元カレのことは気にならなくなったけど新しい恋がやっぱりダメなんです（号泣）

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元カレのことを手放せたのはいいんだけど、その恋の後遺症がまだ残っているのかもしれないよね？というお話です。
なんでそんなに怖いのか？キモいのか？を考えてみたいですし、何なら大風呂敷を広げて過去の恋愛とか家族関係にも踏み込んでみて「何が引っ掛かってるのか？」を見つけ出したいですね。

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根本さん、こんにちは。
月曜日の朝から階段から滑り落ちて怪我をし会社を休むことになり、「労災だし、せっかくだから一週間休んで完治させてしまえ！」と、潔く鎧を脱いで全力で寛ぎまくってる自立系武闘派女子の私です。（※先日受講したマミコさんのゆる思考のススメの講座効果かもしれません！ありがとうございます！）

最近の悩みを聞いていただきたく、ご連絡しました。
ロックマンとの失恋から一年半が経過し、「もう彼との未来は彼の気持ちも伴うものだし、なるようにしかならん。考えても無駄。」と手放しが進みました。
職場で見かけても感情が動きません。

ただ…新しい恋がやっぱりダメです（号泣）。
アプリに登録してウキウキで始め、やり取りしますが、一日の継続が限界です。
次の日に「今日はお仕事ですか？」などと追い連絡が来ようものなら、猛ダッシュで逃げたくなります。今もまだ初めて三日目なのに退会したくて仕方ありません…。

彼氏欲しい！好きな人欲しい！　なのに、近づかれたり、いざ相手から気に入られると、脂こってりのラーメンを食べた後みたいに「もう暫くいいです…」と心の拒絶反応が出ます。

もうどうしたらいいでしょうか。
切実に悩んでおります。何を解決したら進めますか？根本先生、教えてください！
（Ｙさん）

もうしばらくいいと思ってもまた食べたくなっちゃうのがこってり系ラーメンなんですよねー。やっぱり家系派ですか？それとも二郎系ですか？私もかつては天一のこってりが無性に食べたくなって通っていた時期がありましたねー。

ということで、階段から落ちてゆるゆる休んでいらっしゃるようでよかったです。
ちなみに階段の方は無事でしたでしょうか？そっちの損害も会社が負担してくれるのかなあ？

ぜひともマミコに御礼を言うといてください。

・・・ていうか、こういう「事件」が起こらないとなかなか自分の変化成長に気付きにくいものですよね。鎧を脱げてほんとよかったっす。

さて、肝心の新しい男ができない件ですけれど、なんで逃げたくなるんでしょう？？

怖くなるの？
キモいの？

ウキウキしてるのはいいんですけどいざとなればビビっちまうんでしょうか？

そのとき何を思い出しているのかなあ？
また苦しい恋愛になるんじゃねえか？
また裏切られるんじゃないか？
また嫌われるんじゃないか？
また追いかけなきゃいけないんじゃないか？
またダメになるんじゃないか？

私たちは「過去の経験」という記憶を持っているので、似たような状況になるとそれを思い出しちゃうものです。

そして、それが「痛い」ものだったら、二度とそんな思いはしたくないですから避けて通りたくなったり、全力で逃げたくなったりするものですよね。そういうわけで武闘派女子の皆さんの逃げ足はウサイン・ボルトより早いと言われるわけです。

なぜ心がそんなにも拒絶反応を示すんでしょうか？

その問いの答えははっきり言えば「まだまだ生々しい痛みが残っている」からです。

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失恋に限らず、離婚でも解雇でも絶縁でもそうですが、その痛みは２種類に分けられるんです。

１つめはその彼を失ったことによる痛み。
２つめはその恋を失ったことによる痛み。

え？同じじゃないの？と思われるかもしれませんけど、実はこれ、全然違うものです。

１つめの場合は「彼」に執着します。
分かりやすく言えば「彼じゃなきゃダメ」「彼以上の人はいない」というものですね。

それで「手放し」なんかを進めていくとＹさんが体験されたように「職場で見かけても感情が動きません。」という状態になります。

そうすると「じゃあ、次の恋に進もうぜ！」という気分になるんですけれど、この２つめの痛みがそこで顔を覗かせるんです。そして、たいていの場合、こっちの方がめんどくさいんです。

