクレスオオカブトの鎧を身につけた、完全無欠のロックマンにすっかり心酔し、鎧の内側がチラチラとみえつつも、好きすぎて盲目になり、距離を見誤った結果シャッターを2度下ろされ、研究に研究を尽くしてきました。以前何度かブログにネタを載せて頂き、センセのありがたきお言葉をお守りや指針です。

要は自分の痛みを癒すことが、結果シャッターをあけ、幸せにつながるはず、と思い(込み)、せんせの本を買い漁り、動画を購入し、地元のカウンセリングを受け、感情を呼び起こし、自立を手放し、女性性を育み、苦しいながら螺旋階段を登るように少しずつ良い方に向かっている感覚を感じつつ、心では彼を追いかけまくっていましたところ、なんと先々週ハートフルオープンな男性と縁があり、あまりに楽で、惹かれてしまいお付き合いすることになりました。

しかしながら、めちゃくちゃフルオープンな人は長らく一番避けてきた人種で、そんな人がぐんぐん近い位置にきますため、自分が不安定になりつつあります。
自分のロックウーマン度を自覚せざるを得ず。怖くてガクブルです。ここ数年のロックマンとのガチ勝負が完全に板についてしまい。

私はコミュ障っぷりを遺憾なく発揮しており…泣けてきます。どうしたものか、と、久しぶりにネタ提供です。

彼とは結婚する気がします。ドキドキは少ないけど安心感が半端なくて、一緒に生活していくにはとても素敵な人だと思っています。(せんせに、あんた、そんなで満足か?と言われそうですが…。)
自己充足開発の効果か、刺激を恋愛でもとめなくてもよくなりました。今のところ。
だからこそ、このまだ残るロックウーマンな自分が、彼とのコミュニケーションを阻んでおり、いやなのです。それを上達させるコツ、さらにマインドセットをご教示いただけると、ありがたいです。

今は彼に受け止めてもらいながら、不安とか怖さとか、の海にただよっております。

秋の夜長にネタにしていただければ幸いです。
(Aさん)

このところ大阪も夜はずいぶんと涼しくなりまして窓を開けたままですと少々寒さを覚えることも増えて参りました。先週まではTシャツ短パンにて過ごしておりましたがそろそろ長袖に腕を通す時期が来たようでございます。皆様におかれましても季節の変わり目、このところは「秋がない」と言われておりますので急に冷えたり致します。どうぞご自愛くださいますよう。

そんなこんなでロックマン氏や野良猫男子を捕獲するためにうぉりゃー!!と気合一発、自分の内面をごりごりに掘り下げてるうちに「あら?こんなところにヘラクレスオオカブトが?」的な出会いをされる方もよくいらっしゃるようです。

しかし、それで幸せになりゃあいいんですけどね。ほら、彼女たちは筋金入りの武闘派女子じゃねえですか。そんな楽で安心できる恋で満足できるか?っつー話でしてね。ドキドキがねぇの、刺激が少ねぇだの、なんだかつまんねーだの言い出すわけですよ。ほんとに困ったもんでねぇ。で、そっちは問題ねぇってことになりゃ、今度は自分の方が問題児になるってもんでね。親密感への怖れは出てくるわ、悪い虫は動き出すわ、結局、なんやかんや問題抱えるのが好きなんでしょうな。

>自己充足開発の効果か、刺激を恋愛でもとめなくてもよくなりました。今のところ。

というのは素晴らしい!の一言でして、これでめでたくそのフルオープンな彼と結婚までたどり着けそうですな。おめでとうございます!

で、

>しかしながら、めちゃくちゃフルオープンな人は長らく一番避けてきた人種で、そんな人がぐんぐん近い位置にきますため、自分が不安定になりつつあります。

そんなフルオープンな彼に見初められたんだったらそうなりますわなあ。
まさに自らの親密感への怖れが爆発しそうですやん?

