怖れが強いと慎重になりすぎて完璧主義に陥るので、石橋を叩きすぎて割っちまう事件を起こしちゃうんですよね。



怖れは悪い感情ではないのですが、それが強すぎることで慎重になり、また、完璧主義になるので重箱の隅を突くようにネガティブな要素を見つけ出し、不信感や疑いを作って関係性を壊しちゃうことがよくあるものです。
その怖れを掘り下げていくことで、何がそうさせているのかを突き止めることが役立ちます。

こんにちは。
いつも楽しく拝読させていただいています。ありがとうございます^ ^
ご相談させていただきたく、今回初めてのネタ提供です。よろしくお願いいたします。

私は結婚歴なし、子なしのアラフォーです。
素敵な人に出会いたくマッチングアプリで活動した結果、気になる男性から交際を申し込まれ、何度かデートをし、付き合ってみようかな…と思う段階で、モヤモヤ違和感が浮上してきました。

彼の言った言葉が気になる…例えば「前に言ってたことと違くない?あれは嘘?」とか。
彼の行動が理解できない…例えば「好きな人に対してそういうことをする?好きって本当?」など。

決して私を傷つけるようなことではないのですが、その違和感で不信になってしまいます。
(私は付き合うまでは、警戒心が強く、細かい性格です)

気になっていることを彼に伝え、話を聴いてみたのですが、やっぱり嘘をついていたとか、彼の好きな気持ちは本当だけど、付き合っても合わなそうだな…と感じる結果に。 

彼のことが好きだから付き合いたい!と思う気持ちと、でもやっぱり違和感は無視できないし…という思いを散々考えた後、付き合わないと決める!
ということが、この一年で3回連続ありました。

付き合わなかったことに後悔はないのですが、毎度残念でショックです。
私の違和感や直感はいつも当たっています。
でもそれを知らなければ、いい関係を築けたかもしれないのに…と思います。

・違和感(直感)に従った結果、後悔はしていないのだから良かったのか?
・私に恐れがあるので、いい感じになっているものをぶち壊してしまうのか?(違和感が浮上する)
・違和感など含め、付き合いながらお互いに信頼関係を構築して成長していくのがいいのか?
・自分の恋愛の価値観(嘘は嫌)などを大切にし、このまま貫いていけばいいのか?
・繰り返すということは私に何か問題があるのか? 
・なぜこういう男性を引き寄せているのか?

色々疑問でわからなくなってしまいました。
先生の見解、どうかご教授くださいませ。

因みに親子関係は、過干渉な母と無関心で怒りっぽい父でしたが、私はそんな2人に反抗してはよく怒られるという幼少期でした。
幼少期を癒し、自己肯定感が上がってから10年…両親との関係はとても良く、良い距離感だと感じています。

素敵な彼に出会い、幸せな結婚生活を送るのが夢です!
先生どうかよろしくお願いいたします。
(Yさん)

そうなんですよねー。繰り返し同じことが起こるってことは“何かある”と解釈した方がいいんですね。

で、その“何か”というのは自分にとっては当たり前になっていて気づかないことか、あるいは、自分でも見えてない自分の要素とかなので、自覚することが難しいものがほとんどでそこが厄介なところですね。

いくつか質問を書いてくださっているので先にそれにお答えしちゃいましょう。

>・違和感(直感)に従った結果、後悔はしていないのだから良かったのか?

後悔してないってことはとても重要なことなので、それで良かったんじゃね?と思います。
自分の違和感を大切にできたこともまた素晴らしいことなので、大いに自己肯定感につなげていただければと思うのです。

>・私に恐れがあるので、いい感じになっているものをぶち壊してしまうのか?(違和感が浮上する)

これも少なからずあるのかもしれません。
詳しくは後ほどお話ししましょう。

>・違和感など含め、付き合いながらお互いに信頼関係を構築して成長していくのがいいのか?

いいか悪いかってのはなくて、自分がどうしたいのか?というところが大事ですよね。
これは一般論ではなく個別論なのでルール化するのはちょっと違います。

違和感を覚えても「このまま関係を続けたい」と思う人であれば信頼関係を構築すべく関係を深めて行けばいいですし、その違和感から「やっぱこいつちゃうわ」と思ったのであればサクッと切ってしまうのも悪くありません。

ケースバイケースで対応するつもりで良いと思います。

>・自分の恋愛の価値観(嘘は嫌)などを大切にし、このまま貫いていけばいいのか?

これについても良いも悪いもなく、自分はどうしたいか?という点にあります。
その価値観を大切に守っていきたいと思うのであればそれで良いですし、その価値観を変えたいのであれば協力は惜しみません。

ということで、良いか悪いかを考えてしまったときは「好きにしなよ」ということになります。

>・繰り返すということは私に何か問題があるのか? 