「あんなに頑張ったのにうまく行かなかったからもう疲れちゃった。もうあんなに頑張れないし、頑張れる気もしないし、そういう恋はイヤだ。」

「ちゃんと向き合ってきたつもりだけど彼はいつも逃げてたから他の男もそうなんかな？もう男を信じられる気がしない。」

「彼のことを好きでいる間、ずーっと苦しかった。幸せなときもあったけどしんどい時間の方が長かった。また恋をしたらあんな苦しみを味わうことになるのかな？」

「すっごく幸せだったのにあんなにあっさり崩れちゃってそれが信じられない。またそんなことになるんだったらもう誰のことも好きにならなくてもいい。」

「結局あたしは選ばれない。一生懸命尽くしても他の女のところに行くんだから所詮あたしはその程度の女なんだ。」

「あたしの魅力って何だろう？一緒にいて相手のひとは幸せなのかな？何も与えられるような気がしないし、むしろ奪っちゃってるような気がするからあたしは恋をしない方がいいのかもしれない。」

「いつも自分ばっかり頑張ってて相手は全然ふつうに過ごしててそれがムカつくし虚しいし悲しい。もっとあたしのことをちゃんと見てくれる人がいいんだけどそんな人がいるとは思えない。」

まあ、そういう感じのものです。

それは「元カレ」が作り出したものかもしれないけれど、それが「恋」のイメージになってしまってるわけですね。

だから、「恋」をすると元カレとの間で自分が感じていた気持ちが蘇ってきてまた苦しくなるんです。だから、それを回避するためには「恋をしない」という選択をすることになるんです。

そして、心の世界には「時間」という概念はありませんので、１年半経とうが１０年経とうがあんまり関係ないんです。

確かに「時間薬」というのもあり、心にも自然治癒力があるので時間が経てば自然と気持ちが整理されることもあるんですけど、やはり強いトラウマになってるできごとだとやはり「１年半経つのにまだ引きずってる」みたいなことになるんです。

そして、その傷口の生々しさはＹさんの言葉を借りれば「こってりラーメンのこってり度」で何となく分かります。あ、つまりは拒絶反応の強さですね。

それが強いってことはそれくらいまだまだ痛みがあるってことなんです。

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この辺は私たちの「意識」と「潜在意識」で思ってることが違うというケースでして、これはどんなことに対しても言えるものです。

「成功したいけどできない」「豊かになりたいけどそうなれない」みたいな場合もそうですね。

なので、Ｙさんの場合も「恋愛そのものに対するイメージ」とか「男性に対するイメージ」を改めて見つめ直してみる必要があるでしょうし、そこに傷があるならば癒していくことが次の恋に踏み出せる秘訣になるわけです。

そういうカウンセリングをする場合、そのロックマン氏との関係だけでなく、それ以前の恋愛、そして、家族関係にまで話を広げていくものです。

よく「棚卸し」ということをやるんですけど、そうして過去の男遍歴を並べてみると
・繰り返し起きてるできごと（パターン）
・恋愛の形が変わったきっかけになった人
などが見えてきたりします。

そうすると「どっちかっていうと元カレよりも２３歳のときに付き合ってた彼とのことが未だに影響が大きいみたいね」とか「お父さんとの関係から元々男性不信みたいなのがあって、それで恋愛に対して逃げ腰になりやすかったみたいね」とか「いつも言われて付き合ってそれで自分が好きになって、その頃には彼の熱が冷めてるってことが繰り返されてるよね」みたいなことが見えてくるものです。

じゃあ、「その時の彼と向き合ってみましょう」とか「家族に対する感情を整理していきましょう」というアプローチをしていきます。

またそうした話を通じて「あんたにはこんな魅力があるんだけどそれを全然受け入れられてないみたいね」とか「あまりに自分のことを低く扱いすぎてるから客観的に見ると付き合ってきた男たちと釣り合いが取れてないんだよね」とか「なんかいつも罪悪感まみれの恋をすることが癖になってるよね」みたいなこともカウンセラー目線で見えてきます。

そうした新たなテーマと向き合うことにしていくわけです。

＊セミナー動画：「自立系武闘派女子のための恋愛講座～過去の恋を清算する、棚卸しと手放しセッション！～」

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例えば、とある１ＤＡＹセミナーで「異性と向き合う」なんてセッションをしました。
会場にいる男性を３名選んでもらって、その３名の人に見つめられるんです。

え？キモい？笑

そして、その３名の中から一番マシなのを１人選んでもらって、その人と近づくワークをしました。

え？むり？笑

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ちなみにそのセミナーに参加された方の感想がアップされてますので見ていただくと良いのですが、特に３番目のＭさんの感想がそのセッションについてです。