ってことはこのセミナーが役立つってもんですな。笑

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>私はコミュ障っぷりを遺憾なく発揮しており…泣けてきます。どうしたものか、と、久しぶりにネタ提供です。

長年、ロックマン氏に挑んで来られたじゃないですか。
だから、Aさんの体や心が「ロックマン仕様」に設定されちまってることは自覚があろうかと思います。

言い換えれば「追いかける恋」をしてきたじゃないですか。
つまりなんだかんだYさんが「先手」だったわけです。

しかしハートがフルオープンな彼ってのはむしろ自分のペースでAさんに近付いてきちゃうわけじゃないですか。

いわば今までは攻撃力をひたすら磨いてきたのに、今は防御力が試されるって感じになっちゃってるわけですね。

しまった!そっちは対策してなかった!ってことでどうしたらいいのか分かんなくなるのも無理はないんです。

とある常連様も似たような経験をされました。

「ついに彼氏ができたぞ!」と事前に報告があったので、これは長年追いかけてた野良ックマンをいよいよ落としたのか、めでたい!と思っていたら、なんと職場の後輩君に逆に落とされちゃったようで、「マジ、ヤバい。ほんまヤバい。彼氏が欲しくてせんせーのカウンセリング受けてたのにいざできたらほんま逃げたい。どうしよ?」とおっしゃってまして、いやあ、私としては笑いが止まらんくなりそうで、必死に耐えておりましたよ。

「まっすぐ目を見てかわいいとか好きだとか言ってくるんです。そんなの恥ずかしいじゃないっすか。だからフリーズしちゃうんだけど、そうすると彼は少し悲しそうな表情になって、まだ僕のことはそんなに好きじゃないのかな?とか言うんですよ。そうじゃない!って声を大にして言いたいのにちっちゃい声しか出なくて。しかも、そんなピュアな彼を見てると自分がめっちゃ汚れた女のように思えてきて辛いんですよ。けど、別れたくないんですよ」

もちろん偉大なる根本先生の回答は「確かにあんたは汚れだけどな。叩かんでも埃しか出んもんな。」でして、そこで「は?表出ろや」とか言い出すかと思いきや、「そうなんですよ。あたし汚れなんですよ。彼とは釣り合わないんですよ。」とか言い出したので、これはけっこう重症やん、と思ったものです。

毎日ちゃんと愛情を言葉で伝えてくれるんですって。
LINEもけっこう早く帰ってくるんですって。
会うとすごく大切にしてくれるんですって。
仕事もお金の管理もちゃんとしてるんですって。
エッチは満足とは言わないけど伸びしろを感じるからいいんですって。

ねー、良かったじゃん。

ということで、彼女には「いよいよ女性性じゃ。受け取るんじゃ。サレンダーじゃ!」というテーマを掲げましてとりあえず「ありがとうを口癖にする」というところから始めました。

そして、「そ、そ、それだけはご勘弁を」と懇願されましたが、その声は無視して「夜は3回に1回はマグロになれ」という指令を出しておきました。

そう、責める側だと口数が多いのに、受け取る側だと途端に無口になっちゃうんですよね。

彼を喜ばせる言葉はたくさん知っているのに、彼が自分を喜ばせようとしてくれる言葉は辞書にないので「パードゥン?」ってなっちゃうんですよね。

今までは彼と会うにもあれこれ策を練り、どうしたらハートをこじ開けられるかを研究し、ときには後先考えずに飛び込むことだってできてたのは、自分が自由に動けたからなんですよね。

それが今度は向こうも動くっていうか、むしろ積極的に動いてくるので、Aさんとしては慣れない防御に回っちゃうのです。

「受け取り下手」になっちゃってたんです。

追いかける側、特にその相手がロックマン氏だとすると、ロクな愛情表現もないじゃないですか。

頭で分かっていても、やっぱ寂しいし、辛いと思うのです。

そうするといつしか彼からの愛情表現を期待しなくなるんです。

それは期待を手放した部分もあれど、ほんとは欲しいけどくれないから、という理由でガマンしてるところもあるんです。

そうすると「愛される」だの「まっすぐ近づいてくる」だの「大切にされる」だのはもちろん、「素直に気持ちを伝えられる」とか「あれこれツッコまれる」などは“想定外のできごと”になっちゃって、パニックに陥るわけです。