自分に何か問題があるのでは?と解釈するのはとても良いことですが、それは「自分が悪い」ということとは違いますので、くれぐれも自己嫌悪に陥らぬようお願いしたいところです。

ただ冒頭でも申しましたように同じことが繰り返されるってことは「まだ見知らぬ自分がいる」という風に捉えたほうが良いことが多いものです。

要するに「まだまだあたしには成長の余地があるんじゃのぉ」と思っておくとよいのです。

>・なぜこういう男性を引き寄せているのか?

これについてはもう少し情報があると分かりやすいのですが、「自分がそういう男性を引き寄せている」という解釈はとても素晴らしいものですので、「なんでやねん?」と神様にツッコミを入れつつ、それこそ「直感」の声に耳を傾けても良いかもしれません。

ということで、「怖れってのは慎重さを生み出すので、時に石橋を叩き割っちまうことがあるんですよね」というお話をしていきたいと思います。

まずはこちらから。

>彼の言った言葉が気になる…例えば「前に言ってたことと違くない?あれは嘘?」とか。
>彼の行動が理解できない…例えば「好きな人に対してそういうことをする?好きって本当?」など。

そう、この辺についてはより具体的な情報を知りたいところでして、「それはだいぶ矛盾がありますねー。その男はウソつきですねえ」と思うこともあれば、「まあ、男ってそういうもんかもしれないですよ」という風に思うこともあるんですね。

2つ目も同様で、「そういうことする?」のそういうことがどういうことなのか?によって見解が分かれるところなのです。

これはYさんの男性関係の歴史を繙く必要もありまして、男兄弟はいるのか?男の人との付き合いはいかに?職場や友人関係での男子比率はどんなもん?などをお聞きしたいところです。

というのも男性心理というのは女子からすれば理解しがたい点が数多くありまして(その逆もまた真なり)、その辺をどれくらい感覚的に理解してるかで大きく解釈が異なってくるからです。

例えば、この辺の本や動画などは参考になると思います。

「愛されるのはどっち」(リベラル社)
「頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法」(リベラル社)
*動画配信/DVD:心理学講座「男女の違い講座~男と女はこんなにも違う!」

基本的に結果主義である自立男性ってのは、そこに至るプロセスを軽視することが多く、それゆえ、「結果も大事だけどプロセスも大事でしょ?」という女子からすると「それってウソじゃね?」と思われることをたくさんするものです。

要するにそこは価値観の違いと言ってもいいのですけれど。

また、思考的な男性は感情の機微にはとことん鈍感なので、女性性が強い女子にとってはガサツ、デリカシーがない、ぶっきらぼう、感情表現が分かりにくい、何を考えてるのか分からない、ほんまにあたしのこと好きなん?なんやねんその態度は!表に出ろや!などと感じざるを得ない言動を取るものです。

だから、「好きな人にそういうことするの?」という女子の疑問に関しては、それを詳細にお伺いした上で「ああ、だいぶ思考的な人だから、あなたの気持ちに上手に配慮することができてないのでしょう」などと分析することもあります。

女性によっては、男性に対する免疫が少ないために、いちいち男性の言動に「は?え?なんで?」と疑問符を持ってしまい、それが不信感につながることも少なくないってことです。

そうすると彼としてはそんな悪気もないし、愛情もあるし、あなたとうまくやっていきたいと思っているにもかかわらず、なぜか関係が途切れてしまう、ということになったりします。

だから、そうした男性心理の理解度や実際どんなことがあったのかについて事情聴取をしたいところでもあるわけです。

さて、そうした前提を踏まえて「怖れ」という話になるのですが、例えば、男性との接点があまりなく、怒りっぽい父に怯えて育ち、気が付けばアラフォーになっちまったぜ!という場合、怖れが強くなって慎重になりすぎるケースが実に多いものです。

怖れってのは悪い感情ではなく、自分を守るためには必須の感情です。

しかし、その怖れが強くなると慎重になり過ぎるだけでなく、完璧主義になったり、重箱の隅を突くようにネガティブな要素を見つけ出すことが上手になったりするんです。

例えば、アプリで知り合った男性に交際を申し込まれ、会ってみたら「お!けっこう当たりじゃね?これはいけんじゃね?」と前向きな気持ちになったとします。

話をしているうちに尊敬できる点も見つかり、また、彼も自分を気に行ってくれたようなので、「おぉ、いよいよあたしも結婚かー。くーっ!今まで頑張ったかいがあったねえ」などと昼下がりの蕎麦屋でニヤニヤしながら熱燗を煽っているわけです。

「くー、昼酒は効くねえ」などとご満悦だったところにふと怖れが過るのです。

そのときは過日の彼とのやり取りが脳内再生されているのですが、怖れが強い分、その脳内動画を慎重にかつ繊細にチェックしているわけですね。

あれ?言ってることが矛盾してね?
うーん、この発言、ちょっとカチンと来るなー。
あのときは気づかなかったけど、これってマウント取ってきてね?