（セミナーご感想）大阪開催「問題解決のための１DAYセミナー」のご感想をご紹介！！

なお「自分もこんな体験をしたい！」と思ったらよりディープになる３日間のリトリートセミナーへどうぞ！

◎5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂～ゴールデンウイークに人生を変える旅に出てみませんか？～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/48425

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そうすると自分ではもう大丈夫！次の恋に行く！と思っているけどものすごい抵抗が出てきて表情がこわばってしまったり、怒りが出てきたり、逃げたくなったりするんです。

そこで気付かされるわけです。

「あ、まだ自分は準備ができていないんだ」と。

これが「意識」と「潜在意識」のギャップなんですよね。

意識（顕在意識）では「大丈夫」と思っていても、潜在意識では「まだまだむり」と思ってるという風に。

その１ＤＡＹセミナーでのセッションでは「ゆっくり男性から近づいてもらい、その抵抗を乗り越えてつながる」というアプローチを取り、潜在意識に「男性と近づいても大丈夫。安全。心配ない。」という感覚をインストールすることにしましたが、そこは手が広くて、過去の痛みを癒してもいいし、両親を手放してもいいし、自己肯定感をあげるアプローチをしてもいいし、様々なチョイスができます。

こうした１ＤＡＹやリトリートのセッションではそういう手が広いときに「Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄと４つのアプローチがあるんですけどどれがいいですか？」なんてお聞きすることにしています。

だから、Ｙさんにもいろいろと質問をしていきたいわけです。

「そのロックマン氏の前は間が空いてたの？それとも比較的途切れず彼氏がいたの？」
「その彼とはどうして付き合うことになったの？向こうから？それともＹさんが押し倒したの？」
「元々男を好きになりにくいとかある？」
「好きな人からは選ばれず、好きじゃない人とばかり付き合ってきたとかある？」
「そもそも家族関係ってどうなの？両親はどんな人？きょうだいはいる？」
「元々女として自信がないとこってある？自信を付けるために今なにか取り組んでることってある？」
「その彼との恋って今から思えばどうだったの？何がしんどかった？」

私の場合はさらに話を広げていくことも少なくありません。

仕事とか趣味とか友達関係とか。

私はけっこう大風呂敷を広げて全体像を把握したいので、恋愛の相談でも仕事について知りたいし、仕事の相談でも恋愛について知っておきたいんですね。

そうすると「ああ、結局さ、恋愛よりも母を優先しちゃってるよね？」とか「男は裏切るけど仕事は裏切らんみたいに思ってない？」とか「どっちかというと推し活の方が楽しいみたいねー。男ができたら推しのライブ行けなくなるけどそれでいいの？」とか「ああ、もしかしてブラコンなのかもなあ。」とか「いつもあれこれ考えすぎる癖があるみたいだよね。恋愛って頭でするものじゃないからいつも戸惑っちゃうんじゃないかな？」等々いろいろと見えてくるでしょ？

恋愛もライフワークの一部なので、Ｙさんの人生そのものを見渡して次の一手を考えたいんですよね。

だいぶ話が広がっちゃいましたが私のカウンセリングってだいたいそういう風に進んでいきます。

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で、結局はカウンセリング受けたり、リトリートに参加して見なよ！という提案になるんですけど（苦笑）、今日の話でどこかピンと来るものがあれば、自分なりにそこと向き合ってみるのもありです。

元カレとの恋の後始末をしてもいいし、家族関係を見つめ直してもいいし。

ただ、もしそういう場を利用する気があるんだったら、そういうややこしいことはその場で扱うとして、日常生活はできるだけ「気分が良くなること」をやることをお勧めしてます。

先日もリトリートに参加する予定のとある方が「なんか悩むことが出てきても『こんどのリトリートで扱ってもらえばいいから』と思えて落ち込むことがなくなったんですよー」とお話されてました。そういう風に思えたらめっちゃいいですよね。

だからＹさんもとりあえず「ふだんの生活は自分のご機嫌をとることに意識を向けよう」と思っていただけたら良いです。

そうすると自己肯定感もぐいーんと上がっていくので気が付けばその傷が癒されてたなんてことも実際よくあることです。

ということでここまで読み進めてくださった皆さん、リトリートセミナーに申し込むか、もしくは、自分のご機嫌がよくなることを何か１つやってみてください。笑

◎慢性的な問題と向き合う。自分の人生を変える３日間へようこそ！

5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂～ゴールデンウイークに人生を変える旅に出てみませんか？～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/48425

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