だから、思い切り戦略の見直しが求められてるのが今のAさんなわけです。

先ほどの常連様もそうなんですけど、少々パニック状態なので、そういうときこそ藁をも掴む状態になりまして、墓穴を掘りまくることがありますから気を付けたいところです。一番多い墓穴は「自爆」ですな。

で、感情的コミュニケーションの基本は「素直に気持ちを表す」ということです。

これ、当分の間は座右の銘にしていただき、スマホの待ち受けにしといて頂きたいものです。

「素直に気持ちを表す」というのは「フリーズしてる」「キョドってる」「どうしていいか分からずパニックになってる」「ものすごく恥ずかしい」「逃げ出したい」等々の自分をまずは許すということです。

だってそれが今の自分なんだからしょうがないじゃん!(←自己肯定感をあげる魔法の言葉)

つまり、恥ずかしがってる自分をそのまんま彼に見せる、ということです。

ここで「うまくやろうとする」なんて意識が働くとかえって誤解を招きますから要注意です。

また、彼との関係を大事にしようとし過ぎて知らず知らず「我慢モード」に移行するリスクもありますから、そこにも注意です。

彼がハートフルオープンならば、こっちも「今できる範囲で」ハートをオープンにしていくのです。

つまり、「ハートが開けない自分を彼に見せる」で良いのです。

そして、そんな姿を彼に「かわいい」と言われるくらいでちょうど良いのです。

もちろん、そんなことを言われたら屈辱的かもしれませんけど、でも、それが今の自分なんだからしょうがないじゃないですか。

だから、たぶん今のAさんの課題は「恥ずかしさ」と向き合うことです。

まあ、野球などに例えれば「今までバッティングをずっと頑張ってきたけど、今度は守備を頑張ろうね」という感じですから、いきなりうまくできなくても何ら問題はありません。

つまりは、

>今は彼に受け止めてもらいながら、不安とか怖さとか、の海にただよっております。

これで100点満点なのです。

ちょいと「彼に委ねる」という感覚をイメージしてみましょうか。

体を寄せるでもいいし、心を預ける感じでも構いません。

そのとき「怖い」という感覚が来るかもしれないし、「恥ずかしい」となるかもしれません。

心地よかったり、安心したりする気持ちもあるけれど、それだけじゃないと思うのですよね。

自分の足で立とうとしたり、力が抜けなかったり。

でも、そんな自分の気持ちや状態に反発しても意味がありませんから、そのまんまにしておきます。

素直に、素直に。

そして、そのまんまの、今のあるがままの自分を出そうとしていきます。

「気持ち」を言葉にしてみるのもいいでしょう。

怖い、恥ずかしいだけでなく、不安もあれば、罪悪感もあるでしょう。
葛藤もいろいろ出てくるでしょうし、喜びや嬉しさもあるでしょう。

そのまんまの気持ちを認めていくのですね。

そうしてただただ今の自分の気持ちを受容していくと不思議と安心感がやってきて力が抜けていくものです。

これはイメージを使ってやるほうが彼の反応を気にしなくていいのでより体感できると思います。

セッションとかでは素直な気持ちをひとつひとつ丁寧に表現していくってことを同時にやっていくものです。

そうすることで「今の自分をそのまま晒す=今の自分を受容する」ということができるようになりますから、それができれば今の彼との関係はだいぶ安定してくると思います。

ロックマンと相対するにはこちらもそれなりの鎧と矛が必要になるわけですが、そうじゃない彼と出会ったからにはまずは「無意識に鎧を着ようとしてしまう自分」を彼に委ねるところからがスタートです。

素直に、素直に。

かっこつけない、かっこつけない。

ありのまま、ありのまま。

それでいいんです。

そうすると今までロックマンに対して準備してきたことがだんだん活かせるようになっていきます。

要するに与えるモードになればAさんなどは最強の部類に入るほど鍛えられているわけですから、そこで彼を喜ばせてあげることもできるのです。

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ロックマン氏を追いかけてたのにハートがフルオープンな彼にあっさり落とされた結果、今度は自分がロックウーマンになっちまった件。


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