ちなみにそこで脳内再生される映像は自分自身の主観によって編集を加えられたものであることには気づいておらず、あたかもそれが実際に起きたことのように感じている点も注視すべきです。

そして、ちょっと気になった点があると、そこから今度は過去の経験を元に「妄想タイム♪」がスタートします。

もしかしてあたしを騙そうとしてるんじゃないか?
あたしのこと、そんなに好きじゃないんじゃない?
もしかしたら他にも女がいて、あたしは遊び相手なのかもしれない?
こういう人とあたしは合わないんじゃない?
この人と一緒にいたらあたしは辛い思いをいっぱいしそう。

そして、その怖れから生まれる不安や疑いを払拭するために、より慎重に脳内動画を再生するのですが、そこではさらに編集が加えられていて時には原型をとどめていないことも珍しくないのですが、もちろん、そのことに自分では気づけません。

そこではより慎重に、より繊細に「完璧に安心できる人かどうか?完全に信頼をおいても良い相手なのか?」という検討がなされることとなり、当然ながらそこまで考えてしまうとたいがいの答えはNo!になりますから、「やっぱりこの人もダメだわ」という結論を導き出してしまいます。

もちろん、その過程では「彼に聞いてみる」という名目での“取調”が行われることも少なくないのですが、そもそも不信感を抱いた相手の答えなんざ信頼できるわけもありませんから、「やっぱりあかんわ!無理やわ!」という結論はより揺るがないものになります。

つまり、怖れが慎重さを生み、完璧主義を発動させ、より繊細に相手のことを見るようになるわけですから、ボロが出るのも無理はありません。

しかも!

男性心理によれば「男は過去のことを忘れる生き物」ですから、過去のことを聞けば聞くほど矛盾した答えが返ってくるのはごくごく当たり前のことなんです。

また、思考的な男性にとって感情に関する質問はよく分からないことも多いので、毎回違う答えが返ってきたとしても何ら不思議はありません。

そういうわけで、慎重さが極まって完璧主義になってる状態で、そんな言動を取られたら「こんな嘘つきとはやってられん!」となるのはお決まりのコースと言って良いのです。

Yさんが上記の話にどれくらい当てはまるかは分からないのですが、多少なりとも思い当たる節があるならば1年で3回同じことが繰り返されるのも無理ないことかもしれません。

これを「石橋を叩きすぎて割っちまう問題」などとも言うんです。

なので、カウンセリングの場ではその怖れを掘り下げていくことが王道になります。

〇彼とお付き合いする、さらに親密になることで何を怖れているのか?

支配される、奴隷になる、傷つけられる、もてあそばれる、本気になるのが怖い、うまくいかなくなったら絶望する、逃げられなくなる、みたいに様々な感情的理由が出てくるだろうと思われます。

じゃあ、なんでそんな思いを持つのか?というのが次の検討課題となりまして、「なんで支配されると思っちゃうんだろう?なぜ本気になるのがそんな怖いんだろう?」と質問は続いていきます。

また、性的な嫌悪感や抵抗が強かったり、女としての自信がなかったり、また、年齢に対する気後れ感、プライド、競争心などのがあったりしてもまた、彼と距離を縮めることへの怖れが強くなるものです。

つまり、相手の欠点を見つけちゃうことはまあ無理はないんだけど、それを看過できず、不信感に変えてしまっているのは他ならぬ自分自身ですので、なぜそうなっちまうんだろう?というところを見ていくわけです。

こうしたテーマはYさんの魅力や価値と表裏一体の問題でして、「感性が鋭いところは魅力であり、価値なんだけど、だからこそ、彼に完璧さを求めてしまうんだよね」とか「女性性が豊かな分だけ、彼の男性性をナイフのように感じてしまうんだね」とか「賢さが逆に考えすぎる癖を生んでるのかな」とか「自立してるのは良いことだけど、それゆえ自己完結しやすいんだよね」のような感じになります。

だからこそ、魅力や価値をちゃんと認めつつ、それを活かして行く道を探って行くことが大切になります。

ただ、怖れの正体を突き止めたり、同時に自己肯定感を上げて行ったりすることで、怖れが薄れて行き、その分だけ寛容さが生まれてくると、今までなら受け入れられなかった男性を受け入れることも可能になっていくんですね。

まあ、これをもう少し分かりやすい表現を使えば「アホになろうぜ!」ということになるのですが、アホになって頭のネジを何本かぶっ飛ばしてしまうと「ま、いいか。何とかなるわね」という気分になれるので、物事がけっこうスムーズに進みやすくなるんです。

ということで、この辺のテーマを携えてカウンセリングやセミナーを利用したり、とりあえず自分なりにそこを掘って見たりすることで新たな道筋が見つかると思いますので、自分の価値や魅力をちゃんと見つめながらそのプロセスを歩んでいただければと思う次第です。

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